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農水省 餌の管理徹底を通知

7月11日 19時38分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

福島県南相馬市から出荷された肉牛から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出されたことを受けて、農林水産省は、東北・関東の各都県に対し、餌の管理を改めて徹底するよう求める通知を出しました。

農林水産省は、原発事故を受けて牧草から国の暫定基準値を超える放射性物質の検出が続いている地域については、事故の前に刈り取り、屋内で保管されていたものを使用することなどを農家に求めています。このため、今回の問題を受けて農林水産省は、これまでのルールに沿って牧草などの餌の管理を改めて徹底するよう東北・関東の各都県の担当者に文書で通知しました。また、今回は一部の牛肉がすでに出荷されていることから、農林水産省は流通業者に牛を識別する番号を周知するなどして追跡調査を依頼しています。