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3頭分、県内流通

2011年07月17日

●えさ汚染の牛 一部販売済み

 福島県浅川町から放射性セシウムに汚染された稲わらをエサにした肉用牛が出荷されていた問題で、出荷された42頭のうち3頭分の550・2キロが県内で流通していたことが分かった。128・2キロはすでに店頭で販売済みという。

 県衛生指導課によると、3頭のうち2頭が5月9日と同25日に東京都内、1頭が4月20日に横浜市内のと畜場で処理された。都内の食肉卸業者などを経て、松戸市の同卸業者に489キロ、八千代市内のスーパーに29・1キロ、袖ケ浦市と君津市の同系列スーパーに計32・1キロが流通していた。

 八千代市のスーパーでは6月15日以降、袖ケ浦市と君津市のスーパーでは5月3日以降にすべて販売済み。松戸市の卸売業者分は67キロが併設の小売店で5月13日以降に販売済みで、残りについては千葉県外の3都県の5自治体にある業者に転売されていた。

 肉にどの程度の放射性セシウムが含まれているかは不明という。同課は「販売されてからかなり時間がたっていて、すべて消費されたと考えている」としている。
 3頭の個体識別番号は以下の通り。

 (1)12439―30437(2)12486―42953(3)05040―05327

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