シャープ 液晶で台湾と合弁へ
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シャープ 液晶で台湾と合弁へ

7月16日 18時9分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大手電機メーカーの「シャープ」は、業績が悪化していた液晶パネルの事業を立て直すため、台湾の大手電子機器メーカーと合弁会社を作り、部材の調達などで協力することになりました。

「シャープ」が合弁会社を設立することで合意したのは、台湾の大手電子機器メーカー「鴻海精密工業」で、今月2日に契約を結びました。合弁会社は早ければ年内にも設立される見通しで、液晶パネルの製造に使うガラス基板やカラーフィルターなどの部材を共同で調達します。また「シャープ」は、「鴻海」から中型のパネルを調達する一方で、大阪の堺工場で生産する60インチ以上の大型パネルを「鴻海」に供給します。シャープは海外メーカーとの競争で液晶パネルの事業の業績が悪化していましたが、電子機器の委託生産で世界最大手の「鴻海」と提携することによって、コストの削減を図りたいとしています。