今月7日、福岡市西区で解体工事をしていた観覧車の支柱と作業用の大型クレーンが倒れた事故で警察は、事故原因を調べるためけさから現場の実況見分を行っています。

福岡市西区小戸の事故現場では、きょう午前9時から、警察が実況見分を行っている他、労働基準監督署も独自の調査を実施しています。

この事故は、今月7日、解体工事をしていた観覧車の支柱5本と大型クレーン2基が突然、倒れたもので、作業員の男性一人が足にけがをしました。

当時は、観覧車の支柱を取り外す作業が行われていて、先に支柱が倒れ、それに引っ張られる形でクレーンが転倒したと見られています。

事故現場は残骸が崩れるなど二次被害の恐れがあったため、警察は、安全確認を終えた上できょうから実況見分をするなど、事故原因の本格的な捜査を始めました。