福岡市早良区の山あいにある人口30人ほどのいわゆる限界集落できょう、歯科医や保健士による、地域住民の健康診断が行われています。

福岡市早良区の板屋地区ではきょう午前、福岡歯科大の歯科医や早良区の保健師が地域住民の健康診断を行っています。

板屋地区は住民が31人で、このうち20人が65歳以上といういわゆる限界集落です。

一番近い医療機関まで18キロもあるため、普段はなかなか健康診断を受けることができないということです。

きょうの健康診断は早良区が企画したもので、口の中や血圧の検査、それに食生活についての聞き取り調査などが行われました。

きょうの診断の結果は来月までに取りまとめられ、結果に基づいて医師らが住民に健康指導を行うことになっています。