2008年6月のこと


1日(日) 小田原の落語会

 腰が悪くなければ愛犬の散歩からの日曜日なのですが、残念です、私以上に犬の方が残念でしょう。
 それでも普通の時間に起きて少し時間を掛けて駅まで歩くことにしました、駅までが徒歩二十分、小田原駅までは電車で三十分なので一時間もあれば余裕で着けるところを二時間も前に家を出ました。
 紫陽花は早咲きもありましたが、まだまだあと一週間という感じでした。
 こういったつぼみの頃もとても奇麗だと思います。

 小田原に早く着きすぎたのでラスカ三階のエクセルディオールでコーヒーを、殆ど空き席がないくらいに混んでいていますね。
 持ってきたパソコンを開けて昨日の分の日記を書き始めました、さっさと書かないとドンドン遅れていってしまいますからね。
 ブログなんて毎日でなくてもいいじゃないかという考えもありますが、いったん休むと怠けやすい自分はあっという間に続かなくなってしまって辞めてしまうんじゃないかと思います。
 まあ、それじゃあ何のために続けているのかというと、読んでくれているファンのためと、自分が色々と参考にしているネット情報へ少しでも恩返しができたら、と。
 誰も読まなくていい、というブログだったら何もネットに公開する必要なんてなくて、パソコンのディスクに保存しておけばいいんじゃないでしょうか。
 誰かに読んで欲しくて、読んだら感想が(それが痛烈な批判だったとしても)聞きたくて、だからこそネットで公開しているのでしょう、私もそうです。
 などと難しいコトを考えている内に一緒に落語を聞きに行く友達が来ました、さて、先ずは腹ごしらえですね。

 小田原城下らーめん宿場町、またまた新店が入ったとの話しを聞いて食べに来ました、日曜日のお昼時だというのに閑散としているのは相変わらずです。
 地元のラーメン集合施設なので頑張って欲しいと応援しているのですが、イマイチやる気が感じられません、学割メニュやお子様メニュを新しく作ったみたいですが、店先にポスターを貼っただけではちょっと宣伝効果が薄いのではないのでしょうか。
 ハッキリとは分かりませんが、半年に一度程度お店が変わっていて、変わっても看板を変えるだけの居抜き営業のようで、「ラーメン屋に来た」という感覚が乏しくて「スーパーのフードコーナーでラーメンを食べている」様な気になってしまいます。
 未食のお店が二軒あるので右側からいくかと喜多方らーめん一新(いっしん)@小田原城下らーめん宿場町へ入りました、なんとなくこの店が一番お客さんが多そうです。
 この時期だけの限定なのか全店つけ麺をやっているのでつけ麺を食べることにしたのですが、よおく考えたら喜多方ラーメンでつけ麺って聞かないし、喜多方ラーメンでは冷やしラーメンだし。
 そんなに待たされることなく喜多方和風つけ麺八百円、友達は醤油らー麺六百五十円+味玉百円にしました。
 つけ麺は真っ白で大きめの平皿に冷水で締めた細い平打ち麺が盛られています、案内に寄れば一玉半とのことですがそんなに多い感じはしません。
 ぱさぱさして味の薄いチャーシューが二枚、半分に切り分けられた味玉とほうれん草、メンマが少しに四角い海苔が麺に乗せられています。
 ツケダレは薄めの味付けの醤油ベースで、煮干しがたっぷりとのことですが殆ど感じません、喜多方ラーメンなのになぜか背脂が乗っています。
 ラーメンは醤油ベースの薄めのスープに背脂がたっぷり、煮干しも聞いているので喜多方と言うより尾道ラーメンって感じですね。
 細麺はやや柔らかめに茹でられていて食べやすくなっていて、トッピングはつけ麺と同じチャーシュー、メンマ、ほうれん草に三角の海苔、小さいなるとが乗っていました。
 なんとなく「施設の方からつけ麺をやってくれと言われたので、麺とスープを分けてみた」みたいな気がします。

 続けてもう一軒の未食店の北海道めん処ひぐま軒@小田原城下らーめん宿場町へ、友達は一杯だけと言うことで会場の真ん中に設けられたテーブルで食べることにして、お店の人に「外で食べます」と伝えながら食券を渡しました。
 何人かで来た時に全員が同じお店でなくてもいいように、真ん中のスペースに六人掛け程度のテーブルが四つ置いてあって各お店から自由に取り寄せられます。
 これはこれで中々ナイスなアイディアですが、まさにフードコーナーさを加速させるだけで「ラーメン屋」独特の店内の雰囲気を味わうことができません、その味わいこそがラーメンの味よりも大切なんですけどね。 
 お店のコンセプトは何でも「小田原の地で北海道の味噌ラーメンを冠した店」とのことで、小田原にしかない唯一無二の味とのことです、全国の味が楽しめる集合施設で「小田原の味」はあんまり馴染まないかも知れません。
 食べたのはひぐま味噌らーめん七百円、メニュを見ると味噌以外にも「函館塩味」と「釧路醤油」として用意されています。
 大きめのドンブリにタップリの野菜で厨房での鍋捌きを見てみたかったと思わせる盛りつけ、キャベツ、タマネギ、モヤシ、人参、白菜とバラ肉も一緒に炒められています。
 スープは白味噌をベースに濃いめの味付けながら後味を引かないさっぱりしたもの、とても美味しい食べられます。
 チャーシューは柔らかくて食べやすいのですが、野菜に埋もれて存在感がイマイチ、ですけどこれはこれでいいと思います。

 小田原駅を真ん中に正反対に歩いて行くと谷津公民館があって、二月から楽しみにしていた第三十九回柳家三三小田原落語会の会場です。
 次回で四十回とのこと、年に四回やっているので十年続けているとのこと、つまりは二つめのころから地元の自分を育ててくれた人を大切にする心意気、中々できることじゃないですね。
 先ずは柳家三三師匠が前口上を含めて話しに入っていきます、今日の演目は道具屋ですね、各登場者の顔とか情景が手に取るように分かるし、いつもながら引き込まれる感じです。
 あっという間に話が終わり、大歓声の中を古今亭菊六さんに交代、二つ目にしてはかなり上手い話し口調です。
 中入りを挟んでもう一度柳家三三師匠の演目、あっという間の二時間でした。

 終わって駅に戻って帰るのにはもう少し時間があるという言うことで、ラスカ最上階のカフェへ。
 カフェだけどビールがあったので明るい内から飲んでしまいました、旨いですねぇ。

 小田急線で帰る車中ではぐっすり寝てしまい、一つ乗り過ごしてしまっていつもの最寄り駅で降りました。
 バスで帰ることも考えたのですが、時間はたっぷりあるので休み休み歩こうと歩き始めました。
 お昼前に通った道以外の道を歩いて、通勤経路上にある紫陽花は全て確認しました、咲いている花よりも咲いていない方が多かったなぁ。


2日(月) 三三師匠の三十三歳独演会

 朝ご飯はそばでも食べようかと思ったけれども、なんとなく普段食べないクロワッサンなどを食べてみようかと血迷ってしまい、ふらっとプロントに入ってみました。
 どれどれとモーニングセットB三百八十円を頼み、席に着いてパソコンを広げて今日の段取りを確認しました。
 地下にあると思われる厨房からボーイさんが真っ白いディッシュを運んで来てくれました。
 チーズクロワッサン、ヨーグルト、サラダ、加えてコーヒーが付いていてずいぶんお得に思えますが、どれも量が少ない。
 女性だったらこれでいいのかも知れませんが、私にはとてもとてもと思いましたが、食べない日もあるのでそれを考えれば悪くないかな、と。
 それにしても、朝、ヨーグルトを食べたのは何年ぶりだろう、ホテルに泊まった時に前日買い求めてあったカップのヨーグルトを食べたことは何度もありますけどね。

 午前中は打ち合わせだけして過ぎてしまい、時計の針が真上で重なり合って離れていく頃にはもう事務所を出ていました。
 友達が久しぶりに上京してくるので今日の午後と明日一杯、たっぷり遊ぼうという企画、遊ぶといっても美味しい食べ物を食べるのが中心になりそうですけどね。
 五反田駅で待ち合わせて最初に向かったのがミート矢澤@五反田です、前回はディナーを食べたので今日はランチを食べようと思いまして。
 ランチはハンバーグとサイコロステーキの二種類のみであり、それでもこの味にしてこの値段との噂とリピートで店外まで並んでいますし、食べ終わって明らかに一時を過ぎているのに外待ちが十人くらいいました。
 ランチは全品ミニサラダに味噌汁が付きます、ライスは大盛り無料と言われましたがなんとなく見栄を張って(誰に?)普通盛りにしました。
 先ずはサラダ、サニーレタスの上に大根の千切りとコーンを乗せた簡単なフレッシュサラダでしたが、肉料理が来る前に食べるにはちょうど良かったです。
 それから十八分待たされてサイコロステーキランチ二千円、友達はフレッシュハンバーグランチ千円が同時に運ばれてきました。
 和牛肉の等級がどうのこうのという話しはともかく、食べればどれだけ上質の肉をどれだけ丁寧に調理しているか分かるというものです。
 肉質からすればこの値段は考えられません、ご飯が足りないかと思ったらちょうど良くて、まだまだ外に人が並んでいるのにコーヒー二百円も頼んで食後をのんびりしてしまいました。
 外で並んでいたお客さん、ごめんなさい。

 電車を乗り継いで、少し前にテレビでやっていて是非行ってみたい場所へ一緒に行きました。
 東京おもちゃ美術館、「博物館」ではなく「美術館」なのは二十三年間中野で開設されたのが「美術館」だったからなのでしょう。
 テレビの番組では子供視線だったのでとてもおもちゃが身近に感じられましたが、実際に入ってみて大人の視線で遊ぶのはかなり下を見ないとなりません。
 腰が完治していないのでやや辛いところではありますが、木製のおもちゃを「そこのは触らないで下さい」と館員さんに注意されるほど触りまくってしまいました。
 子供がたくさん遊びに来ていて、というか、子連れ以外で遊びに来ているのは我々だけだったかも知れません。
 パズルは一人で遊び、ボードゲームは二人で何度も遊んでしまい、七百円の入場料は「おもちゃの保管料」として考えれば決して高くなかったと思います。

 明治通りをブラブラと新宿駅の方向へ歩きます、途中、クリスピードーナッツを覗くと二十分待ちの行列、いつか食べて見たいとは思っていますが。
 そのまま前を行き過ぎてめじろ@渋谷区代々木へ、東京を代表する正統派の醤油ラーメンを友達に是非食べてもらいたくて。
 まだ五時前なので夕飯には早いのですが夜の講演の時間を考えるとちょうどいいかなと入りましたが、さすがに先客はゼロ、後からお客さんは来ましたけどね。
 食べたのは私が塩焦がしネギら〜めん八百五十円で友達は焦がしネギら〜めん八百五十円、プーンといい香りがします。
 白い刻みネギと焦がしたネギがたっぷりと振り掛けられていてネギ好きの私にはタマリマセンです、だからといってこれ以上多いのは辛いですけど。
 いつも通りのしなやかな細麺が澄み切った塩味のスープに絡んでとてもおいしく食べられます。
 ぶっといメンマは見た目とは違って柔らかい食感、さらに柔らかいのはチャーシューで、このチャーシューは友達も喜んでくれました。
 食べ終わってもしばらくのんびりしてから店を出ました、いやはや美味しかったよ、ごちそうさまでした。

 原宿で千代田線に乗り換えて国会議事堂前駅へ、講演会場に真っ直ぐに向かうのも芸がないと思って国会議事堂を見物しながら向かおうと。
 何度目かでみる国会議事堂は曇り空の中をどんと構えていました、あたりはシーンとしていて、たまに通りすがるのは高級車ばかりです。
 友達が二十四時間体制で警備している警察官に「写真を撮ってもいいですか」と聞いてみると「いいですよ」と答えてくれたので、堂々と撮影しました。
 真っ正面からだとどこででも見るありふれたアングルだけど、だからといって他のアングルでは庭木が邪魔して上手く撮れません。

 大きく回り込んで国立演芸場、もの凄い大きなホールを想像していたら五百人も入れない中ホールで、それでも玄関から敷き詰められた赤絨毯の格調の高さはちょっと他のホールとは違う雰囲気がします。
 「柳家三三 三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂」、まだ開場には時間があるのですが既に何人ものファンが駆け付けています。
 二階が待合のラウンジになっていて、何度も来ていると思われるファンは売店で買うか持ち込むかのお弁当をのんびりと食べています、美味しそうですね。
 時間になったので場内へ、ファンクラブの先行予約でチケットを買ったせいもあって場内中央の席、一つ後ろには三三師匠の親御さんが聞きに来ていました。
 一席目は道具屋、そういうば昨日も同じ演目を聞いたなと思い返しましたが、ここ演芸場に来ることができない地元のファンのために噺をしたのだろうと思いました。
 話しの流れは昨日と同じですが、細かいところが違っていて、ただ台本通りに覚えて喋っているだけでは師匠には成れないんだろうな、と。
 二席目は三方一両損、この演目も以前どこかで聞いたことがありますが、それはそれ、これはこれでとても面白かったです。
 最後は山崎屋、この噺は初めて聞きました、何度も「オチか」と思わせるタイミングもありましたが先へ先へと進みます。
 定刻の九時を過ぎたところで閉幕、先ずは初日がつつがなく終わりました。

 永田町駅まで歩いて目黒に行こうと南北線のホームに向かったら、永田町駅は結構地下道が長くてホーム着いたのが九時半過ぎ、今からお店に向かっても着けるのは十時を過ぎてしまい十一時閉店なので「行っただけ」になってしまいます。
 それじゃああんまりなので、予約してあるホテル近くで店を探すことにしました。
 有楽町線ホームまで戻って池袋へ向かいました、それなりのお店はもうそろそろ店じまいだし、やっているお店はそれなりではないチェーン店ばかりだし。
 もうホテルに着いてしまったなと、チェーン店でもいいかなと思い始めているとそのホテルに併設するような感じで中華料理屋さんが営業していました。
 ドアを開けて営業時間を聞いてから店内へ、仁和苑@池袋、レジの後ろ棚には屋号が書かれた名札の刺さった華が飾られていましたので、つい最近オープンしたのでしょう。
 店内は椅子とテーブルだけを並べた感じの殺風景な趣で、先客が二組くらいいましたが、奥の六人座れるテーブルに二人でどんと座りました。
 メニュを見ただけでは「焼き肉」なのか何なのかさえ分かりませんでしたが、店員さんに聞くと鍋とのこと、つまり赤い方に辛いスープ、白い方にトンコツスープを入れて煮立て、肉はしゃぶしゃぶ、野菜はじっくり煮る、という料理のようです。
 丸い鍋の真ん中を並状の板で仕切っているのは通称「重慶火鍋」、正式には鴛鴦(オシドリ)鍋というそうです、本物を見たのは初めてです。
 グツグツと煮立ってきたので先ずは赤い方で肉をしゃぶしゃぶってしてみると、結構辛い、辛いけれども旨い、日本風の居酒屋で辛い鍋と言われるのより遥かに辛い、辣油が入っているしな。
 入れたのは、肉は羊肉五百八十円と牛肉五百六十円とイカ三百八十円、野菜は白菜と生椎茸とエノキ、いずれも二百八十円と質はともかく良心価格。
 一品料理はセロリの冷菜五百八十円を食べましたが、ボリュームタップリでとても美味しかったです。
 穴場の店だなぁ、滅多にこの辺には来ないから今日がなかったらこの店には来なかったなぁ、一ヶ月位したらまた来てみたいな。


3日(火) 大勝軒と水族館

 東横イン名物のモーニング、おにぎりだけじゃなくて味噌汁も漬け物も食べ放題、コーヒーも飲み放題。
 ホテルによってはおにぎりではなくて焼きたてのパンの場合もあるのですが、そのホテルは何ヶ月先までも予約で一杯で中々泊まることができません。
 お昼前にはラーメンを食べる予定にしているので、おにぎりは二つだけにしました。

 ホテルを出ると小雨が降っているので、池袋駅まではなんとか傘を差して歩きましたが、池袋駅からは有楽町線で一駅乗ってしまいました。
 ブラブラと歩いて向かうとちょうどいい時間の予定だったんですけどね、地下鉄を地上に出て店に向かうと暖簾がはためいていました。
 東池袋大勝軒@南池袋、平日昼間の小雨の肌寒い天気のせいか外行列がないんですね、店内は開店したばかりで殆どお客さんがいません。
 というか、まだ開店十五分前だと思うのですが、「だいたいいつもこのくらいの時間には開けますよ」と店員さんに挨拶されてしまいました。
 店先の券売機で食券を買って店内へ、前回はカウンター席でしたが今日はテーブル席に向かい合わせに座りました。
 カメラの準備をしているともう自分の中華そば七百円が運ばれてきました、ドンブリ一杯に盛りつけられた麺となみなみと注がれたスープがとっても美味しそうです。
 友達の出来上がるのもそんなに時間がかからないだろうとちょっと待っていると、案の定すぐにゆであつ七百五十円が運ばれてきました。
 ドンブリが重くて持ち上がらないので口を近づけてゴクリとスープを飲む、何と何をどうやったらこんなスープができるのか全く想像できないけれども、間違いなく日本で一番旨いラーメンです。
 旨いからといって好きかどうかという話とは別なので、一回食べたらもういいやという人も多いでしょう、現代風と言うよりも代々続いてきた伝統的な味といった風情ですから。
 つるつるでもちもちの麺はスルスルとモグモグ食べられます、大勝軒標準からは少し細いような気もしますが最後までだれることなくスープに横たわっています。
 でかいチャーシューがどんと乗せられ、メンマ、なると、海苔ときて(時流に媚びない)固ゆで玉子が半分だけ乗せられています。
 友達はドンブリからはみ出さんばかりの麺量に「半分、食べてね」と言いだし、麺を食べ終わった中華そばのスープに麺を浸けて一緒にラーメンを楽しみました。
 もりそば(つけ麺)も旨かったですが、中華そば(ラーメン)も旨いですね、次回はどちらにするか悩みますよ。 
 ああ、美味しかった、勤務場所に近くてこのくらい空いていればもう少し頻繁に通えるんですけどね。

