「さよなら島根原発ネットワーク」にご参加ください
3月11日の東日本大震災によって、福島第一原発は、1号炉から3号炉までが最悪事態の炉心溶融(メルトダウン)を引き起こしました。 水素爆発による建屋の破壊等によって、高濃度の放射性物質が、海水、大気、土壌に放出され、環境を汚染するという未曾有の大事故となりました。漏れ出した放射性物質の量を考えれば、地域住民や原発の事故処理に当たる人々、特に大きな影響を被る子どもたちの命や健康が刻一刻と脅かされている事態であると推察されます。それどころか、これから生まれてくる大切な子どもたちの健康と生命さえも脅かされているのではと、懸念しています。私たちは、地震国日本に、ここまで原発を作らせてしまったことを深く後悔しています。 現在、島根原発は、2号機を除いて1号機と3号機が、このたびの福島原発事故を受けてそれぞれ運転再開や試運転開始時期が未定の状態となっています。 しかし、島根原発の近くには活断層があり、いつ大地震が起きるか分かりません。また、1号機は福島第一1号機と同じくマーク1型の炉であり、欠陥炉と指摘されているものです。このような状態の中で島根原発の運転が再開されれば、原発震災が発生しかねないと、危惧しています。 島根原発周辺には多くの住民が暮らしていますが、福島のような事態になれば、20万人から40万人の人々が迫り来る放射能に脅え、ふるさとを離れなければならなくなります。私たちは、そのような事態を避けるため、一刻も早く島根原発の廃炉を求めたいと思います。また、省エネや山陰の自然を活用したエネルギー対策が進むことを望みます。 このたび、その『原発のない安全なくらし』を、たくさんの皆様と力をあわせて実現させたいと、標記の様な「さよなら島根原発ネットワーク」を結成することとなりました。どうか、多くのグループや島根・鳥取両県民の皆様にご参加いただきますようお願いします。 2011年6月18日
島根県知事宛の署名を募っています。
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さよなら島根原発ネットワーク準備会 共同代表: 杉谷 肇(平和フオーラムしまね) 田中 初恵(農業:雲南市) 土光 均(鳥取県西部原発反対の会) 水野 彰子(弁護士) 事務局: 芦原康江(090-1336-0629) 高山幸子(0852-24-9318) 阪本清(090-3372-5685) 平和フオーラムしまね 山下貴子