2011年 7月 13日
自然エネルギー協議会
ソフトバンクグループと35の道府県が協力してメガソーラーなど自然エネルギーの普及を目指す協議会の設立総会が13日、秋田県で開かれ、岡山県の石井知事が会長に選出されました。設立総会には、岡山県や香川県など35の道府県の知事とソフトバンクグループの孫代表が出席し、会長に岡山県の石井知事が選出されました。協議会では自然エネルギーで発電した電力を全量買い上げる制度の早期制定や地方公共団体の意見を反映させるといった6項目に渡る国への政策提言を盛り込んだ「秋田宣言」が採択されました。協議会ではこの宣言を早急に国に提出し、電力の「全量買取法案」の審議状況を見ながら今後の対応を検討することにしています。

仙台キャラバン隊が復興アピール
東日本大震災からの復興をアピールしようと、仙台市の観光キャラバン隊が岡山市を訪れました。鎧兜に身を包んだ勇ましい姿のキャラバン隊。その名も「奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊」です。震災の被災地への支援について感謝の気持ちを伝えるとともに東北の観光をPRするため全国の政令市を回っているもので、岡山市役所を訪れた一行は佐古親一副市長に仙台市長からの手紙を手渡しました。このあと一行は岡山城を訪れ、来月6日から8日に仙台市で行われる東北三大まつりの一つ、仙台七夕まつりなどをPRしました。

「桃娘」が15年ぶりに復活
15年ぶりの復活です。JR岡山駅で岡山の桃をPRする桃娘が期間限定で復活することになり、選考会が開かれました。桃娘は1952年から1996年までJR岡山駅の新幹線ホームなどで毎年、県産の桃をPRしていたもので、その姿は岡山の夏の風物詩となっていました。JRでは農業関係者などの強い要望を受け、今月23日の露地桃をPRするイベントに合わせ期間限定で桃娘を復活させます。復活する桃娘には県内の10代から30代の女性57人から応募があり、参加者は緊張した様子で選考会に臨んでいました。審査の結果、瀬戸内市の会社員西村友希さんら5人が桃娘に選ばれました。桃娘は今月23日と24日の2日間、JR岡山駅構内で県産桃のPRや販売を行います。

災害時の市町応援協定で協議
東日本大震災を受けて香川県内の市や町が物資などを提供しあう応援協定が作られることになり1回目の協議が13日、香川県庁で行われました。協定は大規模災害が発生した時に県内17の市と町が互いに連携し、円滑な復旧を図るために作られるものです。初めての協議では県から協定の内容について、食糧などの物資や、救援活動に必要な機材や車両を提供しあうなどの骨子案が示されました。今後、それぞれの市と町のニーズを反映させた協定を作り、早急に締結することにしています。香川県内ではこれまで相互の応援協定はなく、東日本大震災を受けて、協定の必要性を訴える声が上がっていました。