 有楽町線で有楽町に出て、山手線で品川まで、天気が悪いこともあってエプソン品川アクアスタジアムの水族館に行ってみるかと。
 千八百円の入場料は高いと言えば高い、けれども映画を二時間みて同額なので三時間くらい遊ぶならそんなでもないかなと。
 入るとすぐに水槽のトンネルが十メートルくらいあって、横から下から魚(殆どがサメとエイですが)を眺めることができます。
 特に大きなマンタが悠々と泳ぐ姿は何度見ていても見入ってしまいます、彼らから水槽の外の人間はどういう風に見えているのだろうか。
 奥に進むと小さい水槽にカサゴの仲間とか熱帯魚とかが泳いでいて、奥にペンギンが暮らすスペースがあります。
 ペンギン達はあちこち動き回っていたり、じっとしたり、こちらも見ていて飽きないくらい、遠く南極での生活を思い出しているのでしょうか。
 さて、せっかくだからと時間になったのでアシカショーを見るために会場へ、どこから人が集まったか分からないくらい沢山の人が集まってきました、満席にはなりませんでしたけど。
 特別にスゴイ芸はありませんでしたけどライブは違いますね、大笑いしたり感心したりと。
 三十分くらいで終わって次はイルカショーを見に行きました、ショーにはまだ時間があるのですがイルカは勝手気ままに泳いでいて、気分でジャンプしたりしています。
 こちらのショーの芸もどれも見たことがある芸でしたが、実際に目の前で見ると思わず拍手をしてしまいました。

 友達を品川駅まで送りました、一日半に渡って私の遊びに付き合ってくれて感謝しています、どうもありがとう。
 私は山手線にとって返して有楽町で降ります、夕飯を食べていなかったのでラーメンが食べたいなぁと近くにお店はないかと探すとJRガード下に新角@有楽町(千代田区丸の内)という見るからに立ち食い蕎麦屋、実際に店内には椅子は置いてありませんでした。
 券売機を見ると一番上が「ラーメン」、その右に「大盛りラーメン」「玉子ラーメン」と続き、立ち食いラーメンがメインでお蕎麦やうどんがサブといった感じ。
 食券を買って店内奥の厨房へ出します、麺が茹で上がるのを待っている時に厨房を見てみるとお蕎麦、うどんとラーメンを茹でる茹で湯を変えていました、ほっと一安心です。
 習慣で厨房の奥に目をやると麺箱に「三松屋食堂」と印刷されています、ということは三松@泉岳寺(港区高輪)と同系列店なのでしょうか。
 どちらも「ラーメン、そば、うどん、カレー」と扱っているし、天ぷらとかコロッケをラーメンに乗せたメニュもあるし、カレーライスを付けたセットメニュもあるし、全てのメニュで値段が同じですし。
 数分してラーメン三百九十円、ああ、見た目がそっくりです。
 鶏ガラと野菜のしょっぱめのスープに巻きチャーシューが乗せられ、ワカメタップリに角海苔、刻みネギが散らされていました。

 さて、昨日に引き続き国立演芸場にて「柳家三三 三三 三十三歳 三夜 三席 三宅坂」、第二夜。
 第三夜はチケットもないし仕事も忙しいので来られないと思うので今日が最後、ファンクラブ経由でチケットを取ったことも関係しているのか、師匠の真っ正面の席です。
 一席目は「道灌」、これは太田道灌の故事から始まるネタで、「七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞかなしき」という和歌が出てきます。
 後で調べてみるとなるほど、古典落語はそこまで考えて作られているのかと、感心します。
 二席目は「三軒長屋」、噺家が何役も演じるので顔つきや声色をそのたびに変えなければならず、それだけでも大変だなと楽しみました。
 三席目は「崇徳院(すとくいん)」、この話も「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思う」という和歌が出てきます。
 この話も隅から隅まで考えられていてうーんと唸ってしまう場面も出てきます。
 いずれの演目も普通に話したら三十分はかかる長講で、こういう機会か寄席の主任でも務めてもらえなければ聞けない噺、とても面白く、また、考えさせられました。
 創作落語はそれはそれで面白いと思いますけど、先ずは古典落語からしっかりと感じていきたいです。

 なんとか新宿まで着いて、ロマンスカーで帰宅しました。
 駅で一杯飲むかとも思ったのですが、駅売店でつまみと共に買って電車に乗り込みました。
 もの凄く疲れていて飲んだらすぐに寝てしまうかとも思いましたが、終着駅まで文庫本を読んでいました。


4日(水) またまた夜中まで仕事

 とりあえず起きて、とりあえず出社、意気揚々と家を出る日もあれば意気消沈して無理矢理足を動かす日もあります。
 一年三百六十五日、一日として同じ日がなかったのでこれからも同じ日はないのでしょう。

 午前中はまたまた難しい話しの打ち合わせ、何度も何度も同じような打ち合わせをしているのですが、何一つ変わらないのはなぜなんでしょうか。
 自分なりに思い当たる原因はいくつかあるのだけれども、自分の立場や会社の方向性が微妙なのでなんとも発言できないのが心苦しいのです。
 話を振られても言い返せないことが多くてストレスが溜まるばかり、さてさて、どうしたものでしょうか。

 さて、昼飯をゆっくり食べている時間的余裕がないので近場で済ませるかと花のもつ平@泉岳寺(港区高輪)へ、一時近くだというのに満席なのは近くにまともな飲食店がないだけじゃなくてラーメンの味がしっかりしているからでしょうね。
 店先に「ラーメン」の提灯がぶる下がっていました、ちょこんと可愛らしいですね。
 どのメニュを食べたのか分からなくなっているので、勘で「これは未食じゃないかな」と選んだとんこつ醤油らぁめん七百円、調べてみたら今年の三月に値上げされた直後に食べていました。
 麺を覆い尽くすような具だくさんなラーメン、一番下のキャベツにチャーシュー、メンマ、固ゆで玉子が半分にキクラゲの細切りがあしらわれ、万能ネギが刻んで振り掛けてあります。
 トンコツ強めで醤油少なめのスープに中太麺、まずまずでした。

 午後を過ぎたあたりから先月と同じ対応の準備です、お客様側からファイルが出来上がってくるのが暗くなってからなので、それから内容の確認をしているとどうしても終わるのが夜中になってしまいます。
 先月だけで終わりかと思ったら今月も、ですか、来月はしませんよ。
 なんだかんだで終わったのは二十三時半を過ぎていて終電さんはサヨウナラ、カプセルホテルさんこんばんは、の状況。
 新宿駅で降りてそのまま寝るのもシャクなので一杯飲んでからと思ったら「私もお腹が空きました」と中途社員さんと同僚と、先月と同じメンバで同じ店に。
 世界の山ちゃん西武新宿店、今夜も「ラストオーダーは三時半までです」と断りがありました、今夜も二階の窓側の席に案内され、今夜は満席とまではいきませんが半分くらいはお客さんが入っていました。
 生ビールを一気に飲んで、吐き出せずに吸い込んでいた疲れを一気に吐き出しました、いやいや、今日も疲れました。
 鶏皮の酢漬けや鶏の唐揚げをつまんでいるウチに手羽先六人前(一人前五本四百円)が運ばれてきました、これこれ、これがないと。
 一心不乱に食べてお腹が落ち着いた頃にいつかは話しておこうと思っていた四方山話しをして、さらに手羽先を追加注文しました。
 レモンサワーでグイグイとお腹に流し込んで、最後は味噌カツとか頼んで、あっという間に食べてしまいました。
 ごちそうさまと店を出て、三人一緒にグリーンプラザへ、今日も一日お疲れ様でした。


5日(木) 茗荷谷で夜だけ営業する店

 ホテルをチェックアウトしてから朝食をとることが多いのですが、たまにはメニュの変化を確認しておこうと五階のラウンジにて朝定食B五百七十五円、曜日毎にメニュが変わり、各々に洋食と和食が用意されています。
 今朝は和食にしてみました、焼き魚、ご飯、味噌汁、生玉子、海苔、お新香に焙じ茶と。
 なんとなく一品足りないんじゃないかとオプションから納豆百五円をプラス、値段も品々も豪勢な朝食になりました。

 午前中を軽く流してお昼、毎週通うことにしているのに今週は木曜日になってしまいました。
 新橋おらが@新橋(港区新橋)、入ってみるとオープン時に手伝っていた若い店員さんが復活しているじゃないですか、今日だけなのか定期的なのか分からないけれども。
 お店がこんなに混んでいなければ尋ねるところですけどコーナーの一番狭い席以外は満席ですし、後からお客さんが来て壁際に待っているし、新橋ではすっかり有名店になってしまいました。
 勝手なことを言わせてもらえば、動の長介に静のおらがかと。
 厳選されたトッピングで奇麗に着飾る長介のラーメンと、シンプルに刻みネギさえ使わないおらがのラーメンと、好みもあるし流行すたりもあるし、どちらがいいとか悪いとかではないのですが。
 いつもどおりに十分ほど待たされて温もり七百五十円、盛りそばの食券を買って渡そうとすると「冷たいのと温かいのがありますが」と聞かれるので温かいのでと答えてありました。
 東池袋大勝軒系のもりそばで温もりを頼むと、一度茹ででから冷水で締めてもう一度温めることが多いのですが、この店のは茹でた麺を湯切りしただけでドンブリに入れて上からスープを一周り掛けてあるだけなので、メチャクチャ熱いです。
 中太麺はくっつくかくっつかないかギリギリのくっつき加減です、もう少し茹で加減を抑えて芯を残すようにすると、食べている間に余熱でちょうどいい感じになるかも知れません。
 刻みタマネギがたっぷり入ったツケダレの粘度はまずまずで薄切りされたチャーシューが二枚、と思ったらハジッコのブロックチャーシューがサービスされていました。
 前回までは入っていた柚子皮のかけらはさすがにもう入れなくなったようです、ぶっといメンマをコリコリといただいてごちそうさまでした。

 粛々と午後の仕事を済ませていると定時を過ぎてしまいました、仕事のキリが悪かったのでそのまま仕事を続けて終わったのは十九時過ぎでした。
 昨日から行こうと決めていたので頑張って向かいます、浅草線の東銀座を降りて地下道を丸ノ内線の銀座駅まで歩き、丸ノ内線茗荷谷駅から住宅街を縫って九分ほど歩きます。
 まるっきりの住宅街で地図を印刷してこなければたどり着けなかったかも知れません、とても説明がしづらいのですがあえて説明すると「茗荷谷交差点を渡り、目の前のりそな銀行右手の細い道を入ります。小学校を右手に真っ直ぐに歩いて行き、途中のなだらかな坂を下っていくとT字路にぶつかるので左へ曲がってすぐに右に折れます。広い道まで下って右方向に歩くと道路沿い」という感じです。
 麺処きせき@茗荷谷(文京区小石川五丁目)お店のブログ)、昼間は台風というラーメン屋さんを夜だけ間借りして営業しています。
 全てを一人で切り盛りしているので、お客さんが一人でもいると話しかけるのは厳しい状況ですね、テーブルも止まり木カウンター風で話しかけにくいし。
 先ずは瓶ビール五百円、つまみは海苔にチャーシュー端っこ二つに青菜、なんとも素敵なおつまみです。
 ビールを飲みながらのんびりしようかと思ったのですが、次から次へとお客さんが入ってきて「ああ、こりゃ話ができる状況じゃないな」と諦め、席を立ってラーメンの食券を買いました。
 しばらくしてまぜつけ九百三十円、この「まぜ」は今流行の「油そば」の「混ぜる」のではなく、太さの違う麺を「交ぜる」の「まぜ」です。
 半分半分くらいの割合で交ぜられている細麺と中太平打ち麺をツケダレにくぐらせて食べて見ます、ほぉ、旨いですねぇ、新店と言っても店長は他店での経験があるのでこの位のレベルでは仕上げてもらわないとね。
 ツケダレがしっかり味がするけれどもすっきりした喉越し、油温から何から慎重に丁寧に出汁を取っているのだろうなぁ、旨いねぇ。
 脂身の多いチャーシューはしつこくない味付けでいい感じです、メンマに水菜に海苔、真ん中に白髪ネギに焦がしネギ、焦がしネギ一枚にも手抜きしない意気込みが詰まったラーメンです。
 麺量が結構あります、余裕で食べきれはしますが「せっかく普段来ない土地に来たから」もう一軒行こうとおもっていたのに行かれそうもありません。
 ツケダレはさっぱりタイプですのでスープ割りせずに全部飲んでしまいました、ゴクリと飲み終わってカウンター台に食器類を持ち上げてごちそうさまでした。
 あと何回来られるか分からないけど、頑張って食べに来たいと思います。


6日(金) サシで埼玉屋

 今朝もバスで最寄り駅まで、駅まで歩いて行けばいけないこともないけど、時間がないのと朝から身体を動かすのはひょっとして危ないのではないかと思い、ここのところずっとバスです。
 バス停のそばにはそれなりに花も咲いているのですが、花を写すとバックに民家が入ってしまうので撮れないんですね、ちょっと残念です。

 金曜日午前中の定例会への参加は今月いっぱいでおしまいになりました、長かったなぁ、一年半くらいになるのかな。
 色々なことがあったけど終わることになるとどんなことでも寂しく思いますね、まあ、すぐに新しいことが始まってすっかり忘れてしまうのでしょうけど。
 さて、打ち合わせが終わったら参加した人たちでお昼、先週もこんな形でお昼を食べに行きました、さらに行ったお店も同じで完全個室居酒屋おば九ABURI 泉岳寺駅前店(紹介のページ)、おば九グループのお店です。
 食べたのは日替わりランチのハンバーグカレー八百円、店先の立て看板には「期間限定 ライス大盛り無料」と書かれていますが、開店以来ずっと書かれている気がします。
 ハンバーグカレーと言われると、大きめの平皿に左半分にライスが盛られて右半分にカレーがよそられていて、そのカレーにハンバーグが浮かんでいる感じを想像しますが、ちょっと大きめのお皿の真ん中にハンバーグが置かれて上からカレーが掛けられていました。
 これって、「ハンバーグ定食+カレー」ということですか。

 午後は簡単に作業説明をしてそそくさと事務所を出ました、夕方から本社で打ち合わせがあるので向かわなければなりませんが、新宿−五反田間の定期が使えるウチに渋谷あたりのラーメン屋にも行っておかねば、と。
 渋谷駅を降りて勘でお店に向かったのですが簡単に迷ってしまいました、渋谷という街にはどうしても相性が合いませんね。
 それでもややしらみつぶし的に歩いてやっと見つけたつけ麺大臣渋谷本店@渋谷、四月にライブを聞きに来た時に前を通ったので気になってはいたのです。
 店の作りを見ても分かりますが何軒かチェーン展開しているようで、特盛り680gまでは同一料金(大盛りは570g、中盛り450g、並盛り340g、小盛り230g)としていますが、ここ渋谷でラーメンを食べる層に体育会系の大食いは少ないような気がします。
 味は醤油、白湯、四川麻婆と豆乳の四種類でとりあえずラーメンもありました、どのメニュも特別に引きがないのでどれにするか悩みますよね。
 中途半端な時間にもかかわらずカウンターのみの店内は八割以上が埋まっていて、十分ほど待たされて鶏白湯つけ麺七百三十円の並盛りが出てきました。
 丸い平ザルの盛りつけられた麺は水気の残るやや細めの縮れ麺、皿の端に海苔が置かれていてその上に魚粉が盛られていました、「お好みでどうぞ」なのでしょうけど面倒なのでガサッと全部ツケダレに入れてしまいました。
 ツケダレは鶏の味もしっかりするし、鰹節もたっぷり入っているようですし、大きめのチャーシューと数本のメンマが沈められていました。
 卓上には原了郭の黒七味の六角柱形の筒が置かれていましたが、筒が汚れていましたし、その価値に気が付く人はこの店に来そうもありません。
 麺を食べ終わったのでお願いすればスープ割りもできそうですが、急いでいたのでそのままにして店を出ました。

 本社に戻って打ち合わせ、日本人特有の「打ち合わせをしたらやった気になる」に近い打ち合わせかと思ったら、今日のはちゃんと実がありました。
 来週以降に向けて二年半の総決算、ですかね、できれば決算しなくて済むようにしたかったのですが仕方ありません。
 個人的には打ち合わせを一時間ほどして立川あたりの店に行こうかとぼんやりと考えていたら六時過ぎまでかかってしまい、「サシで飲むか」とのアイコンタクトを受けて会社を出ました。
 どこにするのかなぁと待っていたら「埼玉屋でいいだろ」と言われて二つ返事、一階カウンター席は満席でしたので二階のテーブル席へ、二階は一番広い席に一組だけのお客さんでした。
 ビールで乾杯して、焼き鳥を頼んで、でもブチョーは「食い」より「飲み」ですからね、まあ人それぞれですけど。
 タンとナンコツ、それにカシラを二本ずつシオで焼いてもらって、私は「飲みメイン」の店と「食いメイン」の店で行き分けているのですが、ここ埼玉屋は両方かな。
 仕事の話しを半分して、途中から遊びの話し、遊び方は驚くほど酷似していて先に言われると悔しかったりします。
 レモンサワーを二杯くらい飲んだところで撤収、私はあちこちにハシゴせずの長っ尻派ですがブチョーは次から次へとカシを変える派、飲み方については驚くほど正反対ですな。

