つくば公務員宿舎
への
集団移住について
議論
            

双葉主婦の会からの提案
双葉町主婦の会として、つくば市の公務員宿舎への移住について、町民の皆さんに、次のような提案をしています。


■つくば公務員宿舎への移住条件としての確認事項
@住民票は原則として双葉町に置く。
A自治法に基づき、双葉町役場出張所を設置する。
B国から住宅費補助が受けられる。
C光熱費を含む生活費は個人負担。
C住民票を写さなくても、「原発特例法」により
 ・要介護認定のサービスが受けられる。
 ・区域外就学が可能。
D住民票を移しても、、「原発特例法」により
 ・双葉町の行政にかかわれる
E生活困窮者は生活保護費が受給できる。
 注:以上について、さらに確認し、都度最新情報を発信していきます。

■つくば公務員宿舎に移住した際の3大課題
@つくば市民生活への同化
A小中高生への双葉つくば学校(塾)による教育支援
B就業希望者の仕事の確保支援

つくば公務員宿舎への移住のための手続き
@双葉町、福島県、茨城県、財務省の間で、希望住民のための移住手続きにつ
  いては合意済みで、受け入れ体制ができています。
A双葉町主婦の会は、希望者の調査訪問、入居手続きを支援します。
  7月5日、つくば公務員宿舎訪問調査時、入居手続きを直接確認します。

       

双葉町民の皆さんへ
つくば市の公務員宿舎への移住案について、次のような内容の厳しい意見が寄せられています。双葉町の町民として真摯に受け止め、積極的に議論していきましょう。                            (双葉主婦の会事務局)

■つくば市に住民票を移すのが筋
つくば市に市民税を納めず、つくば市の各種住民サービスを受けようって、なんかおかしくありませんか? つくば市の住民サービスを受けるならつくば市に住民票を移すのが筋じゃありませんか? 筋を通すなら別に拒みはしませんよ。

■つくば市への集団移住の条件(市民からの要求)
@住民票はつくば市に移すこと。
Aつくば市民として地域に奉仕すること。
B働ける世代は就職して自立すること。
C元町民ばかりで固まらず分散すること(1地区100人まで)
D既存のコミュニティのルールに従うこと。
E受け入れてもらっているという感謝の心を持つこと。
F前科者は立ち入らないこと。

双葉町の自立について、加須の市民の立場から
自立を目指していくことはすばらしいと思います。
ただ、震災だけでなく、財政破綻等によって市町村合併を余儀なくされている自治体は全国にたくさんあります。本当に自立を目指すのであれば、「双葉町」という町民にとってのブランドから抜け出す必要がありませんか?また、それほど「双葉町」にこだわる理由が別にあるのでしょうか?
多くの要求や補償を求めるのではなく、地道に生活していく中で「実はお隣さんが双葉町の方だった」とわかれば、その地域の方々も応援してくれると思います。

■役場に頼りきった生活をしている
「絆と自立重視の新生双葉衛星町づくり」を掲げるのなら、なぜ震災から3ヶ月もたっているのに加須の避難所に1000人近くがいて、役場に頼りきった生活をしているのでしょう?
役場の危機管理・対応能力がまるでないうえ、あなた方を甘やかせすぎたのも大きな原因ですが、あなた方も頼りすぎてます。あなたたちは自由にどこにでも出て行けるし、好きなものが食べたければ何でも手に入る。体調が悪ければ、24時間、いつでも近隣の病院が対応してくれる。いつまでも避難所にとどまり、食事と支援物資で食いつなごうとしているし、何をするのも役場にやらせようとしている。
子どものいる家庭ならなおさらです。早く自立した姿を見せてあげなさい。

■集団移住は「自立」することにならない
つくば市民として被災者を受け入れ、ともに頑張っていこうという気持ちは持っていますし、協力したいと思っています。でもその気持ちを利用して、「集団で」移住し、市民ととけ込まない、このような人たちが来られると、非常に迷惑です。
集団で町内にやってくると、きっと群れてギャーギャー権利を主張するばかりで、地元には何のメリットもない一角ができることでしょう。集団移住をすること自体が「自立」することにならないのです。他県、他町村の被災者の人のように1世帯ずつ判断して来られ、地元民と被災者が協力できる街が作れたら、暖かく迎え入れられると思います。

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