NHK宮城県のニュース　仙台放送局

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仙台に新たに２頭出荷

福島県で新たに郡山市などの５戸の肉牛農家でも、放射性セシウムが含まれた稲わらを肉牛に与えていたことがわかりました。
５戸の農家からは８４頭の肉牛が出荷されこのうち喜多方市の農家から２頭が仙台市に出荷されており仙台市が流通経路の確認を急いでいます。
新たに放射性セシウムが含まれた稲わらを肉牛に与えていたことがわかったのは、郡山市と喜多方市、それに相馬市のあわせて５戸の肉牛農家です。
福島県によりますと、これらの農家で肉牛に与えていたえさの稲わらからは最大で国の目安のおよそ３７９倍にあたる放射性セシウムが検出されました。
仙台市によりますとこのうち喜多方市の肉牛農家から２頭が仙台市宮城野区の仙台市中央卸売市場にある解体処理を行う「仙台市ミートプラント」に５月２５日と６月２０日に入荷しその後、解体処理されたということです。
このため仙台市食肉衛生検査所が２頭の流通経路の特定を急いでいます。
また、仙台市によりますと、福島県浅川町から仙台市に出荷され、流通先が不明だった８頭の肉牛について、このうちの１頭は兵庫県西宮市ですべての肉が保管されていることが確認されました。
一方、残る７頭のうち１頭は宮城県などの８つの業者に販売されたことがわかりましたがその量や最終的な流通先はまだ調査中だということです。
また、ほかの６頭は東京、大阪、横浜、兵庫県西宮市の業者に販売されたことがわかりましたが、最終的な流通先はまだ分からないということです。

07月16日　19時10分

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