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【大リーグ】

松井、待望のHはダメ押し打!! 24打席ぶりの中前タイムリー

2011年7月17日 紙面から

◇アスレチックス5−3エンゼルス オークランドコロシアム

エンゼルス戦の8回、中前に適時打を放つアスレチックス・松井=オークランドコロシアムで(共同)

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 【オークランド穐村賢】逆襲のノロシを挙げる後半戦スタートだ!! アスレチックス・松井秀喜外野手(37)は15日(日本時間16日)、エンゼルス戦の第4打席に貴重なダメ押しの中前適時打。仕切り直しの後半戦初試合で、連続打席無安打を23で止めた。一方、マリナーズのイチロー外野手(37)はレンジャーズ戦で今季3度目の3試合連続無安打。なお、この日は全米各地で今季初となる日本人選手8人が出場した。

 これ以上、ぶざまな姿は見せられない。先発ハレンに3打席無安打と封じ込まれた松井に、絶好の名誉挽回のチャンスが訪れた。1点リードの8回1死二塁の場面だ。二塁走者ウィリンハムが三番手右腕コーンの暴投で三進。その直後、真ん中高めにきた94マイル(約151キロ)の直球を詰まりながらも執念で中前に運んでいく。

 「若干詰まっていたが、いいところにライナーで飛んでくれた」。試合を決めるダメ押しタイムリーが出るまで、メジャー自己ワーストの23打席無安打。「そんなに長い感じはしなかったけど、言われると長い」と24打席ぶりの快音に安堵(あんど)感を漂わせた。4番松井で後半戦白星発進のメルビン監督代行も「リードを広げる貴重なタイムリーを打ってくれた。明日も同じ打順で臨む」とご満悦の様子だ。

 長いトンネルから抜け出した松井は、口の方も滑らかそのもの。目前で実現しなかった高橋との対戦に「逃げましたよね、アイツ。怖かったんでしょう。もし当たったらしっかり打ちますよ」と高らかに“後輩打ち”を宣言だ。

 また16日はエ軍とのWヘッダーが組まれており、両試合に出場なら実にヤンキース時代の07年7月21日以来となる4年ぶりの1日2試合出場。指揮官は「1試合目が終わったあとに話し合って起用を考える。守備に就く可能性もある」と起用には前向きで、本拠地の日米通算500号達成に向け格好のアシストとなるのは間違いない。

 

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