April 28, 2011

米国、パイロット・ナミキ、最新価格表(2011年4月1日現在)

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プライスリスト(アメリカ、ナミキ・ホームページより)


ペントレ出品に当たって、いろいろと調べ物をしていると見つけたのが、アメリカ・パイロットの定価表。本年度4月一日現在の、定価とともに、現在パイロット・アメリカがナミキ・ブランドで販売している製品のリストが一覧できる。僕は日本におけるナミキの漆系列の万年筆については詳しくわからないが、ホームページを見る限り、大部分が日本から輸出されているものと想像する。

ただ、僕のわかる範囲では、キャップレス=ヴァニッシングポイントの、価格設定が気になった。日本で特別生産品とされたキャップレス螺鈿、日本での定価が50000円。アメリカでは380ドル。2004年に発売されたときの為替レートが1ドル=110円前後。それにしても安く出されているのは、為替の変動で定価を下げたのか、そもそも日本よりも割安に、価格設定されたものかはわからない。ヨーロッパでは、500ユーロ以上を付けて販売されている店もある。

また、キャップレス絣も、カーボネスクとして黒と青が残っているが、アメリカでは他のキャップレスと同じ値段設定。日本は確か5000円ほど高かったと記憶している。当然販売店のなかには、これから割引して販売するところもある。ヴァニッシング・ポイント=キャップレスを買うのであれば、アメリカはお買い得ということなのであろうか。ただ、日本ではロジウムコーとされたニブでも、アメリカは金色のニブがついているものもあり、注意が必要だ。

キャプレスで気になったのは、アクセサリーとして、中のインサート(VP Nib/Neck w/Twist Converter)が、現在でも販売されていることだ。70ドルで販売されている。以前、アメリカのオンラインショップで、スチールニブのものも安価で販売されていた記憶がある。但し、アメリカのオンラインショップを見る限り、金色ニブのみのようだ。

驚いたのは、日本で主流をなす、カスタムシリーズは、74,823のみ。それもスタンダードモデルではない。ニブのセレクションも限定されている。74の多様なニブや、845などが販売されると、人気が出るのではないかと思うのだが。

最後に、日本で購入できて良かったと思うのが、インクだ。色雫シリーズは、日本でのほぼ倍の価格。また、僕が常用しているブルーブラックのボトルインクは販売されていない。何故か僕には良くわからないが、輸出できない理由(中に配合している化学物質の問題?)、あるいはアメリカでは人気のある色ではないのだろうか。日本で生産されたインクは、カートリッジ型でない限り、送料が高くそれが値段に上乗せされていると想像する。とにかく、パイロットのブルーブラックを入れた万年筆を携帯して渡米する際は、気をつけなければならない。

これを価格表を通して、アメリカでパイロット・ナミキ製品の一覧を知ることが出来たとともに、アメリカ万年筆の市場を垣間見ることが出来た。


bromfield at 00:00│Comments(2)この記事をクリップ!パイロット 

この記事へのコメント

2. Posted by Bromfield   April 28, 2011 23:03
むしむし会 さま

国策による外貨獲得時代の名残でしょうか。海外受けする輸出用のもののようです。東京のWAGNERでは、逆輸入ものを見かけることがあります。何故かシルバーンBニブ付きは、アメリカにしかありませんので、それが欲しくて購入された方もおられるようです。
1. Posted by むしむし会   April 28, 2011 19:39
米国ナミキで気になるのはスターリング・コレクション。写真で見ると、龍や鷹が彫られたシルバーンのようなペンです。これってなぜ日本にないのでしょうか。逆輸入物でも見たことないし・・・。

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