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夏の主役到来 カツオ一本釣り船、気仙沼で初水揚げ
 | 待望の一本釣りカツオを手作業で丁寧に水揚げする漁船員=13日午前6時40分ごろ、気仙沼市魚市場 |
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宮城県気仙沼市魚市場に13日、巻き網船に続いて一本釣り船のカツオが初水揚げされた。夏漁の主役の登場に、市場は活気に包まれていた。 宮崎県日南市の第28一丸が午前6時に入港し、福島県沖で捕れたカツオ約22トンを漁船員が一本一本手作業で荷揚げした。漁労長の渡辺明さん(44)は「気仙沼は第二のふるさと。もっと水揚げして復興を後押ししたい」と語った。 入港直後にセレモニーも開かれ、気仙沼市の菅原茂市長が「きょうは食卓に待望の一本釣りカツオが並ぶ。うれしい一日だ」と祝辞を述べた。復旧に取り組む陸上自衛隊員を励ますため、渡辺さんがカツオ20匹をプレゼントする一幕もあった。 入札では、1キロ700円前後の高値が付いた。落札した仲買人の佐々木利重さん(47)は「通常の倍近いご祝儀相場だが、一番乗りの漁労長の心意気を応援したかった」と語った。 気仙沼漁港には6月末、震災以来初めて巻き網漁船が入港。カツオの水揚げが連日続く。昨年取扱量の8割を占めた一本釣り船の入港で、気仙沼は本格的なカツオ漁のシーズンを迎える。
2011年07月14日木曜日
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