朝8時にホテルを出発。
ソウルにしてもここ北京にしても気温はたいしたことがないが、
湿度がめちゃくちゃ高いから、ドライな気候に慣れている私には辛い環境。
すぐに汗びっしょりになってしまう。
ホテルの部屋の温度は19℃に設定し快適。
節電を必要としている東日本はわかるとして、
日本のエアコンの温度はなぜ高いのか。
これは飛行機の室温調整も同じ。
日系、シンガポール航空、キャセイなどアジア系の多くのキャリアの飛行機の
設定温度の高さには困る。いつも汗だく。
米系はアメリカン航空、コンチネンタル航空、デルタ航空、ユナイテッド航空(あいうえお順)
すべて快適。いつも気持ちよく寝られる。
私の両親など老人には寒すぎるようで、いつも毛布が必要なようだが。
ただ暑いのはどうしょうもないが、寒いのは毛布があればいいのだから
寒すぎるぐらいでもいい。暑すぎた場合、飛行機の中でパンツ一丁になるわけにもいくまい。
おっと話はいきなりそれたが「暑くならないうちに」と朝早くホテルを出発。
目的地は八達嶺(はったつれい)である。
万里の長城は山登りだから暑いとしんどい。
1時間ほどで到着。
かなり急な道を登っていく。
以前来た時はそれほど人がいなかったが、もの凄い人混み。
中国では既に夏休みが始まったため子供が多いようだ。
115キロの私にはしんどいが、体重40キロの母は77歳の高齢にもかかわらず
ガンガン登っていく。強めの風が吹き心地よかったのが救い。
頂上まではいかなかったが往復まる一時間頑張った。
万里の長城の観光を終えると、北京市内に戻り、
今回母に一番みせたかった故宮博物院の全景を見るために
景山公園へ行った。
足がガタガタになり、もう少しでつりそうになったが、なんとか目的地に到達。
まさに絶景。感動モノ。
北京満喫の二日間。母が喜んでくれたことに幸せを感じている。