• <世見> 2011/07/12

    Date: 2011.07.12 | Category: 世見, 地震・自然災害 | Tags:

    最近よく揺れています。
    午前中も緊急地震速報がテレビ画面に出て身構えていたのですが、大きな揺れではなく一安心をしました。
    私はこのところ地震や大災害の事に付いて、ご報告するのが恐くなっています。
    今朝の緊急地震速報のように当たる当たらないではなく、ご自分の身を守るお役に立てればよいのですが、書き方を違えると皆様のお心を混乱させるのではと、気の弱い方の私が出ています。

    それと、この間の大災害の映像が心に焼き付き、今も尚、被災地の皆様は現実の苦しみを体験されておられると思いますと、一人の力の弱さを痛感しております。私に出来る事は犠牲に遭われた皆様が天上高い所で美しい光に溶け込まれて、笑顔で過ごして頂ける事を日々願うだけしか出来ません。

    又、「復興」この言葉を忘れることなく過ごす事しか出来ません。被災された皆様に頑張ってなんて軽々しくは言えませんが、過去の歴史を見ても人間の底力には時には、その人に神が宿ったかのように、不思議な力が与えられます。

    被災地の皆様、どうか希望を捨てないで下さい。
    「今、生きている」
    この事の意味を大切になさって下さい。
    いつの日か悲しくて辛い思い出ですが、生きていてよかったと思える出来事は必ず来ます。私や私の文をお読み下さっておられる皆様も同じ気持ちです。

    今日、あの心を泣かせた日から4カ月目がスタートした日に、あの日の記憶がよみがえり、被災地の皆様に気のエールをお送りしたくなりました。
    「本当に、何も出来ずにごめんなさい。」
    でも、今回の大災害を機に、これからは役立つ事を考えて、私のこれからの人生を捧げます。

    私のこの文をお読み下さっておられる皆様、どうか3月11日を忘れずにいて下さい。
    いつ、私が、あなた様が体験するかもしれないのです。他人事と心の処理をしてはいけません。何も出来なくとも、苦しんでおられる方がおられるのです。その事を忘れると、ご自分の幸福が見えなくなります。人を思い遣る気持ちを態度で示せなくても、心の根源に人を大切に思う慈しみの心を育てると、ご自分とご自分の周りの人をいいお顔に出来ます。

    今からご報告申し上げる事を「当たる」とか「当たらない」と云った評価はしないで頂けますか。この事に触れられると、気の弱い方の私が出て来て、何も出来なくなります。
    ただ、気になる事があり、書いておきたくなっています。

    この十年間は、本当に油断など出来ないと思えて仕方がないのです。
    地図を触ると、日本列島の地下が至る所で、岩盤と岩盤にひびが入ったり、岩盤が重なる所に上からの土が流れ込んでいたり、断層がどんななのか分かりませんが、山合いの坂辺りから周りを見ると、その下には集落があり、その坂から右の先の前向きに電車が通り、その電車を目で追って行くと、かなり大きい川の鉄橋を電車が渡る。すると、古くからある温泉街の様な看板が電車の中から見える。こんな光景って、日本中にいっぱいあるのだろうなぁ~。
    でも、今、見えている場所が知りたくて、知りたくて仕方がない。
    もう一度、先程の山合い坂に戻り、今度は反対の左を小枝や木々をかき分けて進んでいくと、6~8畳くらいの場所に出た。そこからは下が良く見える。
    左・左と目をこらすと数キロ先?に、この地方では一番大きいショッピングセンターがある。エエ、何?この先って長野県?「永平寺」?
    又、何でこんな事を書いたのだろう。そう思いながら元の山合いに戻ると、断層が動くのが見えた。
    今日はこれくらいで急に終わりたくなってしまいましたが、これから9月迄は太平洋側だけではなく、この間の大地震で揺れた場所はいつ何処が震源地になるか分からないとも書きたくなりました。
    どうか皆様、気を緩めてはいけません。でも、日頃からの気構え次第であなた様は大丈夫ですから、怖がらないで下さい。