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松坂屋銀座店を解体へ

7月13日 20時24分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京・銀座で最も古いデパートの松坂屋銀座店が再来年に取り壊され、平成29年に商業施設などが入る複合施設が建設されることになりました。

これは、大手デパートの大丸と松坂屋を展開するJ.フロントリテイリングなどが参加する準備組合が、13日、東京都に地域の再開発の計画案を提出したものです。それによりますと、再来年から松坂屋銀座店を取り壊して周辺地区とともに再開発を進め、6年後の平成29年に地上12階、地下6階、延床面積14万7500平方メートルの複合施設を建設します。複合施設には、デパートなどの商業施設やオフィス、それに多目的ホールなどが入り、このうち商業施設の面積は「銀座三越」を上回って、銀座で最大規模となる見通しです。また、災害が起きた時に帰宅困難者を一時的に受け入れる施設や、銀座を訪れる観光客が休憩できるスペースなども設けることにしています。松坂屋銀座店は大正13年に開業した銀座で最も古いデパートで、J.フロントリテイリングは「銀座にふさわしい施設を作り上げていきたい」としています。