福島産シイタケが基準値超え

2011年7月16日 09時11分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(7分前に更新)

 福島県は15日、同県伊達市と本宮市の農家2戸のビニールハウスで栽培された原木シイタケから、それぞれ暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える1770ベクレル、560ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

 伊達市からは7日から12日にかけ、福島市内のスーパーなどに28キロが、本宮市からは2日から15日かけ、東京・大田市場に129キロがそれぞれ出荷されている。

 県は伊達、本宮両市の全域を対象に、施設栽培の原木シイタケの出荷自粛を要請。農家2戸に対して、出荷したシイタケの回収を求めた。最近の暑さで、温度調整のためにハウスを開放することもあったという。

 伊達市では6月30日、局所的に放射線量が高いホットスポットが特定避難勧奨地点に指定されたため、今回初めて施設栽培のシイタケを調査した。(共同通信)

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