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衝撃の事実!玖吼理はコナミコマンドで動いてた!いやまあ、実際、詩緒がゲームで操作感覚の練習してたぐらいだから、案山子を操るイメージは似たようなものなんだろうな。阿幾を捕らえるためにやってきたわりには隻としてはまだまだ未熟だったので、匡平に指導されながら練習する詩緒と、それを見守りながら、自分たちの置かれている状況整理や設定説明に費やされる話。あと、過去にの体験で何かを抱えてる匡平のヘタレなところを見せられて庇護欲をかき立てられたのか、恋愛に対して鉄壁を誇っていたはずの日々乃さんが動揺して悶々とする話。日々乃さんにとって非日常だった風景が日常に溶け込んでいく。憧れの女性にトランクス姿を見せつけて羞恥心を煽るとか、匡平マジ策士。もう少し巻を入れてくるのかと思いきや、ほぼ原作に忠実な展開。アニメオリジナルなのは、アバンの詩緒が隻になる儀式のシーンぐらいか。序盤駆け足にすると、物語のジャンル的に視聴者を置いてきぼりになりかねないので、丁寧な導入なのは悪くないんだけど、後半が打ち切りチックにならないかと不安になるな。ただ、詩緒Kawaii!!描写に情熱を注いでることだけはわかる(笑)。まあ、公式サイトで詩緒マニアックスとか特集ページ作っちゃうぐらいだしね(笑)。久羽子さんはアニメ版の方が活き活きしてるな。阿幾の起こした事件を追ってる刑事と親子だったり、のちにホームレス阿幾を拾うことになったり、日々乃さんのエロピンチを救ったりと、重要な役回りがあるわけで。次回は、今回丸々放置されていた阿幾再び。
†生存戦略、しましょうか?
冠葉と晶馬と言う双子の兄弟は、陽毬と言う不治の病にかかっている妹を溺愛していた。医者から余命数ヶ月と宣告されて、陽毬の願いを叶えるために思い出の水族館に行く3人。しかし、そこで陽毬は倒れ、唐突に死んでしまう。運命論に反発し取り乱す青髪弟と、淡々と事実を受け入れる赤髪兄。どうにもならない現実に絶望しかけたと思ったら…陽毬に買ってあげたペンギンの帽子の力で陽毬は生き返り、よくわからない存在に操られて良くわからないことを喋りはじめ、さらには、自宅に送られてきた冷凍卵からは自分たちにしか見えない謎の三匹のペンギンが居座る。陽毬を生かし操る“何か”は、命の代償を貰い受ける、ピングドラムを手に入れろと言う。生存戦略〜!
ウテナウテナと言われて不発に終わったタクト様とは違い、今度こそウテナ世代直球の、何だか良くわからないけど引き込まれてしまう怪作がはじまりました。先行で発売されているノベライズの上巻が、アニメの9話ぐらいまでの内容らしく、ストーリー自体はネタバレしてしまっているので、先が読めないのが楽しみでもあるオリジナル作品の強みを一つ手放してしまっているんだけど、そんなのがマイナス要素にならないぐらい映像に自信があったようで、実際見てみたら、まんまと術中にはめられた感じ。挿入歌と変身バンク(?)からの怒濤の展開と、良い意味で視聴者置いてきぼり(いや、作中のキャラすら置いてきぼり)の勢いは、まさに、わけわからなさを掴みの上手さが上回った瞬間だったよ。陽毬を操るものが生存戦略をはじめると言って、青髪は穴に落とし、赤髪からは何かを抜き取った結果、青髪は夢で魘されてるだけ。一方、赤髪は枷が取れたのか、妹ラブの近親相姦ろうとしてる。何者にもなれないだの、運命の至る場所だの、それとなく核心を仄めかしてるのはわかるんだけど、さすがに結末を予想するには情報不足すぎるな。今までは、妹とは結ばれない事実を受け入れてたからこそ、赤髪は女たらしを演じてたんだろうか?もしそれが今回のラストで決壊したのなら、今までの人間関係を含めて面白いことになりそうだ。あと、今回はちょっとしか出番のなかった、双子の兄弟の担任に片想いしてるらしい櫻花御苑女子高に通うJKがどう絡んでくるのかも気になるところ。ただ、不安なのは作画だなあ。「神様ドォルズ」「輪るピングドラム」「夏目友人帳 参」の3作品同時進行なんて、ブレインズ・ベースに耐えられるんだろうか?しかも、そのうち「神様ドォルズ」「輪るピングドラム」の2作品は、自分の今期期待作だし…。
原作既読。やまむらはじめファンなので、個人的には今夏新番の大本命。「神様ドォルズ」が終わったら、「天にひびき」のアニメ化もお願いします。「神様」として祀られている人形『案山子』と、それを管理する空守村の因習に振り回される主人公たちの物語。アバンは、まだ匡平が村で隻だった頃、暴走した天照素を匡平が操る玖吼理が止めたシーン。まひる様が匡平に惚れるきっかけになった出来事ですね。まひる様の出番は、匡平に担がれて悲鳴を上げてただけだったけど(笑)。大学の歓迎会から始まる原作よりも、キャッチーな印象になったと思う。オープニングは、曲だけ聴いた時はどうかなあと思ってたけど、後藤圭二による映像と合わせると格好良いな。中毒性あるかも。本編はほぼ原作通り。違うところは、原作者も反省してた序盤だけキャラが違う詩緒が、アニメ版では最初から後々の詩緒準拠に表情や仕草がリファインされていることと、日々乃さんの乳がさらに増量されているところ。これでこそ乳乃の名を冠するにふさわしい。それにしても、告るだの告らないだの言ってたはずが、阿幾さんが暴れてくれたおかげで、あれよあれよとヒロインと同居する立場になって内心ウハウハな匡平さんですよ。匡平自身は、あくまで本命は日々乃さんで、行動原理も日々乃さんを守ることが中心になってるんだけど、ストーリーの根幹的な部分から見ると、阿幾が囚われのお姫様ポジションなんだよね(笑)。匡平が隻を辞めて村を出たことと、阿幾が壊れた原因でもある過去編はどこまで描写できるんだろうか?オープニングで後ろ姿がちょっと出てたけど、千波野先生の設定は、今のご時世では色々とヤバそうだからなあ。あと、原作が完結してない以上、アニメ版の終わらせ方が気になるところ。恋愛的な意味では、まひる様との決着が付けばキリが良いけど、それだと、匡平が隻としての潜在能力を発揮する見せ場無しで終わるんだよなあ。まあ、隻に関しては詩緒の物語と割り切れば良いのかもしれないが…。余談ですが、こちらが先とは言え、玖吼理のシルエットが某QBさん似なのは、タイミング的にどうなんだろう(笑)。
タクトは粘着質なアンチが未だにネチネチとdisって印象操作しようとしているってだけの感じがしますし……
自分が書いたのは、タクトが面白くなかったのではなく、前評判でポストウテナと言われてたけど、
実際は、1対1でのロボット同士の決闘という要素以外にウテナっぽさはなかったという意味での不発です。