ああ、中島信吾(2011.6.18記)
職員の中島信吾君が肺炎をこじらせて昨日亡くなった。まだ60才前の若さなのに・・・。
彼は普及、渉外、総務などを経験していて将棋連盟の生き字引とも言うべき職員でした。仕事が丁寧でした。
全国の多くの支部長や普及指導員の方々をはじめ、アマチュア間でも相当に顔を知られた人物でした。新聞記者、対局場のおかみ。みんなに好かれていました。
去年の4月1日付で関西事務局長に就任。関西本部の在り方をいろいろ考えてもらったりしていました。単身赴任。一年間の約束でしたが本人が望めばあと一年そのままとも約した。氣に入ったと見えてそのまま二年目の大阪になったものです。
私が最後に会ったのは久保王将の就位式の日。その日は関西の職員への会長訓話があり、これからの方向性を示したのです。
中島局長は風邪氣味にもかかわらず出社。根がまじめな男ですから、ホテル阪神のパーティの方でも働いていました。それが良くなかったんですね。この日は本人の体調を考えれば帰宅してもらわなければならなかった。
思えば36年前になります。私は20代後半から30代にかけて理事だったのです。当時まではA級在位の者がタイトル戦に出たり理事をやったりでした。理事を務めても将棋が弱くなったり成績が悪くなったりなどはしない筈です。
東京の会館がまだ木造だった頃の話です。今の建物にするために寄付金集めが理事の主たる仕事。当然職員が必要です。募集しました。その時の面接官が誰あろう米長理事。これが二人の最初の出会いであり、採用を決めたのも私です。
まさかこんなに急に逝くとは。ご冥福をお祈りします。
お通夜、告別式のお知らせ
通夜 :6月21日(火)18:30〜
告別式:6月22日(水)11:00〜12:30
東上セレモニーホール新座(048-483-7350)
喪主 中島純子様

女性(2011.6.25記)
トップページの写真は女性職員による昼食会でのプレゼントです。美人十名以上に囲まれて、米長会長の誕生日を祝ってもらいました。割り勘で私の分とケーキを出したようです。勤務中の昼食ですので、会長でも「ワイン一杯くらいどうか」とは言えません。でも本当に幸せなひとときでした。
将棋界というと男社会というイメージがあったようですが、米長会長になってからは一掃しました。職員も女性の方が積極的な人が多い感じがします。
棋士の方も女流が10名正会員になったうえに若手が続々と出てきています。私は立場上コメントしませんが、美人で氣立てもよく将棋も強い人が多いとか。
女流が余りにも人氣があって困るほどです。実際、米長体制になって女流棋士全体への謝金総額は、7年間で2.5倍になっています。実は一人当たりの額は男子プロに負けていないんですね。毎週忙しいどころか連日忙しい人もいる。あくまでもこれは日本将棋連盟の経理部から振り込まれた金額のみですから、むしろ女流棋士の方が経済的に恵まれているのかもしれません。男子プロの方も2.5倍になっているんですけどね。
将棋は弱いけど氣は強いなんて人は居ないようです。
将棋大会をやると、小中学生の女子が大活躍しています。もうすぐ全国大会の県代表に、オッさんや学生に交って女の子が出てきそうです。女性には年令、あるいは人間関係などとは全く離れて将棋の対局が出来るよう配慮するのも私の仕事です。
リコー杯女流王座戦がその典型でしょう。既存の女流も必死で頑張らないと「プロじゃないんじゃないの」なんて言われ兼ねないから大変ですね。

巻き物免状(2011.7.2記)
トップページの写真いかがですか。
これは渥美雅之さんを囲んでの清水市代、矢内理絵子両女流棋士とのもの。巻き物の免状を差し上げたのは初めてです。ズラリとタイトル保持者の名前入りです。実は原価だけでも10万円以上かかるんですね。
渥美さんは既に八段の免状をお持ちなのですが、この日は記念に差し上げたものです。
公益社団法人日本将棋連盟に高額の寄付を申し出られました。これを受け取るのは勿論会長の私ですが、同伴に美人二人です。人が良く、うなぎを送ってくださったり、寄付をしていただいたりと、こういう人はとても良い人ですね。
渥美雅之さんは今回、アマチュア代表として理事に就任していただきました。アマチュアの世界では異を唱える人は一人も居ません。普及活動には指導をしていただけて有り難いです。
巻き物免状と、震災復興免状があります。巻物は原価が原価ですから、高段でないとつり合わないものになりましょう。
これは木曜日の写真です。ファンと美人と楽しいひとときで、これも会長の役得でしょうか。
トイレ余話(2011.7.9記)
色紙プレゼント。トップページの写真を当選者に差し上げます。運が良くなる色紙。ウンがついている色紙ではありません。
将棋会館の3Fの男子トイレが故障した。排水の具合が悪く、小の方が3つ使えません。しかし大の方の洋式、和式の2つは大丈夫。
総務の職員が貼紙を出しました。3つの便器の中央のものにだけ「使用しないで下さい」とあります。この場合は、両脇は使っても良いと錯覚してしまう。そこで入口に細かく書いたものを貼っておいた。これだと分かりそうだが、米長会長はもっと分かり易く色紙を書いたのです。
トップページの写真がそれです。男子トイレの入口に貼りました。今年の最高傑作で、笑い転げて思わず漏らした人もいたとか。
これは直筆で落款が押してあります。一応、1万5000円なんですけどね。
あと一週間くらいで工事が完了して、この色紙は不要になります。この色紙を無料でプレゼントします。yonenaga.netのトップページは現在527万8000強です。530万ジャストのキリ番の人に差し上げます。キリ番の方は私宛にメール、FAX、TELなどでお知らせ下さい。

将棋連盟ホームページ(2011.7.16記)
ホームページは工夫を凝らしています。日本将棋連盟のホームページを見さえすれば、将棋界のことならなんでも分かります。
今回は新しい紹介です。
先ずは下記をクリックして戻ってきて下さい。
http://www.shogi.or.jp/ トップページの左側を上からご覧下さい。将棋スクール、女流棋士レッスンクラブと続き、3番目に「千駄ヶ谷を将棋のまちに」というのがあります。
これが今週の紹介するコーナーです。
これは棋士、女流、職員などによる自主的書き込みコーナーなんですね。まだ始まったばかりですので「プロジェクト実行委員会」のご挨拶のみですけどね。
7月のイベントとして盆踊り、第35回大山杯将棋大会などの紹介があり、それぞれ「詳細はこちら」をクリックすると内容が良く分かります。
ご挨拶とある左側に、「ブログ新着記事」、そして「米長邦雄の家」もリンクしてあります。
このコーナーは棋士が普及活動などで千駄ヶ谷にどう関わっているかの記事を載せるページです。まだ工事中とある。活動コーナーなどは記名入りの方が良いのではないかと思います。
「米長邦雄の家」は会長の私的コーナー。私的と言っても準公的でしょうね。公式見解の補足や裏話など、表ではかけないことまでも個人として書いてゆく。いわば本音サイトでしょうか。
おかげさまで、駅前の清掃をはじめ募金活動など、運営というか、理事会と一緒になってという棋士がずい分増えてきました。
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