 九時に新宿で解放されて、お金があればあちこちに展開したいところですがここは我慢して地元へ、それでもラーメンを食べに行こうかと本厚木で降りました。
 ケイタイにメモしてある宿題店へ向かったのですが店が見つかりません、聞き慣れない新店が目に入って「明日、絶対行く」と決意したのはいいけど、どう考えても場所を間違えたようには思えません。
 先の新店に行ってビルの名前を確認するとケイタイにメモしてあるビルの名前と同じ、ああ、半年で閉店してしまったんですか。
 しょうがないので他の店にとすぐ近くの安売り派のラーメン屋はパスして、通り反対側のらーめん花楽厚木店@厚木市へ、県内に二十店舗以上展開しているチェーン店なのに公式ホームページが見つかりません。
 店内は明るくて清潔でファミレスのようです、しかし時間が時間なのでガランとしていて、お好きな席へどうぞといわれたので四人掛けテーブルに座りました。
 いつも乗る神奈中バスの車内広告でよく見かける期間限定の夜鳴きそば六百八十円を頼みました、この花楽は神奈中グループのラーメンチェーン店ですから神奈中バスやタクシーで宣伝するのは当たり前ですね。
 「昭和の思い出をあなたに」とのサブタイトルが付いていますが、もう昭和は二十年も前のことなんですね。
 煮干しを効かせた醤油ベースのスープに細めの縮れ麺を合わせてあります、中々いい感じです。
 ドンブリ中央にワカメ、ワカメに寄り添うように半身の半熟玉子、さらに寄り添うようになると、上には刻みネギが散らされてドンブリの端に海苔が差してありました。
 するするっと食べてごちそうさまでした、今日一日暑い日だったから冷やし中華にすれば良かったです。


7日(土) 厚木に三軒目の大勝軒

 先ずは愛犬の散歩、イマイチ犬に元気がありません、急に暑くなって辛いのかも知れません。
 最近暑い日や雨の日が続いて散歩に行っていなかったからかも知れません、年齢のせいかもしれません。
 まあそれはそれでいいかとデジイチを持って出掛けたのですが、途中でバーテリー切れ、ああ、ツイテいません。

 戻ってきて一昨日の分の日記をアップして出掛けることにしました、昨日、帰り際に見つけた本日開店のお店に行かねば。
 本厚木の駅の周りにはこれでもかというくらいコインパーキングがあるのですが、十分百円のと十五分百円のとこと二十分二百円のとこと、色々と混じっていてどこに停めるか迷ってしまいます。
 東池袋大勝軒節物語 in 本厚木@厚木市、開店を知らせるパンフレットには「厚木大勝軒の店主が味を提供」とあります、移転でも支店でもない関係のようですが食券を買ってカウンターに座って厨房を覗くとその厚木大勝軒@厚木市の店主が麺を茹でていました。
 開店日だけのお手伝いのようで、他の店員さんにあれこれ説明をしていました、フロア担当の女性店員さんは三人いましたがちょっと不慣れなようです。
 メニュは「東池袋大勝軒スタンダードメニュ」と称してあつもり、もりそば、中華そばの三種類でいずれも六百八十円、おろしニンニクが乗る「本厚木オリジナルメニュ」は食券は別れていますが値段は同じです。
 テーブルには醤油、ラー油、酢と餃子メニュ用の調味料にコショウ、それに加えて剥きニンニクが裸で置かれていました、クラッシャーも用意されていましたけどニンニクは水に浸けて乾燥を防いで欲しいものです。
 麺量は小盛り200gと中盛り300gは同料金ながら小盛りは海苔二枚が付きます、大盛り450gは百円増し、ビールやつまみもそこそこ揃っていて昼十一時から朝三時までの営業時間に偽り無しと言う感じですね。
 カウンター十二席に四人掛けテーブルが三卓用意されていて、間口は狭いけど奥に行くほど広い感じですが厨房に面した席がないので店員さんと仲良くなるチャンスは少ないかも知れません。
 十分も待たないうちに私はもりそば(中盛)六百八十円、少しおいて女房の中華そば(中盛)六百八十円にチャーシュー二百五十円が運ばれてきました。
 平打ちの縮れ麺を食べてみると固い、茹で時間を一分くらい間違えたように固いです、食べるのが辛いくらい固いです、これはイケマセンねぇ。
 ツケダレは節系がたっぷり入っていて咳き込むほどの濃さ、いくら今日オープンだからと言ってもちょっと肩に力が入りすぎではないでしょうか。
 チャーシューの細切りとメンマがツケダレに入っていましたがなるとは見あたりません、輪切りの白ネギが全体に散らされて海苔が浮かべてありました。
 割りスープはポットに入っていて、麺を食べ終わってから入れてみました、温かくて鰹節タップリのスープでとても美味しく食べられました。
 とりあえず何回か通わないとイケマセンねぇ、基本的な部分は問題ないと思うので肩の力を抜いて楽にラーメンを作れるようになったら外待ちができるくらいのお店になるとは思います。

 女房はちょっと買い物があるというのでクルマの駐車場で待ち合わせて別れ、私は先に調べてあったお店に歩いて行きました、五分くらいで着くかと思ったら八分もかかりました。
 自家製麺囲(かこい)@厚木市、職業安定所前交差点の角にお店があるのですが道路工事をやっていてお店の写真を撮りにくいです。
 店内はカウンターのみ八席なのですが店内を縦に分けているのではなく対角線上にカウンターが用意されていて、席数は多く取れますがハジッコの席にはドンブリを渡しづらそうです。
 「囲ラーメン」「塩らーめん」「醤油ラーメン」とつけ麺は同料金、大盛りは五十円増しでビールも用意されています。
 つけ麺は特に極太らしくて麺茹でに時間がかかるとメニュの下に書いてあります、実際どのくらい待たされるのかと思ったら十分ほどでした。
 食べたのは囲つけ麺六百五十円、麺は平皿に盛られて出てきましたが、ツケダレはラーメンどんぶりに半分ほど注がれています。
 平打ちの縮れ麺は良く茹でられていますがかなり固い仕上がりです、茹で時間が足りないのではなくて元々固い麺だと思います。
 ツケダレは白醤油がベースとのことですが、ネギ油が強くて私にはよく分かりませんでした、青菜の茎の部分が沈められていて白ネギの輪切りもたっぷり入っています。
 チャーシューと海苔は麺皿に添えられていて、中々美味しかったです。
 駅からちょっと距離があるけれども逆にこのあたりには飲食店が少ないのかも知れません、次から次へとお客さんが入ってきていました。

 自宅に戻ってあれこれと写真編集をしたり、愛犬と庭で遊んだりして、日曜日らしい午後を過ごしました。
 溜まっている日記を書かないといけないのですが、暗くなってからは全日本バレーボールの北京オリンピック最終予選をついつい見てしまい、最後まで見てしまい、最後フルセットの末に勝利を勝ち取ると同時にオリンピック行きの切符を手にする瞬間に歓喜の声を上げてしまい。
 それじゃあ祝杯だ、と、缶詰を開けて焼酎のロックを飲みました。


8日(日) 相模原で二軒

 昨日は新店を巡ってしまったので、今日は神奈川県内ラーメンの繁盛店2008年度版に掲載されている店に行ってみることにしました。
 二百五十五店が掲載されているのですが、本を買った時点で半分くらいは食べていて、少しずつ訪問しているので現時点で八割くらいは食べているでしょう。
 年内コンプリートを目指して、新店がない限りは土日は回ろうと思っていて相模原に向かいました。

 一軒目は相模原駅近くのアイワールドが面した清新三丁目交差点近くの支那そばや相模原店@相模原市ホームページ)、その清新三丁目交差点近くには五軒ほどのラーメン屋さんがひしめいています。
 一本通りを入った場所にあるので注意して車を進めないと見つけられないかも知れません、さらにクルマでなければ行かれない場所なのに駐車場が二台分しか用意されていません。
 「佐野実から継承された味」とガラス戸に描かれた一戸建ての引き戸を開けて店内に入ると部屋の殆どを占める厨房を取り囲むようにしたカウンター十五席のみの構成、どうしてどの支那そばやもカウンター席しか作らないのでしょうか。
 券売機が見あたらないのですがどこに座れとか席の案内は全くありません、私たちの後に来たお客さんはかなり戸惑っていました。
 席に着いてオーダーすると「お会計をお願いします」と声を掛けられるのでその場で支払うのですが、お金を受け取った女性店員さんは手を洗うことなく配膳をしていました、一日も早く券売機を導入して下さい。
 厨房を見ていると麺茹では深ザルだけど湯切りは平ザルでという支那そばやでよく見られるスタイルで店主さんが仕事されていて、女性店員さんが盛りつけ、もう一人の女性店員さんが配膳しているようです。
 どの店でも盛り付けまでを店主さんがやっていたと思いますし、全部とは言わなくてもスープの味を確かめてもいたと思います。
 十分弱待たされて私は醤油味のラーメン七百円、女房は塩味ワンタンメン九百円、重いドンブリはカウンター台までしか置いてくれないので力の弱いお客さんはテーブルに降ろすのが大変かも知れません。
 すり鉢型のドンブリに並々と注がれた醤油味を啜ってみると味が濃くてビックリ、熱さも足りない、すっきりとしていて素材を厳選していることは伝わってくるのですが、なぜこんなに濃い味付けにしているのでしょうか。
 濃くして分かりやすくしたのでしょうか、これでは喉越しで味わうすっきり感や食後に味わう爽快感は弱まってしまいます。
 麺は支那そばやスタンダードの極細ストレート麺、全くのブレなしに旨い麺、自家製麺とのことですが他の店ではやっていないつけ麺にしたら良かったです。
 大きめのチャーシューはかなり美味しい、メンマはまずまずの味わい、(メニュに書いてあった)関東長ネギと海苔が一枚。
 お椀型のドンブリに注がれた塩あじスープを味見させてもらいましたが、これまた濃い塩味です、干しエビの味もよく分かります。
 ワンタンも味見したら普通のラーメン屋のワンタンメンより美味しいけど、支那そばやスタンダードからは程遠い感じ、京都九条ネギはいい感じでした。
 食べ終わってドンブリやコップを全てカウンター台に乗せてごちそうさまと店を出ました、県内にはまだ未食の「支那そばや」があるので行ってみないとね。

 すぐ近くのお店もとてもそそられましたが、初心完徹、クルマを五分ほど走らせてばんぶう@相模原市へ、少し広めの道路沿いのお店なのですが駐車場は用意されていませんし、見渡す限りにはコインパーキングもありませんでした。
 開けっ放しのガラス戸から入ってみると真四角の店内、右奥が真四角の厨房でカウンター席のみの構成、先客は二人ほど、入って右手奥の席に座って対角線上の天井に備え付けてあるテレビを見て待ちました。
 大将が一人で切り盛りしていますが、日曜日のお昼時でも閑散としている店内なので常に一人で切り盛りしているのではないでしょうか。
 メニュは醤油味と塩味のみでいずれも三百五十円、トッピングを足しても五百円、丼物のセットを頼むと七百円から八百円という構成になっています。
 テーブルにはドンと大きな透明の容器に業務用おろしニンニクが入っていて、それ以外は白コショウしか置かれていませんでした。
 五分ほど待って私はとんこつ醤油ラーメン三百五十円、女房は鶏ガラ塩らーめん三百五十円、量は決して少なくないけどスープの量が少なめに感じました。
 見た目濃い茶色なスープは飲んでみるとそんなにくどくなくて普通に飲めますね、トンコツは薄いようですがこの値段なら全然問題ありません。
 やや縮れた中太麺はおいしく食べられます、毎日食べるのはキツイとは思いますが、月に一度くらいなら全然問題ありません。
 小さめのチャーシューに大きめの海苔が三枚、輪切りのネギは散らしてある感じです。
 塩味は見た目がビックリ、透き通ったスープにレモンが浮いています、酸っぱくないかなぁとスープをもらうとこれが意外にうまい、すっきりさっぱりという感じの味わいです。
 麺は同じ中太麺で小さいチャーシューも同じでしたが海苔の代わりにワカメが乗せてありました。

 帰ってきてのんびり、土日のどちらかは休養しなければいけないのに、ついつい両方とも出掛けてしまいました。
 夕方になってちょうどいい感じの日差しになってきたので紫陽花を撮りに行って、その後は自宅でのんびりとしていました。


9日(月) クリスピードーナッツ

 今日は朝から雨が降っていて、まさに梅雨入り本番という感じです。
 時間もないし、仕方ないから駅までバスで行きました、それでもいつもより少し早起きしてあったので、いつもより一本早い電車に乗れました。
 途中で座れたのでぐっすり寝て新宿に着いたのですが、五分ほど到着が遅れたそうです。
 急いでいる時なら「しっかりしてよね」と言いたくもなりますが、まあ、電車にあまり正確性を求めるものそろそろ辞めた方がいいかも知れません。

 お昼は雨の中を歩いて北海道らーめん魚らん坂高輪本店@白金高輪(港区高輪)へ行きました。
 午後の仕事も詰まっていたので近場で済まそうかなとも思いましたが、雨の中を歩きながら色々と考えてみたいとも思いましたし。
 あんまり考えはまとまらなかったのですが、それなりに一歩か二歩は前に進んだかなと。
 お店に着くとカウンター席だけの店内は半分くらいの入りで、いつもの男性店員さんが三人で頑張っていました。
 未食のメニュは覚えていないので、気温も低いしと一番の売れ筋の味噌らーめんの食券を買いました。
 席に着くと目の前のカウンター台には「教えて店長 魚らん坂って」という貼り紙がパウチされて張ってあって、読むとお店が2003年11月にオープンしたことが過書かれています。
 するとまだ五年が過ぎていないことになります、もう10年は過ぎている貫禄がお店の雰囲気としてあるのですが。
 ふと窓側のコーナーを見ると麺箱が積み上げられていて、箱の横には「魚らん坂本店」と書かれているのですが、中には「御徒町」とか「伊勢原」とか書かれていて、それで支店の場所を知ったことがありました。
 その他にも大山にも支店展開しているはずですが、その麺箱は見あたりませんでした。
 五分ほどして札幌味噌らーめん(大盛)七百三十円、初めはオロチョン味噌にしようかと思ったのですが、単に卓上のニンニク唐辛子を加えているだけと分かってから、自分で加えることにしました。
 アツアツのスープは大きな鉄鍋で野菜や味噌を一緒に炒めてあるので、それだけでとても美味しくてレンゲで何杯も飲んでしまいました。
 この白味噌が旨いんだよねぇ、野菜はモヤシ中心ですがタマネギも入っています。
 バラ肉チャーシューにメンマ、どちらもいい感じの味が付いています。
 あとはワカメに白ネギの輪切り、途中でニンニク唐辛子と七味唐辛子を適量入れてみましたが、辛い辛い、ちょっととげとげしくなって失敗です。
 それでもスープは殆ど飲んでごちそうさまでした。

 また雨の中の坂を登って事務所へ戻りました、足の膝から下がかなり濡れてしまいました。
 一息付いて打ち合わせ、打ち合わせと言うよりも作業説明ですがこの引き継ぎももう少しで終わります。
 その後で先週から繋がっている総決算の話しを、何も言わずに進めてもいいのですが、私としてはそういうのは苦手なのでちゃんと筋道立てて話を進めたいと思います。
 一通りの話しをしてから事務所を出ました、今月は事務所と本社との行き来が多くなると思います。

 どこかで早めの夕飯を食べようと思い、代々木駅で降りて西側に向かいました。
 代ゼミの坂を下っていくとお店が開いている雰囲気がありません、確か中休み無しの通し営業だったと思ったけどなと店先まで行くと、第二月曜日は定休日でした。
 ガッカリしていてもお店が開いたりしないので、下ってきた坂を登って戻り、ずいぶんと久しぶりにらすた@渋谷区代々木へ入ってみました。
 日記を見ると前回は2003年10月で実に四年半ぶりです、この店の前までは一年と持たずに何回も変わっているのでここまで長く頑張るとは思っていませんでした。
 つけめんの食券を渡すと「お時間がかかりますがよろしいですか」と聞かれるのですが、もう既に食券は買っているのだから「少々お時間がかかりますので、くつろいでお待ち下さい」とかが正しいのではと、「それを言うならお金を払う(メニュを決める)前でしょ」と今回も気になりました。
 ちょうど十分してつけ麺七百円、麺の上には大きめの海苔を半分に半分にと切って散らしてあります。
 ツケダレをちょっと味見するとかなり辛味が強いです、ここまで強くしなくてもいいのではと思うくらいで、トンコツや醤油味が感じにくいです。
 橙色に染められているような極太麺は十分に茹で上がっていて中々美味しいです、ですが手での刻み海苔と白ごまとかかけ過ぎではないでしょうか。
 チャーシューはまあまあ、ツケダレには温泉玉子が沈められてて、割ってツケダレをマイルドにするのかと思ったらそうでもありませんでした。

