2010年07月30日

六本木ヒルズにて

/朝十時の映画祭/ザ・キッチン・サルバトール・クオモ@六本木/

 今日も映画鑑賞、昨日のライブがメインイベントとしたら今日の映画がサブイベント、とっても楽しみにしていました。
 六本木ヒルズは平日の朝であってもそれなりの人がいて、土日が出勤で平日が休みの人が何と多いことか。
 多いと言っても休日のように歩けないほどではないのでスッ、スッと映画館に到着。

 朝十時の映画祭、六本木ヒルズの今週の上映はアマデウス、初回上映は1985年とのことで自分の入社年度じゃないか。
 そんなに頻繁に映画を観る人ではないけれども、この映画は当時観たことがありました。
 場所は新宿だったけど初めて二階席のある映画館で、もう映画と言うより観劇かと思うほどでした。
 まだまだ経験値が足りなかった私は「すっごく長い映画」だったことしか覚えていなくて、機会があればもう一度観たかった映画の一つです。
 会場は八割程度の混み具合でしたが、この映画祭は土曜日に始まって金曜日に終わるので今日は最後の日、最後の日でもこれほど混んでいるのだな。
 出だしも見所もラストも殆ど覚えていなかったので、初めて観る気持ちでしっかりと楽しめました。
 CGもスタントも殆ど使われていない映画、私達古い人間にとって映画とはこういう映画なんだよな。
 人間が演じるからこそ計算外の動きがあったり、監督や演出が思いつかないようなシーンがあったり、だからこそ現実味があって引き込まれてしまう。

 スクリーンの先ではなく目の前で行われている様に感じてしまう、スタッフロールが流れ出して初めて「あっ映画だったんだ」と現実に引き戻されました。
 ハッと思ったら三時間が過ぎていました、最近こういう映画に出会っていなかったな。
 結局のところ、CGって人間の演技を超えていないんだ、まだ超えられないんだ。

 一時を過ぎたところでザ・キッチン・サルバトール・クオモ@六本木でランチ。
 六本木ヒルズには何軒レストランがあるか知らないけれども、この店にしか行ったことがありません。
 そもそも六本木ヒルズに用がないし、このイタリアンがA級グルメかB級グルメか知らないけど、ちょっと贅沢、ちょっとお喋り、にちょうどいいと思っています。
 初めて訪れた時から殆ど変わっていない導線と店内、「変わらないでいるためには変わる必要がある」という春木屋理論からすれば、殆ど変わらないために目に見えない変化というか努力をされていることでしょう。

 サービスに案内されて一段高いビッフェ近くのテーブル席へ、サッとお冷やが出てこないのがいいですね。
 ランチはビュッフェのみ、ビュッフェと一品とドルチェ、完全にコースの三種類で、いつも「ビュッフェと一品とドルチェ」のコース二千九百四十円です。
 ビッフェの中にドリアやパスタが含まれているのでちゃんとお腹いっぱいになりますが、それでも専用に作ってもらって出来たてを食べた方が美味しいわけで。
 先ずはビュッフェで思い思いの料理を取るわけですが、野菜ベースの料理が多くてたくさん食べてしまいます。

 大抵はブロッコリーがあって、ニンジンとかキャベツの調理モノを取って、今日はトマトを多く食べました。
 ドレッシングも何種類かあるけど、味比べできるほどは使えません。
 ちょうど食べ終わったところでピッツァ、サルバトールに来たら絶対に食べるピッツァ、二人でシェアしたいのですがと伝えると半分ずつに分けて用意してくれます。
 皮が柔らかくてモチモチしているのが旨いんだよな、なんだかんだで色々なサルバトールの支店で食べているよな。

 続けてボロネーゼのショートパスタ、ピッツァ以上に食べないパスタなので、食べる時はいっつも美味しい、他のパスタと味の比較は出来ません。
 こちらもシェアしたいと伝えて取り分けてもらいました、一つ一つをフォークで食べながらのお喋りのなんと楽しいことか。

 飲み物がお冷やだと寂しいので何か頼もうかと。
 せっかくだからワインかカクテルから飲もうかと、ミモザを。
 本当はシャンパーニュを飲みたかったのですが、一杯千五百円だったので「オレンジ・ジュース入りのシャンパン」で妥協しました。
 口当たりが良かったし、とっても美味しかったです。

 コースに入っているドルチェ、パスタ以上に口にしないドルチェはさらに味が分からないけど、いつ食べても美味しいです。
 お客さんは初めっからまばらだったけど最後までまばらで途切れることはありませんでした。

 コーヒーを飲んでクールダウンして、ご馳走様でした。
 以前なら「せっかくの上京」なので一時間単位で遊びを詰め込んでいましたが、最近はのんびりとすることが多いですね。

 その後、東京駅の大丸で頼まれたお土産を買って新幹線の改札まで見送りしました。
 まだまだ明るい時間だったのでどこかでラーメンでも食べるかとも思いましたが、なんとなくそのまま帰宅、帰りの電車はずっと熟睡していました。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記
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六本木でイタリアンを楽しむ
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