児童が目に痛み 毒性植物原因か
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児童が目に痛み 毒性植物原因か

7月15日 16時0分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

15日昼すぎ、兵庫県宝塚市の小学校で花壇の手入れをしていた児童7人が相次いで目の痛みを訴え、学校では、花壇に植えられていた毒性のある植物「イソトマ」が原因とみて詳しく調べています。

15日午後0時半ごろ、宝塚市の中山五月台小学校から「児童が目の痛みを訴えている」という通報が消防に寄せられました。消防によりますと、学校の花壇の手入れをしていた児童34人のうち、いずれも3年生の男の子1人と女の子6人の合わせて7人が目の痛みを訴え、病院で手当てを受けました。学校によりますと、いずれも症状は軽いということです。目の痛みを訴えた児童は、毒性のあるキキョウ科の植物、イソトマを触っていたということで、学校では茎などから出た汁が目に入ったものとみて詳しい状況を調べています。京都府立植物園によりますと、イソトマは、春から初夏にかけて直径2センチから3センチほどの青や白の花を咲かせ、園芸用として人気がありますが、葉や茎から出る汁に毒性があり、触れると肌がかぶれることなどがあるということです。学校では「毒性があるとは知らなかった」と話しています。宝塚市教育委員会は、イソトマを植えている市内の小学校に対し、児童を近づけないよう指示したということです。