 本社で打ち合わせ開始、どちらかというと総決算に向けて資料の説明を受けた感じです。
 話しを聞いていると言った言わないが多くて、これからの仕上げに対して一抹どころかたっぷりと不安を残しますが、自分の冬のボーナスがかかっているとなればのんびりと他人事のように聞いているわけにはいきません。
 たっぷり二時間ほど話しを聞きました、話しを聞いて資料を作り直して一から組み立て直しと言うことが分かりました。
 とりあえず今日は頭の中で整理しようと会社を出ました、外はまだ雨が降っているじゃないですか。
 のんびりと駅まで向かう途中で「そうだ、いつも行列が厳しいお店に行ってみよう」と向かいました、夜遅い時間だし雨も降っているし平日だしと橋を渡り終わって店の入り口を見ると殆ど人が並んでいません。
 クリスピードーナッツ新宿サザンテラス店、行列が激しくないのは今までは都内(というか日本)に一軒しかなかったのを都内に四軒、川口市と船橋市に展開したことも関係あるかも知れません。
 並んでいるとできたてのドーナッツを待っている人に配っていますが、私は甘いのが苦手なので断りました。
 五分もしないうちにパウチのメニュを渡されて、どれにするか選ぶ間もなくショーケースへ、セットの箱を二つ頼むとすぐに隣のレジを案内されて、お金を渡しました。
 さてさて、持って帰って家族に食べてもらいますか。 


10日(火) 今日は歩いた

 梅雨の中日と言うことでもないでしょうけど、昨日の雨が嘘のように今日は晴れ上がりました。
 久しぶりに駅まで歩きました、途中、紫陽花を撮影するために何度も立ち止まりながらですが。
 なんとなく昨日と同じ電車に乗って、「きっとこの人が早く降りる」と決めた人の前に立ったのですが、その女性が前屈みに寝ているところを真上から見ると、なんとなく昨日見ていた白髪具合いに似ています。
 案の定、昨日と同じ駅で降りていきました、明日は同じ場所に立てるかなぁ。

 午前中の仕事を終えてお昼、定刻を大きくずれてしまって一時近くなってしまいましたが、天気もいいし少し歩くかと。
 十分以上歩いて天空@三田(港区三田)へ、この店にいくのは三田駅から五分くらい歩くルートもありますが、いきなり事務所から歩いても十分程度で到着します。
 店内待ち四人でしたが、前四人の三人が「隣り同士の席がいい」とカウンター席が空くのを待っているおかげで先に案内されました。
 食券を出して渡されたブルーのコップに入ったお冷やを飲んで出来上がりを待ちます、水に気を遣っているお店なのでお冷やから美味しいのですが何度も飲んでいるとすっかり慣れて当たり前になってしまいましたね。
 五分ほど待って味噌つけ麺(大盛り)八百三十円、全十二メニュの内六メニュ目で今月中のメニュコンプはかなり難しくなってきました。
 麺量は普通でも大盛りでも値段が変わらないので、ついつい大盛りを頼んでしまいます、ひょっとしてこの店では大盛りしか食べてたことがないかも。
 ツケダレは白味噌であっさりした口当たりです、最近の流行はとかくドロッとした粘度のあったり、やたら魚粉を加えて鰹節を丸かじりしているような香りにすることも多いのですが、誰にでもいつまでも食べやすくの味付けなのでしょう。
 反面、これと言って特徴がないのですが、奇をてらわずに地道に味を追求していくとこういう味になるのではないでしょうか。
 輪切りのネギが多めに入っていて、メンマとチャーシューの細切りが入っていました。
 麺はいつのも中太ストレート麺で味噌味にはちょっと合わない気がします、スープ割りを頼んだのですがこちらもイマイチ、それでもちゃんと全部いただきました。

 午後は久しぶりに資料作りに精を出しました、最近はずっとサボっていたのですがちょっと気合いを入れて二つほど作りました。
 資料作りに没頭していたら定時を過ぎているじゃないでか、さっさと帰り支度をして、どこかに寄っていこうと思って事務所の下りエレベーターの中で行き先を決めました。
 事務所を出て南北線高輪駅まで十五分歩きました、市ヶ谷駅では地上に出る出口を十分くらいかけて歩いて間違えてしまってさらに十分くらい歩くことに。
 川を渡っての交差点、通りを渡って右手のマックの角を入って登っていくと麺や庄の@市ヶ谷(新宿区市谷左内町)ホームページ)、この場所にラーメン屋があると知っていないと角を曲がる人はいませんね、お店の人もそのことが分かっていて通りにお店の立て看板が置かれていました。
 店先には学生が四人待っていて中々進みません、食券を買って席に着いて時計を見たら三十分が過ぎていました。
 三人の男性店員さんはキビキビと働いていて無駄な動きはないのですが、ラーメン一杯を作るのにとても手間暇がかかっているようです、カウンターのみ十席だけの店内ですけど、これだけ流行ってしまうと店内構成の悪さが露呈していきます。
 食券を出してさらに十分待ってビントロつけ麺〜鮪味〜九百八十円、「今月の創作」との限定品でもう一品と悩んでの選択です。
 先ずはきれいによそられた細身の平打ち麺を二本掴んで食べて見るとで、熱い、あつもりになっているんだ、麺同士がくっつかないように香油が絡めてありました。
 表面が白くなっているツケダレはマグロの出汁がきいた醤油味で、豚骨や野菜などの旨味を少しずつ残らず搾りきった感じ、レンゲがあったら二口くらい飲んでしまったかも知れないほど美味しい。
 麺はドンブリに入れてありましたが、チャーシューの代わりにマグロの切り身、素揚げされたゴボウ、半身の味付け玉子をさらに半分に切って、カイワレ大根、刻み海苔が少々と、きれいに盛りつけられています。
 麺を三分の一ほど食べたところで小鉢によそられていた「マグロの酒盗のととろ和え」をツケダレに加えてみました、元の醤油ベースのツケダレが十分美味しいだけにここまでしなくてもいいとは思いましたが、何回も食べて味になれてしまった人には堪らない味の変化だと思います。
 麺を少し残してさらにスダチを搾って加えます、さっぱり感がさらに強まりましたが、そんなに早急に味を変化させなくてもあっという間に食べ終わってしまうくらい美味しいとおもいます、それでもお客さんの反応が心配でこれでもこれでもかと加えてしまうのでしょうか。
 食べ終わってスープ割りを頼みました、そのまま器を受け取った店員さんはその器をシンクの上に置いたらしくてカウンター台越しで何やらやっています、割りスープを温め直して加えるだけではないのでしょうか。
 チラチラと見ていたら、ツケダレを雪平鍋に移してから割りスープを加えて温めているようです、ここまで手間をかけているお店を他に知りません。
 お待たせしましたと渡された器を見てみると「玄米茶魚介」と名付けられた割りスープ、先のツケダレとは全く違う「食後にお味噌汁をどうぞ」のような心遣いが伝わってきます。
 とても美味しいスープ割りを飲み終わって、空っぽになったドンブリをカウンター台に乗せてごちそうさまと挨拶すると、「いかがでしたか」と庄野店長が声を掛けてきました。
 「とても美味しかったですよ」と答えて、もう少し一言二言の話しをしたかったのですが満員の店内と外に待っている人が気にかかって黙っていました。
 また、日を改めて食べに来たいですね、限定メニュじゃなくてスタンダードメニュを食べたいのでね。


11日(水) 嫌なことがあったとしても

 午前中は本社で会議、経営層からの色々なお達しを週に一度聞いて下々に伝えるということなのですが、部内の情報共有が主な内容ですね。
 この日は出勤電車で全然座れなくて全然座れなかったので、なんか頭がぼっとしていて話しをちゃんと聞いていなかったです。
 まあ、しょうがないわな。
 会議が終わってもう一つ打ち合わせをしてやっと本社を出ました、もう一時間ほど早くでて寄りたいお店もあったのですが予定変更です。

 五反田駅で降りて「そうだ、つけ麺が始まっているんだ」とらーめん山頭火五反田店@五反田(品川区西五反田)ホームページ)へ行ってみました。
 駅から五分くらい歩くのでしょうか、それでもお店のあたりのお客さんが多く来ていると思ったら、すぐ隣のハンバーグ屋は外待ちができていました。
 確かにつけ麺が始まっていましたが、十四時以降の提供と貼り紙に書いてあります、調理に手間がかかるのでラインタイムは外しているのですね。
 仕方がないので今まで食べたことがないメニュをと記憶を呼び起こすもサッパリ呼ばれてきません、仕方ないので右端から二つ目で勝負をかけてみることにしました。
 目の前の厨房の壁を見上げると「全品五十円値上げ」とあります、まあ昨今の材料費高騰を見れば値上げは妥当だとはおおもいますが、値上げする二週間前までのレシートを値上げ一ヶ月半の間に持ってくると五十円引きするとの説明書きが併記されています。
 会計してもらえるレシートを忘れずに取っておこうと心に刻みつけていたら五分ほどしてしょうゆらーめん八百円が出来上がりました。
 上品なトンコツスープが薄茶色に色づいていてプーンと素敵な香りが漂ってきます、飲んでみるととても美味しいです、まさに山頭火のスープです。
 細い縮れ麺はたっぷりとスープに絡んでとても美味しいです、茹で加減もやや固めでいい感じですね。
 なぜかチャーシューはハジッコの美味しい部分で、二つ入っていましたが両方そうでした、ツイテいますねぇ。
 長めのメンマになると、海苔、輪切りの白ネギ、全体に白ごまが振り掛けられていました。
 ゴクゴクッとスープを飲み干して席を立ちました、入り口近くのレジで会計を済ませてレシートを受け取ります、大きく「50円引き」と書いてありました。

 五反田駅を過ぎてバスロータリーを越え、モスバーガーの右隣を入って右手にある安心居酒屋@五反田(品川区東五反田)、店内の感じは居酒屋と言うよりも中華料理屋で二階もありそうです。
 五反田駅周辺のラーメン屋は全て行き尽くしてしまったので、居酒屋のランチメニュでラーメンがラインナップされていれば食べて見るかと。
 店内はテーブル席のみで四人掛けが二卓と二人掛けが二卓、厨房は奥の部屋の中のようです。
 一組しか先客がいないのですぐに出てくるかと思っていたら、五分も待たされてラーメン+半チャーハンセット六百五十円が運ばれてきました。
 ラーメンと半チャーハンと豆腐にザーサイの炒め物です、値段のわりにはボリュームたっぷりですね。
 スープは明らかに業務用スープ、麺はとりあえず茹でましたという感じ、茹でモヤシにチャーシューにワカメと固ゆで玉子が半分、と。
 チャーハンは玉子チャーハンになるでしょう、ハムも入っていましたが味が薄いのでコショウをかけて食べました。

 客先に着いたら細かいトラブルがたくさん待っていて、一つずつ慎重に片付けていかなくては。
 会社から頼まれていたことがあって、言葉を選びに選んでメールをしたんですが逆に叱られてしまいました、叱られて見るとツッコミ所満載の言葉だらけでもう海より深く反省。
 こんな私でも深く傷ついてしまって落ち込みます、仕事がどうにも手に着かないので中途社員さんと夕飯を食べに出掛けました。
 初めは五反田あたりの中華料理屋でと考えていましたが、「新宿でもいいですよ」と言われ、それじゃと思い出横丁へ。
 埼玉屋@思い出横丁、焼き鳥の焼き場にはアズミちゃんがにっこり笑って立っています、店長は釣りに出掛けたとのこと、そうですか。
 カウンターを空けてもらって私はレモンサワー、中途社員さんはビールで乾杯、しばらくは仕事の話しが続きます。
 いやはや彼と飲むのもあと何回って話しで、寂しいことは寂しいのですが、そのつもりになればいくらでも連絡が取れるわけで。
 焼き鳥を何本か食べ、モツ煮をすすり、レモンサワーをお代わりして、最後にアスパラベーコンをつまんで、と。

 たっぷり二時間以上話し込んで店を出ました、向かう駅が違うので店先で別れ、たのですが「どれどれ」とロマンスカーを予約したら二十分後のがちょうど取れました。
 それじゃあそばでも食っていくかとかめや@思い出横丁へ、着いたらちょうど満席でしたがすぐに席を立つ人がいたのですぐに座れました。
 いつもの天もり三百三十円、何度食べても旨いかめやのそば、かき揚げはちょっと揚げ置きされていましたがいい感じでした。


12日(木) 辛いことがあったとしても

 梅雨だから朝から雨が降る、駅まで歩いたらかなり濡れてしまうので車で送ってもらいました。
 かなりの降りだけど午後には止むとの天気予報、最近の天気予報はとても正確でビックリするというか当たるのが当たり前になっているというのか。
 泉岳寺駅に着いて「あと何回、この蒼空を見上げることができるのだろか」と見上げたけど雨、小走りにデイリーヤマザキに入ってコロッケパンと野菜ジュースを買いました。
 何度か引き上げの話しがありましたがそのたびごとにくつがえっていて、半ばオオカミ少年っぽくなっていたので今回は自分の口からは誰にも何も言わないことにしました。
 本当に別れると心に決めた時には誰にも言わない、誰にも引き留めて欲しくないし、誰にも泣いて欲しくないから。

 金曜日の定例会が一日繰り上がって今日になり、三人目のジュンさんは都合が付かずに不参加、仕方なく四人で打ち合わせしたけど、終わってみたら一時半まで話し込んでいました。
 午後の予定が完全に狂いました、打ち合わせを終えてメシを食ってからやる作業の時間になってしまって、仕方ないので昼飯を後回しにして作業して、と。
 三時になってやっと身体が空いたので食事、コンビニのお弁当やパンで済ませようとも思ったけれど、なんとなく品達へ電車で行ってしまいました。
 手前から店内を覗くと雨の昼下がりと言うことでお店を開けているだけで赤字になりそうな状態ですが、ガラガラの店内でゆっくり食べられるので気持ちはいいです。
 どこかの店で限定メニュが始まっていないかと探してたら、あったあった、TETSU@品達で夏の期間限定メニュ、さすがに先客六人くらいでガラガラ。
 蒸し鶏の冷やし胡麻味噌麺八百円、しかし出来上がりまで十四分かかるのはどうなんでしょうか。
 麺が全く見えないほど蒸し鶏と合わせ味噌とキュウリが盛りつけてあります、どれもよく冷えていてどうやって食べようかと蒸し鶏を一つ、二つ、食べて見ました。
 しっかりと芯まで蒸されてから十分に冷やされて、ひょっとしたらオーダーが入ってから蒸し始めているのでしょうか。
 キュウリは「もろきゅう」で、この味噌にはかなり生姜が効いていて辛く感じるくらいです、全体に混ぜ合わせるとちょうどいい感じになります。
 麺は自家製麺の極太縮れ麺、ここまで麺をしっかりしてしまうと合わせるスープやタレが難しいのですが、今日のはベストマッチに近かったです。
 食べ終わって店を出る時に厨房へ向かって「ごちそうさま」と挨拶し、「ありがとうございました」と挨拶してもらいました、接客も少しずつ肩の力が抜けてきた感じがします。

 お腹も気持ちも一杯になったのですが、今夜は遅くまで仕事なのでもう一杯食べておくかと久しぶりにひごもんず@品達に入ってみました、ここ品達で一番訪問回数の少ないお店です。
 店内はガランとしていて何人かのお客さんがのんびりとラーメンを啜っています、奥の席ではビールのお代わりをしている羨ましいお客さんもいます。
 お好きな席にとのことですので照明の当たり具合を見ながら壁に向けたカウンター席に座りました、食券ではなく後会計なのはお酒を飲んだりつまみをつまんだりのお客さんを想定してのことだと思います。
 普通のラーメンは既に食べていて、さりとてあれこれ盛り合わせたのはちょっとなぁと思っていたら細麺が選べるようになっているので、それで。
 しばらくしてラーメン細麺(さいめん)マー油風味六百五十円、あれっ、細麺なのに茹で加減を聞かれなかったですよ。
 宮崎ラーメンに似た醤油味の効いた丸みのあるトンコツスープ、いいですねえ、レンゲですくって何杯も飲んでしまいます。
 極細麺はかなり多めに入っていてお得感はあるのですがやや絡み気味です、もう少し減らしてもらって替え玉にした方がいいのではないでしょうか。
 薄っぺらい宮崎ラーメン特有のチャーシューが一枚、モヤシに刻み青ネギに細切りキクラゲとトンコツスープの旨さを後押しするようなラインナップでした。

 事務所に戻って夜作業の準備、先月の末にトラブったサーバのセキュリティパッチの更新をしなければなりません、二年分ほど。
 の作業の前に一杯食べていこうかと思っていたのですが、時間がなくなってしまってデータセンターへ直行しました。
 既にトラブルがあることが分かっていたので先ずはサーバを再起動したのですがトラブルは解決せず、それじゃあとドメインから外してやってみると上手くいきました。
 原因について色々と推測できることはあるのですが、難しいコトは明日の昼間に考えることにして同行の新入社員さんに作業を進めてもらいました。
 何とかかんとか電車がある時間に終わって良かった、さて、ホテルへチェックインしなければと最寄り駅へ向かったら終電一本前でした。

