北海道在住の「リーフに乗って遠くへ行きたい」さんが”やむをえず”けん引充電をしたという。けん引速度は40〜50km/h。時間で7分。すると残り走行可能距離が28kmから53kmになったそうな。いやいや解っていたことなれど効果てきめん。充電器のある方向に引っ張ってもらえば、相当有効な手段だと思う。
・リーフに乗って遠くへ行きたいさんのブログ
補足説明させていただきます。まずリーフの回生充電能力だけれど、以下の写真を見て頂ければ解る通り最大で30kWとなっている。それ以上の充電を受け付けない、と考えればいい。『ECO』レンジをセレクトして50km/hで走行すると、おそらく20kWくらいの回生になっていることだろう。このくらいがベストかと。
回生量は速度の二乗で増えていく。50km/h以上の速度で引っ張って貰っても、受け入れ能力を超えるため充電効率は悪化すると思われる。したがって80km/hで引っ張ればもっと短い時間で充電出来ると言うことはありません。安全のためにも低い速度で充電したらいいと考えます。
上の画面を出しながら確認して欲しい。もう一つ。残り走行可能距離は、直前の電費で予想している。したがってアクセルオフだと電費極めて良い。けん引充電で28kmから53kmになったというが、普通に走れる距離としちゃ40km台の前半くらいかと思われる。むしろ右の電力量計で判断したらいい。
いずれにしろ誰よりも早く”やむをえない時”はけん引充電が有効だと証明した功績たるや大。私もイザとなったら躊躇わずやるつもり。もちろん人にはすすめません。日産だって公式には絶対「やって良い」とはいわない。100%「止めて欲しい」と言います。念為。ただ下り坂と同じなので何ら問題ない。(国沢光宏)
2011年07月14日
けん引充電実行!
posted by polishfactory5 at 09:00| Comment(2)
| 電気自動車
牽引してもらえれば電欠からも復活できる仕様なんでしょうか?