『占領軍による情報統制の大枠は、一つは表の機関としてCIE(Civil Information and Deucation Bureau)がある。CIEの役割は、長期的、戦略的に日本人の思想を民主化、非軍国主義化させる、もっと言えば「親米化」させるということであった。GHQはこれを「再教育」(Re-education)と呼称した。
OWI(Office of War Information:戦時情報局)1942年6月COI(Office of the Cordinator of Information)からOWIとOSSとに分かれた。大統領の直轄機関であり、宣伝専門機関として活動し、戦時中はラジオのVOA放送や宣伝映画を製作。長官にはCBSニュース解説者エルマー・デイビス、対外部長に作家のロバート・シャーウッド、検閲局にはAP通信のバイロン・プライスが就いた。占領下での民間検閲は当初このOWIなどが行う予定であった。
OSS(Office of Strategic Service:戦略諜報局)長官はCOIの長官でもあったウィリアム・ドノバン。陸海軍と連携して宣伝活動を行った。諜報と工作を行う謀略機関として、戦時中、日系人や捕虜日本兵を使ってのラジオ放送やビラによる宣伝を実施。後にCIAの母体となる。1946年1月12日解散。
USSBS(United States Strategic Bombing Survey,:米国戦略爆撃調査団)米軍の行った戦略爆撃の効果や影響について調査する機関。日本では原子爆弾の効果を確かめる他、ビラやラジオによる宣伝の効果も分析した。