 チェックイン締め切り時間を大幅に過ぎてチェックイン、その場でルームキーをフロントへ預けて通りを渡ったラーメン屋へ。
 ちゃぶとん恵比寿東口店@恵比寿(渋谷区恵比寿)ホームページ)、ヒキのあるメニュがなければ違う店にしようかとも思ったけど冷やしが始まっていたのでそのまま店に入っていました。
 先ずは熟選三百五十円、初めて名古屋でこのビールを飲んだ時は「個人売りはしません」とのことでありがたく美味しく飲んだのですが、どこの店にも置かれるようになりさらには個人売りするようになり、美味しさは変わりませんがありがたさはなくなりました。
 十分近くかかって一口餃子三百五十円が焼き上がってきました、ザザッと酢とラー油をかけて食べました、ボリュームはないけれども旨味十分な餃子、値段も手頃でとても素敵です。
 お客さんは入れ替わり立ち替わり入ってきて、厨房も新米店員に色々と教えているようです、一人だけ仕事を終えてポツンとしている感じです。
 ビールを飲んだし餃子も食べたしと、席を立って券売機に向かい、おそらく夏季限定の冷やしラーメンのボタンを押しました。
 五分ぐらいでしょうか、ずいぶん待たされた気がしてちゃぶ屋流冷やしらぁ麺七百八十円が角盆に乗せられて出てきました。
 プーンと紫蘇と梅の香りが立ち上ってきて喧噪の中で仕事をしていたさっきまでの高揚感がスーッと凪ぎていきます、「わぁ、おいしそう」って感じ。
 塩味がベースになったどこまでも透き通ったスープ、何がどれだけ入っているかなんてどうでも良くなるスープ、ひんやりと氷水を思わせる冷たさは火照った身体をクールダウンさせてくれます。
 透明感のある平打ち麺もスープの温度と寸分違わずの締め具合、全体のバランスを考えて大盛りはできないのですが、是非大盛りで食べて見たいです。
 主演男優と助演女優を支える脇役達には蒸し鶏の細切り、キュウリの細切り、ネギの薄切り、青ネギの細切り、さらに糸唐辛子と白胡麻、誰一人が欠けても全体の完成度が下がってしまうラインナップ、この配合はどうやって決めたのかなどは考えるだけ無駄ですね。
 箸を持つ左腕を抑えつけなければ一分で食べ切ってしまうほど旨くて旨くて、今年の夏はこの冷やしラーメンを越える冷やしラーメンが何杯出てくるでしょうか。
 食べ終わってドンブリをきれいに重ねてカウンター台に返します、ごちそうさまでした、ホテルに戻っても心地よい余韻が残っていて中々寝付けませんでした。


13日(金) 地元の名店を目指して頑張って欲しい

 携帯電話のアラームを停めずに寝てしまったので、いつもの出勤時間に起こされましたがベットからは出ませんでした。
 目が覚めているのにベットでグズグズするのはとても気持ちいい時間、二度寝は危ないので気を付けねばなりませんが。
 ホテルを出ると身体が溶けてしまうような快晴の中を隣のお気に入りのカフェ、ラヴァンデリ恵比寿店、ずっと「カフェ」が付くと思っていたら「サンドイッチ専門店」が付くらしい、気に入らないので心の中では「カフェ ラヴァンデリ」と呼ぶことにします。
 一階のお気に入り席に先客が座っていたので階段を登って二階窓際カウンター席へ、恵比寿の交差点を一望できる席です。
 一望と言ってもコンクリートと通勤、通学人が見えるだけです、それでも都内での精一杯の眺望のお供にモーニングセットB四百五十円を。

 午前中は比較的のんびりしてしまいました、ここ何年も金曜日の午前中はずっと会議をしていたので、その会議がないと気持ちが楽になるというか他に仕事をしないというか。
 それでもちょこちょこと「今週中にはなんとか」と頼まれごとが多く入ってきて、お昼になってしまいました。
 どこか遠くに食べに行こうかとも思いましたが、なんとなく近場でいいやという気持ちになってベトナム宮廷料理フースアン@泉岳寺(港区高輪)紹介のページ)にしてみました。
 ベトナムの人かどうかは分からないけれどもそれらしい雰囲気の店員がたどたどしい日本語で注文を取りに来て、厨房へのオーダーは(良くは分かりませんが)現地で通していました。
 炒め物付きのライスセットも二品ありますが私は麺類を注文しました、店内はテーブル席しかないので四人卓に一人でゆったりと座り、丈の高いデキャンタから水を注いで口に運ぶと東京の喧噪をしばし忘れてしまいます。
 二分もしないうちに豚肉のフォー七百円が運ばれてきました、フォーはソウメンみたいなものなので茹で時間が短いんでしょうね。
 動物系のダシとパクチーなどの香味野菜の香りが複雑に絡み合ったスープ、これが結構いけるんですよ、途中で辛味ソースを箸で少しずつ加えて味を少しずつ変えたり、最後(途中からでもいいのでしょうけど)レモンを搾って味を変えても美味しいんです。
 白い平打ち麺、っていうかフォーはツルンとして美味しいですね、長さが不揃いだし幅も均一ではないので自家製なのかも知れませんし、そもそもそうやって打っているのかも知れません。
 大きなチャーシューはなぜか二枚も入っていていい感じ、タマネギのような薄切りの野菜、とても美味しく頂きました。

 午後の仕事はなんか身が入らず、三時頃に本社へ戻ると言い残して客先を出てしまいました。
 自分の給料には関係ないけど、時間精算の客先なので眠くてもやる気がなくても席に座っていればいいのですが、今月はもうそんな自分の気持ちに反したことをする必要なはないので。
 新宿で野暮用を済ませ、駅の商店街で家族の夕食向けのパンを買って、小田急線に乗りました。
 町田あたりで乗り換えて橋本とか片倉あたりのお店をクリアしたかったのですが、ちょっと厳しい経済事情、電車代のかからない定期券内の本厚木で降りてラーメン屋に向かいます。
 東池袋大勝軒節物語 in 本厚木@厚木市、先週オープンした店で今後にとても期待している店なので、夕飯にはちょっとまだ早い時間に立ち寄ってみました。
 食券を買ってカウンター席座って出来上がりを待ちます、入ってきた時には八割くらいの入りだったけど食べ始める頃には満席、外で待たされているお客さんもいるようです。
 奥に長い店構造なのにフロア担当が一人しかいません、入ってきたお客さんがすぐに座っていいのか席を案内されるのか戸惑ってしまっています。
 店員さんに案内されないので勝手に座っていいのかと座っていればちっとも食券を取りに来ないし、うーん、この店の評価はともかく、「大勝軒」のネームバリューで来店するお客さんも多いのだから「大勝軒に行ったらさぁ」って話題にならないように頑張って欲しいです。
 たっぷり十分待たされてにんにくもりそば(中盛)六百八十円+野菜(大盛)百円、野菜は普通200g、大盛400g、山盛700gとのことだったので先ずは大盛りからいってみました。
 野菜なしのもりそばの時は全く野菜が入っていなかったので、本来はツケダレに野菜を入れるところを入りきらないので別の容器に入れてある、ということですか。
 麺は前回のと色も艶も固さも違っていてブレの範囲を超えて全く違うお店の麺のようです、麺自身は同じですが前回よりも倍の時間をかけて茹でている感じです。
 ツケダレも前回よりもかなり薄く、まあこれはこれで悪くないのですがここまで濃さが違うのには驚きました。
 野菜は九割がモヤシで残りが細切りキャベツ、ラーメン二郎ではそのまま食べても美味しいのですが、ここのはちょっと食べにくいです、ツケダレに浸せばなんとか食べられる感じです。
 チャーシューはまずまず、海苔の上にメニュにあったニンニクがおろして乗せてあり、食べて見たら辛味が少なく拍子抜け、それじゃあと卓上の生ニンニクをクラッシャーで潰して合わせてみるとまずまずの味わい。
 ごちそうさまでしたと声を掛ければ「ありがとうございました」と声が返ってくるので、なんとか工夫して頑張って欲しいです。


14日(土) 二宮せせらぎ公園

 梅雨はどこにいったと思うほどに暑い日差しに起こされました、もうすぐそこまで夏が来ているよとばかりに。
 中の子が学校に遅刻するというので駅まで送っていこうとクルマを出しましたが、途中で紫陽花を探そうと思って高校まで送っていくことにしました。
 最寄り駅までは徒歩で二十分かかりますが、クルマを飛ばせば高校まで二十分以内で着けます、今日は信号機の巡り合わせが良くて十五分で到着しました。
 帰り道、というか、いく途中で水田のそばをずっと探しては居たのですが、田んぼの真ん中の植えられている紫陽花はありませんでした。
 一カ所だけ、ゼニアオイが人間の背丈より高く花を咲かせていました。

 自宅で昨日の日記を書き上げて、神奈川県内のラーメンサイトやらブログやらをチェックしましたがとりあえずは新店や新しい変化はないようです。
 それにしても皆さん、よくラーメンを食べているし、よく県内のラーメン関連の新情報を集めてくれます。
 とてもありがたいことです、私はそんなにラーメンを食べていないし、情報はもらうばかりで発信できていません。
 たまに「おっ、これは」と見つけても既に掲示板に載っていたりしますし、皆さんの努力には頭が下がるばかりです。

 一通りのチェックが終わったらクルマを出しました、デジイチでしっかり撮ろうかと思っていたらオヤジが使うとのことで持って行ってしまい、仕方なくいつも使っているコンデジに三脚でなんとか頑張りますかね。
 二宮せせらぎ公園、なぜか公園すぐ隣の駐車場は民間の駐車場で公園自体の駐車場がありません、日本にある公園の中で「(クルマでなければ来られない公園のウチ)駐車場が用意されていない公園」はこの公園だけではないでしょうか。
 なぜ駐車場が用意されていないのでしょう、徒歩五分以上遠くのスーパーに停めてから歩いてくる人しかいないので私としては空いていていいのですが、閉園してしまうのが怖いですね。
 駐車場も無いくらいなので入園は無料、一応はゲートに職員さんがいて「こんにちわ」と挨拶すれば「こんにちわ」と挨拶が返ってきます、のどかな風景です。
 二十人くらいでしょうか、後期高齢者の方々が東屋で腰を下ろして談笑しています、朝早くから見に来て日が照りだしてからのんびりしているようです。
 公園に目を回すと菖蒲はほぼ満開で、白から紫まで一つ一つが「私が一番きれいでしょ」と美を勝ち誇った咲き具合、見ているだけで嬉しくなってしまいます。
 さて紫陽花はと見回すと二分咲き、なんだよまだまだかよ。
 仕方ないというわけではありませんが、それならそれで菖蒲を撮影するかと三脚をバックから出して撮影の準備に取りかかりました。
 数枚撮影して今日の撮影設定を決めます、デジカメはその場でおおよその出来上がりが確認できますので私のような素人でも何とかなります。
 これがフィルムカメラなら「ファインダーで見える画から撮った写真を想像する技術」が必要で、それは十年、二十年と「フィルム現像代」という気の遠くなるような費用をかけてこそなしえる技術、良い時代になったのか、そうではなくなったのか。

 二時間ほどして撮影を切り上げました、時間があればあるだけ撮れると言えば取れるんですけど、キリがないのでね。
 で、せっかくここまで来たので久しぶりに行ってみるかとクルマを海に向けます。
 国道一号線を西に五分ほど走って生竜(うりゅう)@二宮へ、店の隣り駐車場は五台分のスペースがあるのですが、二台分だけあいていました。
 店内にはいって入り口近くの席に座りました、何か新メニュとか限定メニュとか無いかなぁと周りを見渡すと西向きの窓のメニュが書かれた紙が二枚貼ってありました。
 「好きな方を」と女房に先に選ばせて私は残った方を、つけ麺と冷やし中華では作り方が同じように見えて麺やタレが違うからどちらを先に出してくるかと楽しみ待ちました。
 先に食べていたお客さんが帰り、あとからお客さんが来て、この店はすっかりこのあたりでは知られる店になったようです。
 店員さんは店主さんとその奥さんといった感じ、お喋り好きの女将さんは今日はいないみたいです。
 十分ほどして先に私の醤油つけそば八百円、女房は夏季限定の冷やしサラダ麺七百五十円、一分と違わずに同時に出てきました。
 ツケダレは濃いめの醤油ダレで、やや油が多めなのは醤油ラーメン(この店の醤油味のラーメンは「台湾ラーメン」ですが)用のタレを濃いめにしただけのよう、発売間もないので少し調整が必要なのかも知れません。
 ほうれん草がたっぷりと入れられて、さらに白ネギが細切れにされて全体に散らされ、なるとが沈められていました。
 味噌らーめんなどにも使われていた太麺はドンピシャで茹でられて締められています、真ん中に白ごまが少し盛られていて、大きな海苔が二枚添えられていました。
 冷やしサラダは冷水で締めた細麺の上にたっぷりと野菜が乗せられています、細切りのサニーレタスをメインに細切りパブリカに角切りトマト、真ん中には豆腐も乗せられていました。
 タレはあっさり目のごまだれで、暑い夏向けにさっぱりさを強く押し出したあっさり味ですが、あっさりしすぎていて物足りない気もします。
 ごま油とか柚子胡椒とか、ワンポイントがあるといいのですけど。
 先につけ麺を食べ終わったのでスープ割り頼みました、どんなスープで割ってくれるかと思ったら、ツケダレを割る分量だけのスープを大きな中華鍋に流し入れて熱していました、そこまでやりますか。
 「はいとうぞ」と返された容器は手で持つのがやっとのアツアツで、白ごまと白ネギの細切れが加えられていました、美味しいですねぇ。
 今日も旨かったなぁと「ごちそうさまでした」と食べ終わったドンブリをカウンター台に乗せると、「どうぞ」と小さいタッパが乗ったステンレスのトレイを渡されました。
 お酒のおつまみに、お土産にと最近始めた「おつまみメンマ」の試食のようです、見るからに他のお客さんにも勧めているようなトレイですが、後にも先にも他のお客さんには勧めていませんでした。
 タッパを開けて一本ずつ食べて見ると、これがまたいい感じで味が付けられているじゃないですか、即座に「じゃあ、一つ下さい」とお願いしました。
 ラーメン屋さんでお土産を買ったのは生まれて初めてですが、また、何かあったら買いたいですね。

 家に帰ってお土産にしたメンマはご飯に合わせて炊き込んでメンマご飯にしました。
 近所の農家からもらった竹の子を、刻んで味噌と一緒に炒めて一品作りました。
 朝作って十分に冷やしてあるほうれん草のおひたしを冷蔵庫から取り出して、今日の夕飯のおかずにしました。


15日(日) 自宅療養

 ゆっくりと起きてコーヒーを飲む、日曜日の基本は自身の身体を休めることとオヤジの話の相手をすることです。
 親孝行、したい時には親はなし。
 同居しても何年になるか分かりませんが、特に出掛ける用事のない時にはできるだけ相手をしようと思っています。

 午前中は愛犬さくらと散歩に出掛けました、今日は昨日とうって変わってかなり涼しい気候なので地面の近くを歩いている犬も歩くのは楽だろうね。
 途中、紫陽花を見つけるたびに足を止めて構えました、そのたびごとに犬はこちらを見て怪訝そうな顔をしますが、まあ、アナタには一生この花のすばらしさは分からないよ。

 お昼はろくに食べずにパソコンに没頭、しばらくしたら夕飯の材料を買いに行くついでに近場の紫陽花を撮影に出掛けました。
 昨日と同じでコンデジと三脚の組み合わせ、あちこちで咲いていたので昨日より多くの枚数を撮影してしまいました。

 夕飯はカレー、子供が辛いのを食べられないので信じられないほど甘いカレー。
 いつもなら粉末状の辛味増加粉を振り掛けるのですが、買い忘れました。

 さてさて、そろそろ紫陽花の季節もおしまい。
 来週にでも市内最大の紫陽花通りにいってきましょう。


16日(月) チェーン店のラーメン

 ちと事務手続きをしないとならないので、いつもより一時間近く早起きして八時少し過ぎに本社へ立ち寄りました。
 今週から現場に配属になった新人君達が何人か出社してパソコンに向かっていました、私も二十年前はそうだったけどパソコンはなかったのでマニュアルを読んでいたなぁ。
 三十分ほどで手続きを済ませて客先へ向かいました、そういえば朝食を食べていなかったと牛丼太郎代々木店に立ち寄りました。
 先客も後客もいなくて最初から最後まで自分一人です、牛丼チェーン店ではダントツに安かったのに今では吉野家と同じ値段だものね。
 食べたのは牛丼並三百五十円、肉の盛りが少ないのはたまたまなのか、厳しく決められているのか、どちらなのでしょうか。
 二分足らずで食べ切ってしまいごちそうさまでした、色々な原材料が値上げしている昨今、色々な意味も含めて大丈夫なのでしょうか。

 午前中の打ち合わせをさっと済ませて、と思ったら最後にごねてしまって。
 打ち合わせの最後がもめてしまったので後味が悪く、席に戻ってからも少しボッとしてしまい、お昼に出遅れてしまいました。
 それでも頑張っていくかと事務所を出て新橋へ向かいました、さてさてお気に入りのお店はと見ると店外に四人も待っているじゃないですか、もうこんな有名店になってしまったんですね。
 なんとなく自分の役目が終わったような気がしました、美味しいラーメンと店の雰囲気が気に入っていて通っていたのですが、なんとか有終の美を飾ることができて良かったです。
 来た道を戻り、わざわざ行くことはないと思っていたチェーン店にでも行きますか、店内を覗き込んだらガラガラながら数人のお客さんがいます。
 大島ラーメン新橋店@新橋(港区新橋)ホームページ)、都内に十店舗くらい展開しているお店で「大根おろしで食べる餃子」がウリですが一度も食べたことがありません。
 厨房を取り囲むカウンター席が十四といった感じ、食べ始める頃には半分以上埋まってきました。
 五分くらいして冷やしラーメン+半チャーハン八百五十円が運ばれてきました、冷やしラーメン単品は七百円です。
 ラーメンどんぶりの中にこれでもかとのトッピング、上から刻み海苔、茹でモヤシ、細切りキュウリ、メカブにミニトマト半分に固ゆで玉子、白ごま、さらにチャーシューと。
 海苔以外は全て冷やしてあっていい感じです、スープは鰹ダシを冷たすぎないように冷やしてあり、麺は細麺を十分に冷やしてあって全体的には悪くありません。
 チャーハンは炒り卵もハムも入ったしっかりしたもの、思った以上に美味しいのですが引きつける味は感じられません。
 鍋をふるっていた男性店員さんはちゃんと私の方を見て「ありがとうございました」と挨拶してくれました、なにげに悪くないですね。

