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陸山会事件:調書不採用 検察側の異議棄却--東京地裁

 小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた元秘書3人の公判で、東京地裁(登石郁朗裁判長)は12日付で、多くの検察官調書を採用しなかったことに対する検察側の異議申し立てを棄却した。論告求刑公判は20日開かれる。

 検察側が証拠請求した調書は▽元公設第1秘書の大久保隆規被告(50)の2通▽元私設秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)の15通▽元私設秘書の池田光智被告(33)の21通--の計38通。地裁は6月30日付の決定で、供述の任意性に疑いがあるとして多くを採用しなかったため、検察側が異議を申し立てていた。【野口由紀】

毎日新聞 2011年7月13日 東京朝刊

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