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2011年7月17日0時45分

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北九州市内で10万戸停電 エレベーター閉じ込めも

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写真:照明が落ちた大型複合施設「リバーウォーク北九州」(右)から歩道に避難してきた人たち=16日午後9時58分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影拡大照明が落ちた大型複合施設「リバーウォーク北九州」(右)から歩道に避難してきた人たち=16日午後9時58分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影

 16日午後9時35分ごろ、北九州市で広域停電が発生した。九州電力などによると、停電したのは小倉北区、戸畑区、八幡東区の計約10万戸。エレベーターに人が一時閉じ込められたほか「信号機が消えた」との110番通報も複数あった。15分程度で復旧し始め、けが人はない。17日午前0時すぎに全て復旧した。

 同市が九電から得た情報では、到津変電所(小倉北区)と槻田開閉所(八幡東区)の間の送電線にトラブルがあったとみられるという。九電のホームページによると、16日の電力供給量には十分な余裕があった。

 小倉北区の大型複合施設「リバーウォーク北九州」では、28台のエレベーターと55台のエスカレーターが全て停止。このうちエレベーター1基は上昇中に5階付近で止まり、中にいた12人が一時閉じ込められた。館内の映画館は停電で上映を打ち切って閉館。場内放送が使えないため、従業員が手分けして観客に落ち着くよう呼びかけたという。停電発生時は夏祭り「小倉祇園太鼓」の真っ最中。会場に近いリバーウォークに、停電を知らずに入って来て戸惑う人もいた。

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