 午後は久しぶりにエクセルのマクロを作ろうかと作り出したら「ちょっと時間ありませんか」と中途社員さんに声を掛けられて、膝をつき合わせての話し合い。
 一時間か一時間半くらい話したかな、あまりにも濃い内容だったので今日一日分のエネルギーを使ってしまいました。

 十九時過ぎに事務所を出て、さて、どこかで夕飯を食べていこうかと五反田で降りて心に決めた店に向かいました。
 らーめん山頭火五反田店@五反田(品川区西五反田)ホームページ)、奥に長い店内は数人の入りで途切れなくラーメンを作り続けているという感じです。
 真ん中より奥の席に座ってオーダー、ゆっくりと出来上がりを待つと私より後から来た人のラーメンが先に配膳されていました、自分のは時間がかかるということは分かっているのでなんとも思いませんが、知らない人が見つけたら何か一言心に刻みつけるのではないでしょうか。
 鞄からマイ箸を出し、テーブルに置かれたナプキンを折りたたんで箸置きにしてきちんと手前に並べてラーメンの出来上がりを待ちます。
 先ずはツケダレと容器ごと冷やした豆板醤(私は使いませんでした)を置いた店員さん、「食べ終わりましたらお箸を洗いますので」と声を掛けられました、最近になってこういうお店が多くなりましたね。
 六分ほど待たされてつけ麺九百円、十分くらい待たせる店も珍しくないので充分に早いオペレーションだと思います。
 ツケダレは醤油ベースながら力強いトンコツが真っ正面から向かってくるあっさりタイプ、割りスープで薄めなくても美味しく飲めます。
 極太ちぢれ麺は十分に茹でられた後できっちりと冷水で締められ、旨味も噛み応えも十分な麺、普段は全て細麺の山頭火にしたら大したものですね。
 その麺皿には分厚いチャーシューが三枚、細切りメンマが六本、中央のシソの上には温泉玉子、さらに刻み海苔が散らされています。
 温泉玉子を割って麺に絡めて食べても美味しいし、さらにツケダレに浸して食べても美味しいし、これでスタンダードメニュに百円プラスなんだからかなりお得です。
 ゆっくりと食べ切り、しばし余韻を楽しんでからスープ割りを頼みました、どんな割りスープを出してくるのかはとても興味があるところです。
 ツケダレの容器をカウンター台に乗せると「いえ、結構です」と目配せされ、そうですかと引き下がると別の店員さんが白い磁器製の急須にアツアツの麦茶を入れて「どうぞ」とカウンター台を越えてテーブルに置いてくれました。
 最近、あちこちで見掛ける「茶割り」、店長の思い付きではなくチェーン店のメニュとして出すのですからずいぶん前から商品開発をしてたんだろうな。  またこれがツケダレに麦茶が合うんだよね、どうやったらこんな組み合わせが思いつくのかな。


17日(火) 大好きなラーメン屋さん

 少し早めに五反田に着きました、時間もあることだし少し歩くかと国道一号線を登り始めました。
 途中にいくつかのお寺があるのですが、その中の一つのお寺に立ち寄って紫陽花を撮影しました。
 今日は午後にとても大切な打ち合わせがあります、一、二時間では終わらないだろうから、心してかからないと。

 午前中はそのための資料を作り、作り終わったのでお昼、さてさて新橋まで出掛けてきますか。
 一生の別れになるわけではありませんが次の来るのはいつになるか分からないくらい先になりそう、毎週、週によっては二回も通ったお店はこれから先には出会えないと思います。
 新橋おらが@新橋(港区新橋)、今日は並んでいても並ぶぞと店内四人待ちで外で待ちました、どのくらい待つのかなぁとボケッとしていたら後ろの次々とお客さんが並んできます。
 私のすぐ後ろはOLさん二人で「ネットで見たら『少しずつメニュを増やしていきます』ってあったのがとてもいい感じだったから」と話しています。
 アナタが読んだネット情報は(おそらく)私が書いたんですよ、と言ってみたらどんな顔をするだろうかと思いましたが、続けて「お店によって(注文の仕方が)違うからどうしようか」と話していたので、「入り口を入ってすぐ左手に券売機があるのでそこで食券を買って、右手奥のスペースに並ぶといいですよ」と声を掛けました。
 相手の返事を聞く前に目の前のドアが開き食べ終わったお客さんが出てきたので入れ替わり店内に入りました、さて、今日でこのお店で食べていない最後のメニュを食べることにしましょう。
 右手奥のスペースで十分ほど待ってから席を案内されました、目の前の厨房では奥の麺茹で担当は開店当初からずっといる店長さんですが、配膳担当は見慣れない顔の若者でした。
 先に食券を渡しておいたので座ってから五分でチャーシューメン九百五十円が出てきました、個人的に一番苦手なメニュです。
 普通のラーメンではチャーシューが一枚なのですが、麺を覆うように五枚乗せられていました、そのチャーシューの上にメンマと刻みタマネギが乗っています。
 中太縮れ麺は絶妙な茹で加減でフウフウしながら美味しくいただきます、磁器製のしっかりしたレンゲでスープの残らず飲んでしまいました。
 ごちそうさまでした、次に来るのはずいぶんと先になりそうですが、忘れないでね。

 事務所に戻ってきての午後はソフトウェアの仕様検討会、夕方までになんとか終えて、その後で大好きなバンドのライブに行こうと思っています。
 どうでもいい打ち合わせだったら適当に流してさっさと終わらせるところですが、今日の打ち合わせはダメ、徹底的に話しをしないとなりません。
 六時になってから本題に入っていき、結局終わったのは八時、ライブの時間には余裕で間に合いますが、気持ちがすっかり萎えてしまって。
 それでも三十分くらい休憩してから駆け付けるかと考えていたら、反省会をすることになって、まあ、これも仕事だしな。

 そして反省会は埼玉屋@思い出横丁、二階もいい席は既に座られていて真ん中の席に二人で座り、遅れて一人来て。
 ビールではなくレモンサワーとホッピーで乾杯、一人遅れてきてまたまたビールで乾杯、今日も一日お疲れ様でした。
 牛すじにモツ煮に納豆豆腐と今日は焼き物は無し、その代わりずっと喋りっぱなし。
 終わることのない話をずっとしていても終わらないので、レモンサワーを三杯飲んだところで解散、まだ火曜日なのでまだまだ頑張りましょう。


18日(水) 竹中三佳のライブ

 水曜日の午前中は本社で会議、来月から本社復帰なので来月からは会議にはいつでも出られることになります。
 色々と上の偉い人からの情報を聞き、隣の机の同僚達の仕事の状況を聞き、自分は相づちだけ打ち、終わってから自分のプロジェクトの関係者を集めて打ち合わせをして、午前中が終わりました。

 さて、どこでお昼を食べようかと考えたのですが何も思いつきません、もう、新宿−五反田間のラーメン屋で行っていない店はありません、いえ、新大久保−し新橋間でと言い換えても同じです。
 ただ、大手チェーン店と中華料理屋やお蕎麦屋でラーメンを出す店の中には行っていない店もあるので、必死に頭を回転させて、やっと思いつきました。
 五反田駅を降りて線路沿いに山手線を戻るとちょっとした繁華街があり、その繁華街からちょっと離れた場所に英華@五反田(品川区西五反田)はあります。
 なんとなく店の見た目は古びているのですが、実際に店内へ入るとリニューアルオープンしたかのような小奇麗さ、大量生産されている業務用テーブルと椅子が並べられていました。
 ふつう、ランチサービスは十一時から十四時までが多いのですが、この店は十三時からは別のサービスセットをやっているようです、メニュには「ボリューム増量」とありますが初めて来たのでどのくらい違うのかは分かりません。
 テレビがバラエティを流し、一人または二人で食しているサラリーマンが多く、私はといえば角のテーブルに置いてあった新聞を読みながら出来上がりを待ちました。
 しばらくして味噌ラーメン+半チャーハンセット八百五十円、先にチャーハンが出てきて「撮影のため」には(ラーメンと一緒に写したいので)食べてはいけないのに食べてしまいました。
 ラーメンはスタンダードが五百五十円で味噌ラーメンが六百五十円で、いずれもAセットでは同じ値段でしたので、ついつい味噌味を選んでしまいました。
 大きめのドンブリに白味噌に赤味噌を合わせてあるかのようなタップリのスープは、ピリ辛のアクセントも付けられていて、まずまずですね。
 やや縮れたやや細め麺はちょっと量が多く感じて、これがランチサービスなのかと思いました。
 チャーシューやゆで玉子は入っていなくて麺とスープだけのラーメン、スープのはモヤシ、タマネギやハクサイなどの野菜も入っていてかなりのボリュームがありました。
 チャーハンはなるとやチャーシューメンの細切れが炒め込んであり、グリーンピースも乗せられた街の中華屋の趣、いいですねぇ。

 店を出てぐるりと回って駅に戻ろうとしたら予期していなかったチェーン店が目に入って、値段が安かったら食べるかと店先を伺うと安かったので入ることにしました。
 天下一五反田店@五反田(品川区西五反田)、都内全域にチェーン展開していて、店構えと屋号は違うけれどもメニュが全く同じ、というお店も多く展開しています。
 値段がかなり安くて、ラーメンのランチセットは八百五十円を七百円で出していましたし、(食べ始めて気が付きましたけど)本日のラーメンと称して担々麺を三百九十円で提供していました。
 ああ、もう二度と来ないんだからそれにすれば良かったと後悔しながら待つこと十分、冷やし中華そば六百八十円が出てきました。
 なんかずいぶんと待たされたなぁと見るとキュウリ、ハム、モヤシ、蒸し鶏、チャーシュー、トマトが1/4、真ん中に錦糸玉子が盛られていました。
 麺は他のラーメンと同じと思われるやや細めの中太の縮れ麺、やや酸味の効いた醤油ダレにチューブの辛子がお皿に縁に付けられていました。

 夜は誘われていた恵比寿でのライブ、仕事をそそくさと切り上げて向かいました。
 恵比寿駅で待ち合わせて恵比寿ガーデンプレイスまで歩く歩道に乗っていた時、三人で並んで乗っていたのですが一番前だったので後ろを振り向いて前に(後ろに)進んでいたら急に歩く歩道が無くなって、後一歩で転ぶところでした。
 ガーデンプレイスからさらに五分ほど歩いて恵比寿天窓SWITCHというライブハウスで、地下の箱でなんか受付が廊下に机を置いただけで何かの居抜きっぽいですね。
 今日は竹中三佳さんというキャラメルボックスの挿入曲を一手に引き受けている女性シンガーソングライターのライブ、三人の中のトップバッターでした。
 彼女の歌はCDと劇場でしか聴いたことがありません、グランドピアノでの生ライブはささくれた気持ちをなだらかにしてくれます。
 歌われた順に「絵の中の森」、「手」、「STAY」、「太陽の嘘」、「Rainy Rainy Day」、「風の忘れもの」、「TODAY」、「Paradice Find」 とたっぷり聞きました。
 二千円のライブ代にドリンク代五百円チャージが付きます、恵比寿なのでヱビスビール一杯でとてもゆったりとした時間を楽しみました。
 残念だったのは撮影や録画が禁止されているということ、まだまだこれから売り出すアーティストがメインの箱でしたが、ダメなものはダメということで。

 彼女のライブが終わって「メシでも行きますか」とのかけ声に「じゃあ、久しぶりにディケンズに行きますか」とテクテクと恵比寿駅を越えて山の手通りのウェンディーズまで、左側を入って最初の左に入る道にある飲食店ビルの四階、って、外看板も外壁のディスプレイも無いじゃないですか。
 エレベーターの階数案内も無く、フロアに着いても押すのか引くのか分からないくらい重そうなドアを開けると、ザ・ブリテッシュパブのWhat The Dickens@恵比寿、タウンクライヤーの仲間の一軒です。
 嶋さんのお店はどの店も圧倒的な威圧感で迫ってきます、重い威圧感ではなく「オマエはオレを受け止めきれるか」と問われるのです、答えは一つしかないのですが。
 なんとも説明できない開放感のある閉塞的なお店の奥では生バンドがフルボリュームで演奏していて、そのバンドから一番遠いテーブルに陣取ったのですが会話がかなり厳しかったです。
 六人で一人二千円会費でオーダー、一通りの食べ物とビール一杯をワイワイやりながら先のライブとは全く関係ない話しで盛り上がりました。
 店の雰囲気はもう、ドンピシャど真ん中バッチリです、月に一度は飲みに来たいです。

 定期券内の新宿駅回りで帰ろうと新宿駅に着いたら出口改札に人がずらっと並んでいて、何事かと構内アナウンスに耳を澄ますと経堂駅で人身事故が合ったそうで。
 復旧までかなり時間がかかるというので、振り替え乗車券をもらって今乗ってきた山手線で逆戻り、品川、横浜を経由して海老名に向かいました。
 海老名に着いてもまだまだ電車は乱れていて、帰宅したのは二時間半後でした、ホント疲れてしまいました。


19日(木) 馬込と蒲田

 今朝は最寄り駅まで歩きました、途中でバスに乗って早く駅に着いてもその電車は準急だから次の急行を待たなくてはならず、歩いていってもその次の急行には間に合うからです。
 実際に歩いてみると途中の奇麗な紫陽花の花をついつい撮影してしまって、次の急行には間に合わず、次の次の急行になってしまい、客先への出社は遅れてしまいました。

 午前中の仕事をダッシュで終わりにして、ここ浅草線付近のラーメン店を総決算すべく今日のお昼は馬込にしてみました、一度も降りたことがない駅です。
 終着駅は西馬込駅なのですが、色々なラーメンサイトで探してもその駅近くのラーメン屋が見つかりません、行けば何かしらの店はあるでしょうけど。
 馬込駅を地上に出て、線路の真上を走っている国道一号線を垂直に横切っている環状七号線沿いに南へ(左へ)少し歩くとお店が道路の反対側に見えてきました。
 片側三車線で中央分離帯があるので突っ切るわけにも行かず、ちょっと店を行き過ぎて横断歩道を登って降りて醤道@馬込(大田区南馬込)、2005年3月にオープンのこの店は、以前2000年5月にオープンした三種類の醤油味だけで勝負する醤屋というお店でした。
 一味勝負のお店はとても気になるので是非行きたいと思っていましたが、思っているだけで終わってしまいました。
 コンサートホールのような重いドアを開けて店内に入ると、すぐに券売機があり、奥に十席以上、左手に四席のカウンター席が伸びていました。
 先ずはスタンダードメニュだと券売機に向かいましたが、冷やしもあるしつけ麺もあるし「裏道」と命名されたメニュもあるし、だいぶ悩みました。
 カウンター内側の厨房では男性二人に女性店員さん一人がテキパキと働いていました、お客さんは常に満席で、すっかりこの地に根付いている感じを受けました。
 七分ほど待たされて道ラーメン六百五十円、見た目が戸越銀座のお店そっくりです、ひょっとしたらドンブリも同じかも知れません。 
 柔らかめのトンコツスープは出過ぎず引っ込みすぎずのバランスのいい和風のスープです、この程度の濃さなら毎日食べに来ても飽きないかも知れません。
 中太のストレート麺は絶妙な茹で加減でとても美味しいです、量はちょっと少なく感じましたが、それはサイドメニュでカバーすればいいわけですし。
 ドンブリの真ん中には刻みタマネギが乗せられ、大きめのチャーシューと食べやすい大きさのメンマと水菜が周りを取り囲んでいます。
 中々美味しかったです、ちょっとメニュの種類が多いのが気になるけど、職場に近ければ週一で通うかも知れません。

 せっかくここまで来たのに一杯だけではなんだなと、一軒隣りにある元祖中華つけ麺大王南馬込店@馬込(大田区南馬込)ホームページ)へ入りました。
 屋号からはつけ麺専門店に思えますが、ラーメンも普通にあるし、焼き肉定食とか中華丼ともあります。
 こんな近い距離に二軒のラーメン屋が並んでいるなんて、お客さんを取り合ったりしないかと余計な心配をしてしまうのですが、色々な事情があるのでしょう。
 先客が二人にその二人が帰ったあたりで一組のお馴染みさんが入ってくる程度の混み具合、男女二人の店員さんはご夫婦でしょうか。
 五分ほどしてつけ麺五百円、ずいぶんと前からワンコインで、色々と物価高騰してる最中ですが未だにワンコインで。
 値段が安いからではなくて元々シンプルなツケダレ、ラーメン用の濃い醤油ダレにメンマとほうれん草と刻みネギのみ、麺は少し少なめの黄色い玉子麺。
 割りスープは大きな湯桶に入れられて初めっから出されています、「(ツケダレが)濃かったら加えて下さい」と説明を受けましたが、麺を食べ終わってからツケダレに加えて飲んでみましたが、別にどうということはありませんでした。

