蓮舫首相補佐官がTwitterで告知した、「振り込め詐欺被害者からの申請がなく預金保険機構で預っている47億の被害金を基金にし、犯罪被害者支援団体への助成を行う担い手団体の公募」がネット上で物議を醸している。

振り込め詐欺被害金の総額は47億円で、相当な額になっている。この告知には実際に振り込め詐欺にあった人や親族がいる人が反応をしており、
 
「その47億円の中に私の分が若干入ってます。寄付することにやぶさかでありませんが手続きをして下さい。」
「被害金の申請しても、散々たらい回しにされて諦めた件。手続き簡略化が先ですよね。 」
「2年ほど前、家内が振り込め詐欺被害にあって、大阪の茨木警察に届けたけど、その後何の音沙汰もないまま、現在に至ってる。あまりに被害が多すぎて特定できないんでしょうね。残念&くやしい!」
「私の父は振り込め詐欺で自殺しました。警察は被害者が自殺して生存していないのと、被害届けを出してもたくさんでているから、裁判での刑の対象にならないからと言って受理してもらえなかった。保証金詐欺だった。確かに運転資金に困り借金も多かった。父を救えなかった。後悔。」

 
など、手続きの不備で申請ができなかった人や父が自殺したにも関わらず受理できなかった人などが悲痛な叫びを蓮舫議員に対し、つぶやいていた。

しかしここで更に問題が起きる。こういったツイートがあるにもかかわらず、蓮舫議員はその後「お!今日の星占いで射手座が一位だ!」とつぶやき、彼らの発言を完全に無視。スルーしているのである。

この行動やろくな告知もしない、いきなりの基金設立の発表には他のTwitterユーザーも激怒。以下のような怒りの声をあげていた。
 
「申請ってなんだよ、フザケンナ。お前らお得意の「最後の一人になるまで被害者探し出して被害金を返します」くらい云えよ。勝手に他の用途に使うんじゃないよ。まさに泥棒だな、民主党は。」
「ふざけるな!一般人の47億円の被害はどれだけ人生を狂わせられると思ってる!一回でも周知つぶやいたか?」
「振込詐欺の被害者の口座が分からないのに、どうして振込詐欺の被害者の子供がわかるんでしょうか?」
「被害者を捜して返すのが筋。」
「以前、被害者支援団体に寄付する際に、被害者の手もとにどのくらい渡るのかを聞いたら、NPOの事務費や人件費、ボラの経費で全部使い切るので、1円たりとも渡らないって説明受けましたよ。。」
「拉致実行者関連団体への巨額資金提供の次は詐欺被害者から収奪か!ふざけるな!」
「申請がないとダメっておかしくないですか?よくわかりませんが、被害者が申請しないとお金返ってこないってことですよね?違いますか?」
「振り込め詐欺の被害金なら、ほとんどがお年寄りなはず。申請がないなどと言わず、探してキチンと返してやるべきじゃないですかね。」

 
確かに国民の言う通り、NPOの活動費に1円でも回るのであれば、「盗人の上前を取る」行動だと言われてもおかしくない。泥棒に取られてしまい、泥棒がお金を使ったため戻ってこないなら百歩譲ってまだわかるが、せっかく取り返したお金を被害者にきちんと返さずに基金を設立するなど、被害者からしてみれば言語道断の行いである。

支持率低下は菅首相だけでなく、国民の感情を一切無視した行動ばかりする民主党議員全員のせいであることを自覚しなければ、支持率回復はおろか次回の当選すら危うくなるのではないだろうか。

参照元:Twitter renho_sha togetter