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佐賀県庁が、原子力政策関係の質問や申し入れをしに来た人を門前払いにし、庁舎をロックアウトに近い状態にしているということは、先日のブログ記事にも書きました。
http://ameblo.jp/tomodoi/entry-10947920016.html
しかし、オカシイのは県庁の対応だけじゃないんですよ。
9日にデモをやるとき、出発点と終着点の両方で集会を企画しました。出発時しか来られない人や、終着点にしか来られない人もいたので。警察からは、両方とも、念のため許可を取ってくれといわれました。ま、ちゃんと合法的申請のデモだから、指示通りやるかと、出発点の「どんどんどんの森公園」(市営)と「佐賀城公園」(県営)の行為申請窓口に電話しました。
○「どんどんどんの森公園」(市営)
「どんどんどんの森公園」の方は、佐賀市役所の緑化推進課が窓口でした。本当は、1週間くらい前に申請用紙を出さないといけないといわれましたが、「急遽利用が必要となる場面だってあるでしょう」、「臨機応変にお願いしますよ」とねじ込んだら、急いで申請書類を送るようにいわれました。活動の主旨とか、深くは聞かれませでしたが、とりあえず「玄海原発問題を考える市民の会」の集まりということにして申請しました。それで、申請書類送ったら、すぐに許可書を送ってきました。
柔軟かつ迅速に対応してもらえたと思います。
○「佐賀城公園」(県営)
問題は、「佐賀城公園」(県営)の方でした。こちらは、公園管理事務所というところが窓口でした。佐賀市と違って、最初から「何の集まりなのか」、「集会は基本的には認められない」とか、とにかくハナから取り合わない姿勢。
「どういう集会なのかとか、そういったことはそちらとは関係ないことでしょう。集会がまずいというなら、公園で集まってピクニックやハイキングしてる団体や親子連れも利用できないということですね?」
電話で散々粘った挙げ句、利用目的を「パレード終了後の反省会と公園内散策」とすることで妥協して申請用紙を出しました。そしたら、また申請用紙を受け取ったが、その内容に問題があるとか言って、また別の担当者が職場までしつこく電話してきました。ケチをつける内容は、また最初にいってた「何の集まりなのか」、「集会は基本的には認められない」といった類。この人たち、何度同じ話をループするんだ?最初の電話と同じ内容で反論しました。すると今度は、「とりあえずパレード後に公園内を散策する行為のみが行われると見なして、とくに許可の必要がないものとして扱います」とかわけの分からないことを言いだしました。とにかく、「15時から16時までは使いますからね」といって、こちらも電話を切りました。
○勝手に写真を撮るな
9日のパレードをやる日の午前のことです。佐賀城公園には、何人かテント村を設営して頑張ってる人がいるのですが、今度は、その人たちのところに公園事務所の職員が3名ほどやってきて、「今日の集会は何人くらい集まるんだ」、「どんなことをやるんだ」と根掘り葉掘り聞き始め、しまいには、テント村にいる人の写真を勝手に撮影しはじめ、ちょっとトラブルになりました。
テント村にいる人は、ボクと友だちではありますが、パレード・集会の主催者でも何でもありません。彼らも、ただ「わかりません」と答えているのに、ずいぶんしつこかったようです。
しかし、市と県で、どうしてここまで対応が違いますかね。県の方は、公務員として対応がおかしくはありませんかね。
いや、市の方は、公園を直接管理しているので公務員が応対しますが、県の方は管理を業者委託していて、写真撮影に来た人も県の職員ではなかったみたい。公務員は、公務員としての責任があるから、下手なことはしない感じですが、中途半端に委託を受けた業者とかは、公人としての責任感とか一切なしに、権限ばかり振りかざすから困りものです。委託を受けたいばかりに、県職員よりも、さらに忠実に知事に尽くそうという勇み足をやっちゃうのでしょうかね。とにかく気分悪かったです。
佐賀県には、原発云々以前の行政的問題が山積しているようですよ。