 事務所に戻って資料を作りながらの打ち合わせ、ここの職場もあと一週間、飛ぶ鳥後を汚さずでいけますでしょうか。

 八時少し前に仕事が終わって、さて夕飯を蒲田か高田馬場のどちらかを泉岳寺のホームに先に入ってきた電車に決めさせることにしました。
 特別快速三崎行きが一分早く入線、さて蒲田まで十五分というところかな。
 京急蒲田を降りてアーケードのある商店街をJR蒲田駅に向かって歩いて行きます、途中、何軒かの中華料理屋がやっていて入ってみたくなり、「レバ刺し」との殴り書きが踊るお店に引き込まれそうになり、千鳥足で歩いていたら左に抜けていく暗がりにラーメン屋らしき幟が目が入りました。
 麺屋壱宗(いちむね)@蒲田(大田区蒲田)、つい最近にオープンしたばかりのお店のようです、全ての情報をチェックしているわけではありませんけど耳にしたことがありません。
 ネットで調べると今月の四日にオープンしたとのこと、まだまだ調味料の器に輝きが残っていますしね。
 券売機の見ると豚骨醤油と豚骨塩の二種類で各々に太麺と細麺があります、他のメニュのボタンには「順次増やしていきます」と貼り紙が貼ってありました。
 先ずは左端からととんこつ醤油(太麺)七百円、ピッタリ五分で出来上がりました。
 大きめのドンブリにたっぷりと入った豚骨醤油スープは醤油強めで豚骨は味を支える方を担当しています、まだまだ味が練られてはいませんが、この方向性はとてもいいと思います。
 太麺と言ってもビックリするほどではなく、すこし縮れていてスープに良く絡みます、美味しいですねぇ、応援したくなりますね。
 大きめのチャーシューは直前ではないにしろ切り分けてそう時間が経っていないしっとりした美味しさ、コリッとしたメンマはとても好きなタイプ。
 固ゆで玉子が半分に海苔、真ん中には刻みタマネギと青ネギを刻んで盛りつけてありました。
 いやいや、いい感じのお店ですね、一人分の席もゆったりと取ってあって、ビールを飲みながらお喋りしてみたくなりますね。

 さて、本日最後のお店は呉屋@蒲田(大田区蒲田)、先月食べに来た潤蒲田店の向かいにあります。
 店構えが小料理屋っぽくて、全身で和のテイスト醸し出しているので注文伝票一つ取っても何か違うんじゃないかなと思ったら、店内はカウンター席のみの狭い間取りで入り口側の壁に券売機がありました。
 券売機左端から食べようと思いましたが、「夜限定」の言葉にくらっと来てしまい、それでも冷やしラーメンがあることまでは覚えています。
 美人女将さんと髭をたくわえた大将の二人で切り盛りしてしていました、中々いい感じじゃないかと見ていると、深ザルで麺を茹でるのがタイマー付きの自動湯上げ機でちょっとガッカリ、湯切りが奇麗だとそれだけで美味しそうに見えたりするんだけどな。
 入る時は満席で、いったん殆どお客さんが捌けてしまってからまた混み出して満席、外待ちまではしていないようでした。
 十分は待たされずに汐そば七百円、「汐」と付くので勝手に透き通ったスープをイメージしていましたが、豚骨塩スープでした。
 レンゲが付いてこなかったのでドンブリを持ち上げて直接スープを飲んでみるとやや強めなとろみがあるトンコツスープに柔らかめの塩味、なんの塩が合わせてあるのかちょっと分かりにくいです。
 テーブルを見渡すとステンレス製のレンゲが見つかったのですが、底が浅いタイプでスープを飲むにも麺を乗せるにも使いにくそうです。
 細めのストレート麺はまずまず、コリッとしたメンマは唐辛子などで味が付けられていて、チャーシューはスモークタイプでした。
 海苔と青ネギを少しずつ食べながら食べ切ってしまいました、美味しかったです。


20日(金) 横浜でライブ

 昨日の午後は降るとの天気予報だったけど、夜中に寝ている間に降っただけで朝に家を出る時には雨は上がっていました。
 客先到着ギリギリの電車に乗るとなぜか途中で降りる人が多いことに気が付きました、考えてみたら当たり前の話しですが来月からはこの手は使えないなぁ。

 お昼をどこで食べようかなぁと魚らん坂下まで歩いてしまい、なんとなく麻布麺房どらいち@白金高輪(港区南麻布)に入ってしまいました。
 二回目の訪問、担々麺をメインとしているお店で普通のラーメンやつけ麺もありますが「スープの絶対量が不足しているのでつけ麺はしばらく中止します」と貼り紙がありました。
 ちょうどお昼時でしたので満席で待たされましたが、座っている人も殆どがラーメンが出されていなくて自分が座るまで十一分、座ってから出てくるまで十五分かかりました。
 おかげでじっくりと目の前の厨房を眺めることができたのですが、バンダナをした二人の店員さんは息もピッタリに次々と料理を仕上げていきます、一品一品とても丁寧に調理していてつい頬がゆるんでしまいます、最後にドンブリの縁をフキンで拭うところなんて中々できることじゃありません。
 「汁無し」も食べたかったのだけど、今日は冷やし担々麺九百円にしました、他のメニュとは違って平らの麺皿に乗せられててできました。
 あらかじめ作って冷やしておいたゴマだれに辛味などを加えてあり、他のメニュと違うやや縮れた細麺は部屋の隅に置かれた製麺機で作られたのでしょう、茹でる前に一人前を計量していました。
 両方ともちょうどいい感じに冷やしてあってとても美味しいですね、大盛りができるくらいならしたい気持ちで一杯です。
 辛めに味付けされた挽肉がたっぷり乗せられ、メンマも茹でほうれん草も冷やしてあり半身の味付け玉子と袈裟切りの白ネギも味のバランスに一躍買っています。
 全部食べ終わってゴマだれが少し残りましたが添えられていたレンゲですくって飲んでしまいました、いやはや美味しかった、ごちそうさまでした。
 代金を払って厨房を見て挨拶をすると「ありがとうございました」と返してくれました、いい店ですね。

 戻ってきて関西支社のネットワークについて打ち合わせしました、後任の派遣社員さんはネットワーク構築が初めてとのことでちょっと心配ではありますが、まあ、誰にでも初めてと言うことはあるし、私ができるんだから誰にでもできると思います。

 定時になってダッシュで駅に走りましたが四分発車には間に合わず十四分発車で横浜に向かいます、特急であっても途中で何駅か停まるのでよっぽど途中下車しようかと思いましたが、まあ、いいかと。
 ケイタイで調べたねぎごぼうらーめんつちや@関内(横浜市中区)、関内駅の東側の常盤町なのでコンビニのAM/PMを入っていって左側にありました。
 戸が開け放たれた店先を覗くとガランと一人もお客さんがいないし、カウンター十一席にテーブルが一つでラーメン屋さんというよりスナックという感じの店内だし。
 入ってすぐ右手の券売機で食券を買い、入り口近くの席に座って出来上がりを待ちます、BGMに耳をすませると目の前の置かれたラジカセから聞こえるNHKラジオでした。
 そんなに待たされることなくねぎごぼう醤油七百三十円、メニュ名に恥じることないゴボウの素揚げがたっぷりと盛られています。
 醤油ベースの透き通ったスープはあっさりと言うよりも味が薄いなぁ、細いストレート麺はちょっと柔らかくて食べ応えが足りません。
 今では珍しい焼き豚に海苔、全体にネギが散らされて水菜も添えられていて、ヘルシーと言えばヘルシーですが。

 さて、定刻よりも三十分ほど前にライブ会場のYOKOHAMA 7TH AVENUEへ入りました、目当てのバンドだけ聞いても、通しで全部聞いても値段は同じなのでできるだけ長く聞いた方がお得と言えばお得。
 入った時に演奏していたのはTell & Goというバンド、アコギ(アコースティックギター)とハモニカ、相方は鍵盤ハーモニカのみの声を聞かせるバンド、席に座ってじっくりと聞き入る音楽。
 こういう音楽もいいですよねぇ、ちょっと困るのはお客さんが少なくて数人のお客さんで一身に受け止めなくてはならないことかな。

 さて、お目当てのSTARDUST★TRAIN、片付けと準備をしている時に「こんにちわ」と女性に声を掛けられました、SDTのみを聴いてMDに録音だけしている人で前回のライブの時に「よく見かけますね」と知り合い(まだ友達とは言えませんね)になった人です。
 今日も来るかなぁと気にしていましたが、さて次がSDTだとなるとそんなことはすっかり忘れていました、ので後ろから声を掛けられてかなりビックリ、覚えていたんですね。
 その後、ライブが始まるまで一言も話さないし、ライブが終わっても「それじゃあ、また」と挨拶しただけでした、こういうのもいいですね。
 一曲目はいきなりの新曲のモノクローム、CDに収録されていないのでライブで聴くしかありませんけどインディーズのバンドは殆どの曲がそうなるわけで。
 とりあえずビデオを回し始めたのでバッチリ撮れましたが、練習不足のようでちょっと音が合っていなかったりして、それはそれで貴重なのですが。
 本来ならばセットリストをメモすべきなのですが聞き入ってしまって忘れてしまいます、今日も忘れました。
 最後に演奏された砂漠の花、何度聞いてもいい曲ですねぇ、なんとか編集してケイタイに入れられないものかなぁ。

 ライブが終わって、まだ時間が早かったので次のバンドも少し聴いていこうかととりあえず席を立って演奏を待ちました。
 桜よしの、一曲目は本人だけのシングルで、二曲目からはフルバンドと一緒の演奏をとてもノリのいいバンドですね。
 実はかなり実力のあるメジャー級の演奏でライブを追いかけてみようかなぁと思いましたが、あれもこれも手を出すと最後には共倒れになるし、ベースが大阪のバンドと言うことで関東にはあまり来ないみたいなので、今日、たっぷり聴いておけばいいかなと。
 帰りの時間があったので途中で帰らせてもらって、電車の中でフライヤーを見てみたら来月は三回も横浜でライブをやるじゃないですか、関東に引っ越す勢いでのライブ活動なんですか。

 最寄り駅までクルマで迎えに来てもらって、タマネギでも買って酒のツマミを作るかと帰宅する途中で99SHOPに立ち寄るとキャベツが99円で売っていたので買って帰りました。
 生のまま食べてもいいのですが、夜遅いのでお湯で塩ゆでしてツマミにしました、ここのところずっと飲んでいる焼酎は「問わず語らず名も無き焼酎」、ロックで飲んで一週間の反省と土日の過ごし方に思いを馳せました。


21日(土) 自宅療養

 ゆっくり目に起きて、先ずは中の子を高校まで送っていきます。
 最寄り駅まででもいいのですが、送り届けた帰りに水田の紫陽花でも探そうと思いました。
 ちょっと違う道で帰ってきたのですが紫陽花は見つけられず、自宅近くの畑に咲いている紫陽花を撮りました。

 帰ってきて朝ご飯を軽く食べてから今度は上の子を駅まで送っていきました。
 で、そのままクルマを弘法山を目指します、弘法山と権現山の真ん中にある平らな道までは車で登れるのです。
 車を降りて権現山まで歩く道が馬場道なのですが、道の両側に紫陽花が咲いていて驚きました、確か去年はなかったはずです。
 桜に続いて紫陽花も植えたんですね、朝も早いし雨気味なので誰もいなくてゆっくりと写真が撮れるなぁと思ったら、一人だけ大きなカメラを首からぶら下げている人がいました。
 平らな道を歩きながら三脚を立てて紫陽花を撮影しながら、春は桜、初夏は紫陽花、秋は紅葉と揃ってきたなぁと。
 権現山へと登る階段は半分ほど登ったところで引き返しました、朝ご飯をろくに食べていなかったので戻ろうかな、と。

 降りてきて帰る途中のめんようの里近くに大きな紫陽花が咲いていたので、とりあえず撮って、帰宅しました。

 下の子が試験が近いと言うことで部活が休みで自宅で勉強をしています、お腹が空いたというので残っているご飯でチャーハンを作りました。
 タマネギをみじん切り、ベーコンを角切り、玉子は二つ入れて、最後はチャーハンの元を振り掛けて完成です。
 三人分というか、残っていたご飯を全部チャーハンにしたのですが、あっという間に無くなってしまいました。

 午後はずっと自宅、昨日のライブ動画とか、ラーメンインデックスの作成とか、ずっとパソコンに向かっていました。
 気が付くと夕飯の時間になってしまったので、お蕎麦を茹でてざるそばを用意し、鶏肉を焼いて一品おかずを作りました。


22日(日) 大雨の中を

 梅雨だからか雨が降っています、かなり強い雨です。
 上の子は早く出掛けなければならなかったようで、さっさと雨の中を出掛けていったようです。
 中の子は学校まで行くとのことですが急がなくていいらしいので、久しぶりにツナキャベツを作りました。
 コーン缶がなかったのでベーコンを三枚ばかり冷蔵庫から取り出して細切りにして、なんとか作りましたがキャベツの鮮度が悪くて味はイマイチでした。

 ホームページのメンテナンスが一通り終わったので、どこかで一杯食べるかと地元のラーメンサイトや掲示板を一通りチェックして出掛けました。
 目指すは国道129号線に面した大野小学校、ちらと見かけた住所では相模川側に思えたので国道を南下するルートをとったのですがなんと逆側でした。
 山岡家平塚店@平塚市ホームページ)、この国道を一時間ほど北上すると山岡家厚木店@神奈川県厚木市がありますね。
 大雨だというのに駐車場は満車で二重ドアの入口は人があふれています、年中無休で二十四時間営業なわけだからなにも並んでまでして食べなくても出直せばいいとは思いますが、混雑している時のお店の対応にも興味があります。
 傘を差して出てくるお客さんを少し待って店内に入ると名前と人数を書く紙が立てかけてあります、ラーメン屋で紙に名前を書くのはズンドバー以来かも知れません。
 並んでいると「どうぞ」と冷たいお茶缶を渡していました、お店で飲んでもいいのですがお店にはセルフのお冷やがあるので、殆どのお客さんは持ち帰っていました。
 カウンター十四席、四人掛けテーブル三卓に二人掛けテーブル一つ、一人で来ているお客さんは自分くらいで、他のお客さんはみんな家族や友達連れのようです。
 席の空き待ちの混乱はなくて十一分ほどしてカウンター席に着席、店員さんはクリオのようなPDAで注文を受けていました。
 醤油味、味噌味、塩味、特製味噌に辛味噌味、つけ麺も揃っているメニュで家系のそれのように「味の濃さ、麺の茹で加減、脂の量」が選べるようになっています。
 卓上には豆板醤、おろしニンニク、コショウ、それと餃子用と思われる酢、醤油、ラー油と揃っていました。
 座ってから十二分して醤油ラーメン五百九十円、麺固めでお願いしたら何人か前の人を飛び越えて出てきました。
 鶯色の大きめのドンブリはすり鉢状で受け皿が付いてきます、先ずは食べるのに邪魔な海苔を食べたのですが大きな四角い海苔が三枚乗せてありました。
 アツアツのスープをレンゲですくって飲んでみると豚骨醤油だということは間違いありません、しかし脂の量が多いし、トンコツ味も醤油味も控えめでした。
 いや、私が勝手に力強い味を期待したのが悪かったかも知れません、醤油だけではなく他のあじにも合わせようとするとこういう風になるのかも知れませんし。
 中太のやや縮れた麺は中々美味しいです、この麺で塩味から辛味噌まで合わせることになるのですね。
 意外にも薄めで広いチャーシュー、ほうれん草にネギのトッピングは何回食べても飽きないシンプルなもの、途中からおろしニンニクを入れてごちそうさまでした。

 帰りに大雨の中を神社の境内に咲いている紫陽花を撮影しました、傘を差しながらの撮影なのでイマイチだなぁ。
 それでもこの神社にここまで咲いているとは知らなかったので、来年は早めに撮影しに来ることにしました。

 自宅に戻ってのんびりしていると中の子が「大雨だから」学校まで迎えに来て欲しいとのこと、クルマで往復してから夕飯の準備をしないと。
 ご飯が余っているので昨日に引き続きチャーハンを作ることにしました。
 溶き卵をいったんスクランブルエッグ状にしてお皿に出しておき、みじん切りしたタマネギと細切れにした豚肉を炒めます。
 全体に火が通ったらご飯を全部入れてよくかき混ぜて、お皿に出しておいたスクランブルエッグも一緒によくかき混ぜて。
 最後にトマトケチャップをかけて混ぜて出来上がり、できれば緑の色取りがあれば良かったなぁ。


23日(月) 最後のデータセンター

 そんなに余裕があるわけではないけれども、五反田で降りることも当分無いだろうと思ってゆで太郎東五反田店に入りました。
 朝にそばを食べるのも久しぶりだなぁと券売機に向かうと二百九十円の朝食セットが無くなっていました、しばらく経ったまま動けずに愕然としてしまいました。
 我に返ってから朝食Aセット(納豆定食)三百四十円のボタンを押しました、茹で置きされているそばを温め直して、はい、出来上がり。

 午前中はあちこちをブラブラして過ごし、お昼をどうしようかと考えます。
 十二時ジャストに事務所を出る予定がついうっかりして十五分ほど過ぎてしまいました、行こうと思っていたお店には行かれないので、もう一軒のお店へ。
 中華料理春来(しゅんらい)@白金高輪(港区三田)、曇りガラスの戸を開けると満席、ありゃりゃと引き返そうとしたら「カウンター、奥へどうぞ」と声を掛けられました。
 若いお客さんは一人もおらず、明らかに四十代後半以上のお客さんで占められています、後から後からお客さんが来ますが同じような色のスーツを着ている人ばかり、立地に恵まれているわけじゃないので何がここまでお客さんを惹き付けるのでしょうか。
 テレビを見ていたのであまり待たされ間はありませんが、十分近く待たされて冷やし中華七百五十円が出てきました。
 麺を覆い隠すばかりの錦糸玉子にモヤシ、キュウリの細切りとハムの細切りが横に添えてありました。
 醤油ダレが平皿の底の方に沈めてあったので、麺をタレに漬けるのは難しくて、モヤシに絡めて食べた麺もありました。

