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71xxxx 某部長宅の床の間のマック
ジャイロプレンは揚抗比が大変悪い 抵抗が大きい 従って小さく軽い割には大きな推力がないと良く飛べない。ベンセンのジャイロコプタも MaCULLOCH72馬力ドローン・エンジン(標的機 drone
plane用)と48インチ径プロペラの組み合わせで大成功した。当時日本で このエンジンを入手するのは非常に困難であって 殆どがフォルクスワーゲンの自動車エンジンで模索していたが なかなかうまく行かない 浮上出来なかった。 マッカラーは超軽量大馬力 かのジェームズ・ボンドもこれを搭載したので悪漢どものヘリコプターに勝てたのだ。 ジャイロはマックじゃなければ−−−。
自分のジャイロが一応成功した話が勤務先の中に広がった結果 思いがけない事がいろいろ起こった。 当初誰に質問しても殆ど分からなかった事に具体的に参考書と章(”Gessow”の8章)を示してアドバイスしてくれた若い航空力学専門の方。 米国の友人から貰ったとか言う”Stits
Playboy”機の製作図面(プラン)一式をプレゼントしてくれた方。 なんと初期のベンセン・ジャイログライダB−7(メインフレームがアルミ合金丸パイプ製でジャイロコプタ B−7Mのベースになった)の一枚の小さな図面を差し上げますと言って渡してくれた方も現れた。 社員食堂で私を待ち受けていて以前にやった自作の動力付きの乗り物の写真を見せてくれた方。 そのようないろいろが有っていろんな話題が出た中で”外国では標的機のエンジンが使用されています云々”と私が話するうちに 会社で以前に自衛隊がらみ(?)の仕事で無人の標的機(”KAQ”と記憶する)を手がけた事を教えてくれた方が 使用したエンジンは”何だったかなー 忘れちゃった えーと”。 ”マッカラーでは?”と私。 ”そーだ マックだ マッカラーだ”となった。 じゃあどこかに現物が残っているのではないかと手を尽くして探した。更に出てきた噂話は次のごときであった。 "某部長の家の床の間には件のエンジンがデーン!と飾ってある"。が結局分からず仕舞い。しかしマニュアルは有ってその写しはゲット出来た。 坂元さんへ差し上げたのがそれで どういう訳か当時の私はそれ以上マックには関心が無くて控えは残っていない。
関連参照頁 : 710521 マッカラー・エンジンのマニュアル 大先輩 坂元義篤氏を入院中の病院にお見舞いかたがた訪ねた
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