上半期のエンタメ流行語、1位は楽しんご「ラブ注入」
オリコン 7月13日(水)10時2分配信
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若者が選ぶ上半期のエンタメ流行語、1位は楽しんごの「ラブ注入」 |
【ランキング表】上半期エンタメ流行語 TOP10 ※言葉の詳細も掲載
乙女心全開の奇想天外なキャラクターで、上半期のエンタメ界を大いに盛り上げた楽しんご。【ラブ注入】は友だち同士の会話やメールのやり取りはもちろん、「元気のない友だちに向けパワーを与えるような感じでラブ注入した」(神奈川県/10代/男性)、「学校の球技大会で気合を入れる掛け声として使用しているクラスがあった」(兵庫県/10代/女性)というように、アレンジされつつさまざまなシーンで常用された。また、子どもたちだけでなく「職場や合コンなどいたる所で聞いた」(岡山県/20代/男性)という声も多く、「ドドスコスコスコ〜」と腰をくねらせる姿、「ラブ注入」した時の笑顔は、子どもから大人まで世代を問わずハートを射抜いたようだ。
続く2位には、テンションが上がっている状態を意味する【あげぽよ】が登場。昨年発表された『2010年女子中高生ケータイ流行語大賞』で銀賞に選ばれたこの言葉、今年に入りさらに広く浸透していったようで、若者世代はもちろん“チャラ男キャラ”で新境地を拓くオリエンタルラジオ・藤森慎吾など、芸能人たちの口から発されることもしばしば。また、“さげぽよ=気分が落ちている状態”、“ひまぽよ=暇な状態”というように、その時の気分によって使い分ける事も可能で、「友だちと喋る時によく使った。ツイッターでつぶやいている人もいました」(神奈川県/20代/女性)と、何気ない会話のなかでアクセントになる言葉として活用された。
3位には、ACジャパンの公共広告CM『あいさつの魔法。』に登場するフレーズ【ポポポポーン】がランクイン。同CMは今年3月、未曾有の大被害をもたらした東日本大震災の発生直後、一般企業のCM自粛のために大量放送された印象的な作品。「このCMで少し微笑ましくなった」(滋賀県/20代/男性)との声もあるように、震災報道の合間に流れた心温まるCMは、緊張感を解き「自然と口にしてしまった」という人が散見された。TOP10圏外ではあるが、同CMに登場する【ありがとウサギ】や【こんにちワン】などの動物キャラクターも挙がり、文字通りあいさつとして友達間の会話やメールのやりとりで使用される事が多かったようだ。
そのほか、上位には『第3回選抜総選挙』や個々の積極的な活動でこの上半期も話題が尽きなかった【AKB48】(6位)、人気ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で、登場人物の双子・芦田愛菜と鈴木福がキュートな歌とダンスでお茶の間を盛り上げた、主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」の1節【マルマルモリモリ〜♪】(10位)など、まさに時勢を表す結果となった。将来振り返った時に「あの言葉流行ったよね」というように、話題の“タネ”となるのがこれらの流行語。下期はどのような言葉が話題をさらうのか注目したいところだ。
【調査概要】
調査時期:2011年5月27日(金)〜6月1日(水)
調査対象:合計800名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代の男女各200名)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
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最終更新:7月13日(水)13時37分
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