2011年 7月 15日 |
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高松上海便が正式就航
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中国の格安航空会社春秋航空の高松・上海便が15日、正式に就航しました。高松空港は初便で上海に向かう旅行客などで朝から賑わいました。また、到着ロビーでは約180人の中国人観光客などに県から歓迎のうちわやうどんが贈られました。春秋航空の高松上海便は3月就航の予定でしたが震災の影響で延期されていたもので最も安い運賃を片道3000円に設定。定期チャーター便として毎週火曜と金曜に運航します。高松市のホテルでは宿泊した中国人客に商店街で使える500円分の商品券の配布を決めるなど上海便で訪れる観光客を呼び込もうと新たな取り組みを始めました。上海便の就航を観光や地域経済の活性化にどうつなげていくのか、通過点にならないための工夫が求められます。
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岡山県が福島産牛の全頭調査へ
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福島県南相馬市の農家が出荷した牛から暫定規制値を超える放射性物質が検出された問題などを受け岡山県は検査体制を強化し、県独自で福島県産の牛すべてを検査することになりました。これは石井知事が15日の定例会見で明らかにしたものです。それによりますと東日本大震災が発生した3月11日以降福島県内で飼育された牛が県内に搬入された場合、すべての牛について県独自に放射性物質の検査を実施し検査体制の強化を図ります。また、高濃度の放射性物資が検出されたワラを与えた福島県浅川町の牛42頭が東京など4都県に出荷されていたことが新たに分かりましたが、岡山県にはこれまでのところ流通は確認されていないということです。
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睡眠薬混入で事故を起こさせた女 初公判
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今年5月、浅口市で2人が死傷した事故で、車を運転していた男性に睡眠薬を飲ませたとして傷害と重過失致死傷の罪に問われている女の初公判が岡山地裁倉敷支部で開かれました。この裁判は住所不定の無職石原芳子被告(59)が今年5月、交際していた70歳の男性に睡眠薬入りのジュースを飲ませて車を運転させた上、浅口市金光町の国道で2人が死傷する事故を起こさせたとして傷害と重過失致死傷の罪に問われているものです。15日の初公判で石原被告は、男性に睡眠薬を飲ませ昏睡状態にさせたとする傷害の罪について「間違いありません」と起訴内容を認めました。重過失致死傷の罪については次回の公判で罪状認否が行われます。また冒頭陳述で検察側は、知人に自分が使うためと嘘をついて睡眠薬を入手したことなどを明らかにし、犯行が計画的だったと主張しました。
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早島町長が辞職願い提出
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岡山県から早島町への譲渡が決まっている宿泊研修施設岡山テルサを巡る問題で、佐藤友彦町長が辞職願いを提出しました。佐藤町長は15日、福田健町議会議長に辞職願いを提出しました。この問題は岡山テルサの受け入れについて住民グループが町の財政負担が大きいなどとして白紙撤回を求めているものです。住民グループは町長のリコールを求める署名活動を行いリコールの住民投票に必要な有権者の3分の1以上の署名を集めていました。辞職願は議会の同意を経て選挙管理委員会に通知され、早ければ来月28日にも町長選挙が行われます。
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