放射性物質の農産物への影響調査について（第１４報）

　埼玉県は、国の協力を得て、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の農産物への影響調査を実施しました。５月２３日から２４日に現地ほ場等から野菜及び水産物等、５月２５日にクーラーステーション（注１）から原乳を採取し分析を行ったところ、全ての試料で暫定規制値を下回っていました。

　埼玉県では、放射性物質の農産物への影響を引き続き調査してまいります。

　（注１）　酪農家から集めた原乳を一時貯蔵するための施設。ここから原乳を乳業工場へ　　

　　　　　搬送する。　

　１　調査地域

　（１）野菜等

　　　　　さいたま市、所沢市、本庄市、狭山市、越谷市、八潮市、越生町

　（２）原乳

　　　　　川越クーラーステーション（さいたま市、行田市、所沢市、加須市、東松山市、

　　　　羽生市、入間市、幸手市、鶴ヶ島市、日高市、嵐山町、川島町、鳩山町及び松伏町

　　　　の原乳）

　　　　　埼玉中央クーラーステーション（深谷市の原乳）

　（３）水産物

　　　　　荒川（朝霞市・志木市）

　　　　　荒川（深谷市）

２　調査対象

　　　ホウレンソウ　　　　　　　　　３検体

　　　コマツナ　　　　　　　　　　　２検体

　　　ミズナ　　　　　　　　　　　　２検体

　　　ウメ　　　　　　　　　　　　　１検体

　　　原乳　　　　　　　　　　　　　２検体

  　　アユ　　　　　　　　　　　　　２検体

　　　合　計　　　　　　　　　　　１２検体

３　採取日

（１）野菜等　　平成２３年５月２４日

（２）原乳　　　平成２３年５月２５日

（３）水産物　　平成２３年５月２３日～２４日

４　結果判明日　　平成２３年５月２６日

５　調査結果

分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

※　根菜、芋類を除く

 分析機関：財団法人　日本食品分析センター多摩研究所

※さいたま市、行田市、所沢市、加須市、東松山市、羽生市、入間市、幸手市、鶴ヶ島市、

　日高市、嵐山町、川島町、鳩山町及び松伏町

　　　　　　　分析機関：横浜検疫所　輸入食品・検疫検査センター

※放射性ヨウ素は「魚介類」、放射性セシウムは「肉・卵・魚・その他」の区分を適用

＜問合せ先＞

（原乳については）

農林部　畜産安全課

畜産振興担当　丸山、窪田

直通　048-830-4194

内線  4194

E-mail: a4170@pref.saitama.lg.jp

（水産物については）

農林部　生産振興課

内水面漁場管理委員会・水産担当　鈴木、長谷川

直通　048-830-4151

内線  4151

E-mail: a4130@pref.saitama.lg.jp