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【プロ野球】中田が口火 日本ハム10点大勝2011年7月16日 紙面から
◇日本ハム10−2西武背番号6が打てば、勝つ。若き4番がチームを貯金20に押し上げた。日本ハムの中田は3回1死一、二塁から左前に先制適時打。今季2度目の2桁得点をマークした打線の口火を切った。 7月3日の西武戦(西武ドーム)の6回に放って以来9戦38打席ぶりの適時打。それでも「打点はうれしいけど気にしていない。一年間通して試合に出て、最終的に日本一になった時にその輪にいることが夢だし、目標。自分の打点は二の次」と語った。 試合前には大阪桐蔭高の6年先輩にあたる西武・中村とバッティング談議に花を咲かせた。両リーグ断トツの25本塁打を放っているスラッガーからは「アイツ全然分かってへん」とちゃかされてしまったが、先輩の前でしっかり実力を見せつけた。打点49は中村に続くリーグ2位タイ。着実にパを代表する打者に近づいている。 ダルビッシュが投の大黒柱なら、中田は打線の顔と言って良い。チームリーダーの稲葉も「今のチームは翔がポイントになっている。翔が打つことでつながりが出る」と認める。4回には陽の2点適時打、新外国人・スケールズの満塁本塁打などで一挙8点。他の打者も中田に続くように猛打をさく裂させた。 “勝利打点”の11は両リーグトップ。チーム43勝のうち、4分の1近くを荒稼ぎする中田のバットが、“V打量産機”と化した。 (臼杵秀之) PR情報
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