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【芸能・社会】

なでしこ支える ナオトの歌

2011年7月15日 紙面から

 サッカー女子W杯でスウェーデンを下し、史上初の決勝進出を果たした日本代表「なでしこジャパン」。彼女たちを勇気づけ、快進撃の呼び水となった曲があった。サッカーが大好きで、代表選手と交流もある男性歌手ナオト・インティライミ(31)の「Brave」だ。

 音楽だけでなくサッカーの才能にも恵まれたナオトは、柏レイソルのジュニアユースに所属していたほどの腕前。決勝ゴールを決めた大黒柱の沢穂希選手(32)とも交流があり、「沢選手は一緒にサッカーをやったこともある“蹴(け)り仲間”です」という。さらに「スウェーデン戦の前に、沢選手から『チームのみんながBraveを聴いて励まされてるよ』というメールをいただいたんです」と、とっておきのエピソードを披露した。

 同曲は4月20日にリリースされたシングルで、作曲はナオト本人。共作の歌詞は「僕らならできるって思いながら闘って/新しい未来をイメージすればいい」と背中を押すポジティブ内容で、確かに新しい歴史を切り開くなでしこにぴったり。準々決勝ドイツ戦で決勝ゴールを決めた丸山桂里奈選手(28)も、知人に「Braveが好きです」と明かしている。

 決勝戦に向けて、ナオトは「ここまで来たら、歴史つくっちゃってください。メチャクチャ応援してます!」と宣言。5月の米国遠征では2連敗した相手だが、ナオトの歌声がなでしこをさらにBrave(勇敢)にしてくれるに違いない。

◆スウェーデン戦視聴率フジ&BS1で8・6%

 サッカー・女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会「日本×スウェーデン」戦で、14日未明に中継したフジテレビ系の平均視聴率が5.4%(関東地区)、NHK・BS1が3.2%(同)と、平日深夜・早朝の時間帯としては異例の高視聴率を記録したことが同日、ビデオリサーチの調査で分かった。

 今回の数字はいずれも午前5時までの視聴率で、午前5時以降の平均視聴率は15日に発表される。午前5時は試合が同点の場面で、その後日本が相次ぎゴールを決めて勝ち越したことから、さらに上昇したことが予想される。18日未明の決勝戦は祝日でもあり、なでしこジャパンを応援する視聴者の数は一段と増えそうだ。

 NHK・BS1は午前3時10分から放送。「BSの場合、曜日や時間帯にかかわらず視聴率1%に届けばいい方。平日深夜でフジを見ていた人もいることを考えると、非常に関心が高かったということ」(広報部)という。

 同局では18日の決勝戦も午前3時から生放送。解説者に元なでしこジャパンの川上直子氏と元日本代表のGK小島伸幸氏を迎え、試合開始前には試合の見どころなどをまとめた特集番組を放送する。

 14日の試合を午前3時35分から地上波で独占中継したフジも、今回の視聴率について「すごいこと」と大喜び。18日も試合開始10分前の午前3時35分から生中継する。

 

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