東京中日スポーツ 55周年企画
55周年イヤーの記念事業や紙面企画をご紹介します
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】助さんが2戦連発 タカに0.5差2011年7月17日 紙面から ◇日本ハム3−2西武日本ハムの“助さん”が大暴れだ。新外国人スケールズが2試合連続のアーチを掛けた。1点を追う3回、石井一から左越えに3号同点ソロ。故障の田中の代役二塁手として、カブスから緊急加入した32歳が逆転勝ちを呼び込んだ。 連日の本塁打に、誇らしげだ。「自分は中距離打者だけど、強くボールをたたけば、1発を打つ力はあるよ」。7月上旬にチームに加わると、15日にも満塁弾を放つなど5試合で3発。好スタートを切った助っ人に、チーム内では早くも、水戸黄門に登場する「助さん」のニックネームが付いた。本人も動画投稿サイトで水戸黄門のドラマをチェック。「将軍さまのボディーガード」と説明を受けて、納得の表情を浮かべていたとか。年俸1800万円と格安ながら、そのバットは印籠(いんろう)並みの勝負強さを発揮している。 新助っ人の活躍でチームは今季最多の貯金21。「自分のキャリアの中でいろんなリーグでプレーしたけど、どこのリーグでもやっていけるという自信は持っている」とスケールズ。本家の水戸黄門は、現在放送中のシリーズで42年の歴史に幕を下ろす。だが、北の大地の“助さん伝説”は始まったばかり。チームを優勝に導くまで続く。 (臼杵秀之) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|