新しい概念である”日本戦勝国論”を展開する場合、過去にない新たな用語を創造しなくては成りません。新たな学問を創造する科学者の世界ではよくあることです。今日は新単語として”洗脳済み日本人”を創造します。
左翼または”洗脳済み日本人”からの典型的反論がラヂオネーム”二等兵”から来ました。即ち、
フィリピンは米国より独立を約束されていたから、日本軍が居なくても独立できた。
これは典型的な左翼からの反論の一つです。今日はこの反論について解説しましょう。
先日も書きましたが、左翼からの反論は推測、推量、仮定、憶測、捏造、欺瞞に満ちあふれています。
”米国がフィリピン独立を約束していた、だから日本軍が占領しなくても、どのみちフィリピンは独立していた”というのは仮定・推量・憶測でしか在りません。
それに対して”日本軍は1943年、ホセ.ラウレルを大統領としてフィリピンを独立させた”というのは歴史的事実です。
二等兵は歴史的事実を仮定・推量・憶測を持って否定するという愚を犯しています。科学の世界で言えば、「ニュートンなど居なくても、どのみち万有引力は発見されたさ」とか「アインシュタインなんか居なくても、どのみち特殊相対論は発見されたさ」と明言するに等しいことです。いかに恥ずかしいことを断言されているか理解できますか?ニュートン・アインシュタインが居なくても物理理論が発見されるなら、それは何時、誰が発見するのですか?洗脳済み日本人である二等兵さん?発見予定の人物名とその時期を科学的論理的に予測してもらえませんか?そうでなければ説得力がありませんよ。
宇宙は縦・横・奥行きと言う3次元空間が時間軸と言う1次元軸に載って未来へ向かって移動していくという4次元空間を形作っています。過去へ戻り歴史を変更することは不可能です。可能であれば、過去に遡り、繁殖能力を持つ前の自分の先祖を殺害することが出来ます。しかし、先祖を殺害すれば、今の自分は存在しなくなるという、大きな科学的矛盾を生ずることとなりますから、時代を遡って歴史を変えることが不可能なことは理解してもらえると思います。
時間軸の逆遡上(過去へ遡る)による歴史の変更は物理学的に不可能ですが、
過去に実行された”歴史的行い”が正しかったかどうかを検証することは可能です。
もしも、日本軍侵攻前の植民地アジアに戻りたいかと、アジアの人達に問えば、圧倒的多数が「戻りたくない」独立アジアの現在の方がよいと答えるでしょう。一方、冷戦下の東欧国民にソ連による占領前、2次大戦前に戻りたいか、と聞けば、多くの東欧国民は「戻りたい」と答えたことでしょう。世論調査を行えばそういう結果が出るのは目に見えて明らかです。
大東亜戦争の善悪を決めるのは戦地と成ったアジアの住民達です。
日本軍が来た、そうしたらアジアは独立した
アジア人達が「植民地時代に戻りたい」と言うなら、日本の有り余る外貨を使って元宗主国の白人国家に戻って来て貰って、また、アジアを植民地にして貰いましょう。でも、そんなことアジア人が望むはず無いですよね。
中韓を除くアジア・アフリカ全域で世論調査を行えば、大東亜戦争の正当性が裏付けられるでしょう。
石狩灯台 初秋