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「原発なんかいらぬ」 佐賀市内をデモ

2011年07月09日

写真

九州電力の「やらせメール」問題に怒りを込めたプラカードも見られた=佐賀市天神3丁目

 「脱原発」を求める県民ら約40人が9日、佐賀市天神3丁目の「どんどんどんの森」から県庁までデモ行進をした。呼びかけ人の土居智典・長崎外国語大准教授(38)は「佐賀だけの問題ではない。今も電気は余っている。関西などに電力を売る、もうけ目的の(玄海原発2、3号機の)再稼働は必要ない」とした。

 梅雨明けの青空の下、土居さんのブログやツイッターでの呼びかけに応じた人々が「原発なんかいらない。子供の命が大事だよ」とマイクで訴え、行進。

 東京電力福島第一原発の事故後、福島県いわき市から九州に避難してきた布巻皓平さん(28)は「原発事故がどんなものか、身をもって体験した。原発は動かすべきではない。国は我々の話を聞く気は全くないのか」と批判した。(伊豆丸展代)

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