1号機で放射性物質の汚染確認

柏崎刈羽原発

 東京電力は12日、柏崎刈羽原発1号機の原子炉建屋で社内基準値を超す放射性物質の汚染を確認したと発表した。放射性液体廃棄物を流すラインの排水口付近で確認され、汚染濃度は1平方センチ当たり最大33ベクレル(基準値は4ベクレル)。汚染の拡大はなく、濃度はラドン温泉3cc分としている。

 東電によると、汚染が確認されたのは残留熱除去系配管スペース室(管理区域)。11日午前0時半ごろ、巡視中の社員に放射性物質が付着したことが分かった。調査の結果、12時間後に同室の排水口2カ所で確認した。社員の内部被ばくはないという。

 室内の他の場所は汚染されず、水の流れた跡がないため、排水口内部に付着するなどした放射性物質が拡散した可能性があるとみて、原因を調べている。

 また、東電は柏崎刈羽原発5号機原子炉建屋にある送風機を設置した区画(非管理区域)で12日午前1時前、空調で結露した水を排水するポンプが故障し、床にあふれた約375リットルの水を発見したと発表。放射性物質は含まれず、外部への影響はないとしている。

 同区画では排水管が詰まったため、先月17日に仮設ポンプを設置、別ルートで排水していた。5号機では同23日にも別の場所の排水管が詰まり、結露した水約10トンが床にあふれたため、社員が3時間おきに排水状況を確認していたという。

 同原発で結露した水があふれたのは今夏3回目。原因を究明し、再発を防止するよう、県は東電に2回目の要請をした。

新潟日報2011年7月12日

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