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3次補正、編成作業に着手=菅首相が指示―政府

2011年7月12日18時6分

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 政府は12日、東日本大震災の本格的な復興対策を盛り込む2011年度第3次補正予算案の編成作業に着手した。菅直人首相が同日の閣僚懇談会で、準備に入るよう各閣僚に指示した。政府は月内に復興の基本方針を策定。各自治体の要望を精査し、対策を詰める段取りで、提出は秋の臨時国会となる。

 既に退陣を表明している首相はその条件として、追加の復旧策が柱で15日に提出予定の2兆円規模の2次補正、特例公債法案、再生エネルギー促進法案の成立を挙げている。これを踏まえ、民主党の岡田克也幹事長ら執行部は8月末までの今国会中に、これらを成立させ、新首相の指名を終え、新政権が3次補正を提出するとの立場だ。与野党では、首相は3次補正の編成を通じ、さらなる続投を狙っているとの臆測を呼んでいる。

 首相の指示に関し、枝野幸男官房長官は12日の記者会見で「政局的な話ではない。復興についての日常的な行政の事務は、政治状況にかかわらずしっかり進めるべきだ」と述べ、「延命目的」との見方を否定した。 

[時事通信社]

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