1969年から42年にわたって放送され、日本最長寿の時代劇でもあるTBS系「水戸黄門」(月曜・後8時)が、現在放送中の第43部をもって終了することが15日、同局から発表された。
第1部から第8部までの9年間、格さんを演じた俳優・横内正(70)はこの日、都内で古希のパーティーを開催。そこで「水戸黄門」への思いを語った。
「水戸黄門」が初めての本格的な時代劇出演だったそうで「撮影初日が今日みたいな炎天下で『これからどうなるのか』と思ったのをよく覚えてます」。格さんといえば印籠を出す役目を担っているが、これは助さん役の杉良太郎(66)よりも声が大きかったから、だという。
「最初は毎回、印籠を出していたわけではなくて、今のスタイルが定着したのは始まって3年くらい。印籠を出さないと視聴者からクレームがくるようになってね。ファンの声で定番を作っていったドラマでした」。自身は格さんのイメージが定着し過ぎることを恐れ、6年目頃から降板を申し出ていたという。
当時はスポンサーから「視聴率は関係なく、ホームドラマみたいな時代劇を作ろう」という要請があったそうだ。「それまでの時代劇にはなかった明るさにこだわった。血のりとかは絶対に使わなかった」。42年での幕引きについては「ゆったりしたテンポでカタルシスを得られる世代が少なくなったんでしょうね。時代の流れですかね」と、しみじみ語った。
[2011/7/16-06:03 スポーツ報知]