NHK高知県のニュース　高知放送局

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四万十市職員 着服で懲戒免職

高知県四万十市の職員が第三セクターの土佐くろしお鉄道の運営費などとして周辺の自治体から集めた負担金の中からおよそ１７０万円を着服したとして１２日付けで懲戒免職処分となりました。
懲戒免職になったのは四万十市、企画広報課の山川賢治係長（４０歳）です。
四万十市によりますと、山川係長は、「土佐くろしお鉄道中村・宿毛線運営協議会」などの会計事務を担当していた平成２０年度から３年間に、現金１７２万円あまりを着服したとして１２日付けで懲戒免職となりました。
四万十市によりますと、山川係長は、土佐くろしお鉄道の運営費として四万十町を含めた周辺の７つの市町村などから集めた負担金を銀行口座で管理していました。
山川係長は「数万円づつ複数回にわたって通帳から引き出し、生活費やパチンコなどに使った」と話しているということです。
四万十市の田中全市長は、「関係市町村や土佐くろしお鉄道に大変な迷惑をかけて申し訳ない。今後、再発防止に努めたい」と話しています。
山川係長は、今月７日までに１７０万円あまりをすべて返済したということです。

07月12日　19時39分

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