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近畿日本鉄道は1日、2013年春に運行を始める新型観光特急の概要を発表した。大阪・名古屋と伊勢志摩を結ぶ。ゆったりとした座席や車内限定の弁当などがウリだ。
伊勢神宮(三重県伊勢市)で、20年ごとに社殿を造り替える式年遷宮に合わせて導入する。
6両編成で一部2階建て。定員は147人と従来の特急の半分強に減らした。座席の前後間隔は約20センチ広い125センチで、東海道新幹線のグリーン車よりも余裕を持たせた。和、洋風の個室やカフェテリア、予約制の限定弁当やスイーツも。特急料金に上乗せされる追加料金は千円程度となる予定。