政治「下げ止まり」の内閣支持率、ついに底抜け? 10%台続々、首相は意気軒昂ですが…+(1/2ページ)(2011.7.11 22:46

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「下げ止まり」の内閣支持率、ついに底抜け? 10%台続々、首相は意気軒昂ですが…

2011.7.11 22:46 (1/2ページ)
会談を前に握手を交わす国民新党の亀井静香代表(左)と菅直人首相=11日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

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会談を前に握手を交わす国民新党の亀井静香代表(左)と菅直人首相=11日午前、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 世論調査で菅直人政権の支持率や、民主党への評価が急落した。2割台で低迷した内閣支持率は、「政争は慎むべきだ」との声で「下げ止まり」現象がみられたが、ついに底が抜けた。

 ただそれでも首相にはどこ吹く風。11日も意気軒高なままだった。

 フジテレビの「新報道2001」が7日に首都圏で実施した世論調査では、次期衆院選の投票先を「民主党」とした回答が前回(6月30日)より7・6ポイント急落し、過去最低の10・0%。内閣支持率も前回より6ポイントも下げ16・4%まで下がった。11日にはNHKやTBS、日本テレビでも世論調査を発表したが、支持率はいずれも過去最低で、“危険水域”と言われる2割を大きく割り込む16%台。菅政権への世論離れが急速に表面化してきた。震災対策の遅れや、原子力発電所のストレステスト(耐性検査)をめぐる混乱で、世論が菅首相へ引導を渡そうとしているようだ。

 だが、首相は元気を失っていない。同日午前には、国民新党の亀井静香代表と党首会談を行い、大震災の本格的復興のための平成23年度第3次補正予算案の編成について亀井氏から「党内から延命と言われるかもしれないが、批判を恐れてはいけない。早く復興に向けた指針を作ることが3次補正につながる」と発破をかけられると、「しっかりやります」と意欲表明。

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