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【プロ野球】フィールズ初スタメンで3三振 巨人きょうにも自力V消滅2011年7月13日 紙面から
◆阪神2-1巨人新助っ人が散々なスタメンデビューだ。巨人が緊急補強したフィールズが「6番三塁」で起用されたが、4打数無安打3三振と不発。初回に長野の10号ソロで先制したものの、8回と9回の同点機を逃して“スミ1”で逆転負け。今季初の4連勝に失敗し、13日にも自力優勝が消滅する危機に逆戻りした。 1度もバットを振れなかった。メジャー通算34発の触れ込みで期待の高かったフィールズは、9回2死二、三塁の好機で3球三振。吉村打撃コーチは「あの場面で(ストライクの)まっすぐを3つ見逃すのはね…。振ってほしかった。それしかコメントできないよ」と落胆の色を濃くした。 ただ、4日に来日したばかりの新外国人に頼りすぎるのも酷だ。原監督は「期待感を持たせる雰囲気を持っている」と起用を続ける可能性を示唆し、フィールズも「日本のストライクゾーン? 言い訳はしたくない。負けたことも安打がなかったことも残念。こんな思いはしたくないのでもっと勉強していく」と巻き返しを誓った。 新助っ人が起爆剤にならなかったとはいえ、原監督が「今日は内容の良い人がほとんどいない。見ての通りだよな。1点で勝つのは難しい」と言うように、打線全体の不調が最大の敗因。今季初の同一カード3連勝で乗りかけたと思ったら、簡単に立ち止まる。まだまだ苦しい戦いが続きそうだ。 (井上学) PR情報
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