 午後はVBA開発、ExcelのMATCH関数が思った通りに動きません。
 それでも色々と調べたり考えたりしてやっと上手くいきました、検索する範囲のセルに数字や文字列が混ざっている場合は全て文字列として処理できず、数字は倍精度で検索し、文字は文字列として検索する必要があるみたいです。
 他にもスマートな解決方法があるとは思いますが、とりあえず動くようになったので先に進めます、今週中には作り上げないとなりません。

 夕方になったので、この客先での最後のパッチ適用作業に向かいます、二年ほど毎月頑張って来たのですがついに他人に明け渡す時が来ました。
 で、その前に腹ごしらえとばかりに木場で降りて東陽町3の信号交差点へ歩いて行きました、お目当てのお店の夜開店まであと三十分、来々軒は閉店、ビックリラーメンは違うお店になっていて、こんな小さい街でもドンドン変わって行っているのですね。
 さて、十七時半開店の○心(まごころ)厨房東陽町@木場(江東区東陽)、先客が一人いて餃子を食べていました。
 辛いつけ麺ボーラ八百円、ボーラとは「(イタリアの)アドリア海を吹き抜ける爽快で優雅な風」のことで、「マセラティ・ボーラ」等にも使われていますね。
 極太の縮れ麺はラー油で和えたかのように薄赤色に染まっていて、そのまま食べるとかなり辛いのですが、元の麺が浅草開化楼製麺だけあってその辛さをものともしない旨さです。
 ツケダレにはゴロッとしたチャーシューのハジッコとメンマが沈められていて、味自体はかなり辛めでまさに「ボーラ!!」、汗が出てきました。
 麺に乗せられていたチャーシューは軽く炙ってあるようでかなり旨いですね、辛味とは別に食べてしまいました。
 食べ終わってからスープ割りを頼みました、割りスープは他のメニュと同じようで鰹出汁の効いたアツアツのスープ、いやはや美味しかったです、ごちそうさま。

 店を出たら突然の大雨、夜間作業が終わった頃には止んでしまうんじゃないかと思いましたが、今、この道を歩いて行くためにも傘が必要なくらいです。
 アーケードの中にちょうど衣料雑貨屋があって店先に傘を出していたので五百円で購入しました、お金がないこの時期に五百円は痛いですが仕方ありません。

 して、本来行きたかった店の木場ホープ軒@木場(江東区東陽)へ、大雨とは関係なく夜営業が始まったばかりで先客ゼロでした。
 急に気温が下がったのでつけ麺は見送って二人ともラーメンにしました、それにしても店内が奇麗でちょっと面食らいますね。
 ホープ軒といえばどの店も奇麗とは正反対の雰囲気ながら力強く元気の出るラーメンを出してくれる店です、ネギはザルに入れられてテーブルに置いてあるか天井から吊る下げてあるのですが、この店ではどこにも見あたりません。
 ネットでの情報によるとホープ軒@千駄ヶ谷で修行された方が店長とのこと、どのくらい本店の味を再現しているのでしょうか。
 五分以上待たされてらーめん七百円、スープは一種類しか無く、最近になってつけ麺が始まりました。
 スープのしょっぱさは本店の半分くらいで背脂も半分くらいの表現になっています、この味が目指した味なのかこれからもっと昇っていくのか、分かりませんけど。
 やや縮れた中太麺はちょっと柔らかめ、もう少し固めが好みなのですが、この地の人はどんな味が好みなのでしょうか。
 大きめの煮豚系チャーシューメンがタップリの茹でモヤシの上にドンと乗せられています、何本かメンマも乗せられ、白ネギの斜め切りがたっぷりと降られていました。
 開店して間もないこともあってこの程度でいいかも知れませんが、今後の成長を切に願います。

 いつもならばデータセンターまで歩いて行くところを、大雨なのでいったん木場駅まで戻って電車で向かいました。
 作業はいつも通りに粛々と進められ、今日は私は殆ど口出しせずに徹底的に後任の人に任せました。
 トラブルらしいトラブルもなく順調に終わってほっと一息、こんなに順調に終わったのも珍しいかもです。
 このままいけば最後の訪問になります、二年半もの間、長かったような短かったような。

 まだまだ充分帰宅できる時間ですが、明日の朝の対応に備えて恵比寿のホテルにチェックインしました。
 さて飲みに行くかと思い、なんとなくゴロンとベットに横になって目をつぶったら寝てしまいました。


24日(火) 西新宿のジンギスカン屋

 ホテルを七時半過ぎに出たのはお気に入りのカフェが七時半から営業するから。
 ラヴァンデリ恵比寿店、サンドイッチが美味しい店なんですが基本的に早朝しか行かない私はモーニングセットばかり食べています。
 セットメニュは六種類もあるのですが、値段やメニュで今回もBセット四百五十円を頼みました。
 一階の表通りが見える窓際のソファでゆっくりとした時間を過ごします、土曜日の早朝であれば週末への思いを巡らせることができるでしょう。

 客先で色々と残務整理をしていたら本社から連絡が入りました、午後一で本社に戻ってこいとのこと、仕方ありません。
 お昼をどうしようかと思いを巡らせ、そういえば代々木に新しい店ができたと聞いたので寄ってから会社に戻るかと。
 代々木駅西口を出て、交番の左手を入っていくと山手線の下をくぐってから埼京線の踏切を渡り、しばらく歩くと麺屋天神@代々木が右手に見えてきます。
 ドアは全開されていて中で食べている人が丸見えです、奥の席はそうでもありませんけど。
 入口近くの券売機で食券を買って店内に入ると「こちらへどうぞ」とカウンター席に案内されました、店内は二十人以上入れそうなスペースがあります。
 博多ラーメンの習わしで麺の茹で加減を聞かれるのですが、いつもと同じ「固め」としました、柔らかめも選べるのにはビックリしました。
 混んではいましたがあっという間に出てくるのが博多ラーメン、なのですが天神らーめん醤油七百五十円が出てくるまで五分も待たされました。
 スープはトンコツ弱めで醤油少なめ脂多めという感じで中々おいしく食べられます、もう少し温度が高ければ香りも立ってさらにいいという感じでしょうか。
 麺は極細ストレート麺、カタメをお願いしましたがちょと茹ですぎでしょうか。
 トッピングはかなり贅沢で、ペラペラの薄さではないロース状のチャーシューが二枚、コリコリしたぶっといメンマが二本、味付け玉子が半分に青ネギの輪切りがドサッと乗せられています。
 十一時から二十三時まで中休み無しで営業するそうなので、他のお店が閉まっている時間に再び来てみようかなと思いました。

 本社での打ち合わせは夕方を待たずして終わりました、終わってから色々と話しをしてゲンとの待ち合わせ時間まで時間を潰します。
 時間になったので甲州街道沿いのファーストキッチンまで、そのから西新宿の繁華街に分け入っていくこと五分くらい、ジンギスカンだるまや新宿西口支店@西新宿はフレンチレストランの二階にありました。
 狭い階段を登って二階に行くとトイレに続くさらに狭い廊下があり、その廊下の壁際に丸椅子が並べられていました、外待ちする人がいると言うことですね。
 平日の早い時間と言うことで一組だけしかいない閑散とした店内、この店内も狭くて十四脚のパイプ椅子が並べられていましたが、全員は座れないのではないでしょうか。
 店員さんの正面の席に案内されるともうジンギスカンの用意を始めています、ジンギスカン屋にきてジンギスカンを食べない客はあり得ないとのことで何も言わなくても人数分の焼きの準備に入るようです。
 ジンギスカン鍋にはモヤシだけ乗せるのが普通ですが、この店は長ネギの青い部分とタマネギを乗せて、最後にモヤシを乗せていました。
 先ずは生ビールで乾杯して肉が出てくるのを待ちます、生ラム一人前八百四十円を二人前という計算なのですが、「生でも食べられますので半生でどうぞ」と置かれた小皿には推定五ミリ以上の分厚い生ラム肉が乗せられています。
 ブロック肉から目の前で切り分けていましたが、薄切りが苦手ということでもないでしょう、言われた通りにまだ赤身が残る程度で鉄板から引き上げてタレに漬けて食べます。
 旨い、これは旨い、全く臭みが感じられない羊肉は牛肉のように柔らかく、口の中でパッと旨味が広がります、ジンギスカンに使うのはもったいないくらいの上質な羊肉です。
 もうね「こんな旨い生ラムは初めてです」と店員さんに声を掛けてしまいました、店員さんはニコッと笑っただけでしたが。
 半分ほど食べたところでビールが終わって(北海道ではポピュラーな)カツゲン+JINRO五百円、甘酸っぱくて単体で飲むと美味しいのですがジンギスカンとはちょっと合わないかと感じて、残りはずっとレモンサワーでした。
 まだ全部焼き終わらないウチに生ラムのユッケ、刺身のまま特製ダレに絡め、万能ネギを巻いて食べます、今度は押し返すような肉の弾力が感じられてとても美味しいです。
 数量限定っぽかったのでお代わりは我慢しました、また食べに来ればいいしね。
 焼く肉が終わってしまったので「すみません、追加で二人前」と声を掛けると「今度は違うのを食べて見ませんか」と言われ、「是非、お願いします」と答えました。
 すると、ジンギスカン鍋に乗っていた野菜をトングでかき混ぜながら焼き上げてから端に寄せ、その後ドンと置かれた「ラムのステーキ」、なんですかこれは。
 見た目の迫力はスゴイですね、どうやって焼いたらいいのか分からなくて黙ってみていたら店員さんが何回か転がして、ナイフで一口サイズに切り分けてくれました。
 タレではなく塩で食べます、塩の隣には胡椒粒を三ヶ月漬け込んだタレもおかれ、どちらをつけてもとても美味しいです、こりゃ、参りました。
 二人だったけど私の方が若干多めに食べたかな、まあ、そんなことはいいでしょうと言っているウチに全部食べ終わってしまいました。
 さて、さらに数量限定の生ラムハラミ八百四十円、大抵のお店ではロース肉なのでハラミ肉は初めてです。
 ネギが浸されたレモン汁に浸けて食べると砂肝のようなコリコリ感も感じられました、うーん、目が閉じてしまうくらい旨いです。
 隣のお客さんが食べていたので「そうだ食べないと」と思い出したように頼んだキムチ三百二十円、いい感じです。
 焼きの肉が無くなったところでどうしようかと逡巡していたら勝手にジンギスカン鍋を片付けられてしまいました、まあ、まだ頼むのでしたら新しいのを出してくれるとは思いますが。
 で、「お茶漬け、食べますか」と聞かれたので、これも是非と答えると、ご飯茶碗に軽くご飯を盛って、その上にさっきまで使っていたツケダレを掛けてからお茶を掛けてくれました。
 これは旨いですね、他の店でも食べたことはありましたがここのはさらに美味しかったです。

 店を出るとまだ九時前だったので「どうしても行きたい」と強引に連れて行かれたICE BAR、聞くところによると一年ぶりらしいですが私は初めてです。
 テーブルも数卓ある広めの店、まさにバー、ここのところあまり近寄らなかった分野なので感覚を思い出すのにしばし時間が必要でした。
 ソルティードックをもらい、クールダウンしているとコルクボードに「山崎」の文字が、おお、是非飲まないと。
 ちょびっと贅沢をして二十年ものを、シングルショットで二千三百円は決して高くありませんが、おいそれと飲めるウィスキーではありません。
 真ん丸のアイスボールがくるくる回るのはとても奇麗ですよね、照明さえあれば奇麗に撮れるとは思うのですが、顔が分かるくらいの暗さでした。

 帰りはもちろんロマンスカー、ですが21時30分発のは小田原まで行く便なのでぐっすり寝たら本厚木で起こしてはもらえません。
 危なくギリギリで起きて電車を降りて乗り換えたのですが、一緒に乗っていたゲンは降りた様子がありません、さて、どうしたものでしょう。


25日(水) 誕生日ライブ

 午前中は本社で打ち合わせなので、久しぶりに千曲そば@新宿三丁目に立ち寄りました。
 二十四時間営業の立ち食い蕎麦屋ですが、私はこの出勤前にしか行ったことがありません、いや、お昼に食べたこともあったかも。
 店内は半分以上のお客さんが入っていて賑わっていますね、いつも麺の茹で揚げと盛りつけをしている男性店員さんは「二世です」と言っても分からないくらいに日本語が堪能になりました、努力したんでしょうね。
 さて、かき揚げそば三百五十円が出来上がってきました、知らないうちに十円値上げされていました。
 久しぶりになのでネギの多めを言い忘れてしまいましたが、茹で立ての細い蕎麦は軽く立ち食い蕎麦屋のレベルを超えています。
 かき揚げがちょっと疲れていましたがそれとで十分な味わい、ごちそうさまでした。

 午前中の打ち合わせを終えて本社を出ました、さて、どこでお昼を食べたものでしょうか。
 午後の打ち合わせの資料を作らなければならないのであまりゆっくりはしていられません、結果的に午後の打ち合わせはなくなったのでゆっくりできたのですが。
 向かったのはらーめん山頭火五反田店@五反田(品川区西五反田)ホームページ)、先週から値上げしているはずなのでどんなになったかとパウチされたメニュを見たら、上からシールを貼るなどという小細工ではなく地から書き換えられていました。
 店長さんらしき人は私の顔を覚えているらしく、毎度どうもと挨拶してくれました、オーダーを告げて席に座ります。
 店内は半分くらいの入りでなんか凄く落ち着いている感じです、流行っているけれども満員にはならないのでお喋りしながらゆっくりと食べている二人組も見かけました。
 そんなに待たされることなくしおらーめん八百五十円、敬啓の時に値上げ前のレシートを渡して五十円引きです。
 トンコツスープを引き立てるだけの塩だれが混ぜられていて思わずニンマリしてしまう美味しさです、スープだけ飲みたいくらいです。
 黄色くて縮れた細麺はスープの良く絡んでとても美味しいです、自家製麺ではないで週けど朝に打ったのではと思わせるほどの新鮮さが感じられます。
 とろっとしたチャーシューは充分単品での料理として出せるもの、メンマに細切りキクラゲになるとと刻みネギ、そしてトレードマークの小梅がドンブリ中央におかれてしました。
 いやいや、美味しかったよ、会計時のレジの女性もとても印象が良くて、またまた来たくなってしまいました。

 午後の仕事はさらっと流した感じです、今月いっぱいで引き上げるので何かに着手して中途半端は良くないですからね。
 懸念だったExcelのマクロも完成したので、とりあえず定時まではああだこうだとのんびりしていました。
 定時を少し過ぎたところで目黒のライブハウスに向かいました、その前に一杯食べていこうかと駅を出て坂を下りました。
 野方ホープ目黒店@目黒(目黒区目黒)ホームページ)、店先に「つけ麺、始めました」との貼り紙がずっと気になっていました。
 店内には数人の先客がいて、私がカウンター席で出来上がりを待っていると次々とお客さんが入ってきました。
 六分ほど待ってつけ麺七百円、麺が乗っているお皿は特別に用意したようですが、中身はラーメンを分けただけのようです。
 細麺は見るからにラーメンの麺で締めている冷水が少し残っています、ツケダレはラーメン用のタレを少し薄めただけのようで、元々が美味しいトンコツスープなので十分に美味しいのですが、つけ麺ならではの味わいが欲しいかなと。
 食べ終わってスープ割りを頼むとアルミ製の急須にスープを入れて持ってきてくれました、薄めて飲みやすくはなりましたが温度がちょっとぬるいかな。

 さて、音の箱@目黒での堀川ひとみの「ひーたん生誕祭2008」、つまりは誕生日ライブってことですね。
 インディーズのシンガーソングライターっぽく、がっちりと固定ファンがたくさん詰めかけてきていました、立ち見が出るほどの満席でした。
 前回、このライブで知り合った人を探したのですが見あたりません、それはそうとして生ビールを飲みながら開演を待ちました。
 五分ほど開演時間を過ぎたところで堀川さん登場、今日はグランドピアノ弾き語りとなりました。
 大勢の人が座っているのでカメラのポジションが取れなくて四苦八苦、立ち上がって撮影するしかないかなと覚悟したけど、なんとか撮れました。
 三部構成だったのですが、一部の演奏が終わったところで退席しました、ライブの盛り上がりを感じる限りではもう私の役割は終わったと思いました。

 帰宅して晩酌、つまみは自分で作りました。
 長ネギをやや長めに切って、薄く油を引いたフライパンで炒めて、酢味噌を掛けて出来上がり。
 今日の酢味噌は中々いい感じでできました、配合は適当なので上手くいったりいかなかたり、です。


26日(木) えびす海岸

 最寄り駅で電車に乗ろうとしたら各駅停車新宿行きじゃないですか、乗るのを止めようかとも思ったけど「たまには海老名経由で行くのも悪くないな」とそのまま乗りました。
 海老名から相鉄線に乗り換える時に一本待てば必ず座れるので、パソコンを広げて日記を書こうと思ったのだけど、電車の揺れに眠くなってしまって殆ど何も掛けませんでした。
 どこにも寄らずに客先へ、デイリーヤマザキで朝食の調理パンを買うのもこれで最後かもと野菜ジュースを飲みながら今日の段取りを考えました、といっても特に段取りはないんですけどね。

 ノートパソコンを鞄から机に出してACアダプタをだそうと鞄を探ると見つからない、忘れてきたのか、人生二度目の失態ですな。
 前回は府中の現場で作業した時でした、そのときはたまたま同じパソコンの機種を使っている人がいたのでACアダプタを借りられたけど、今回は無理です。
 さて困った、今日の夜は帰宅する予定がないので、このまま明日の夜まで充電せずに使い続けるのは無理だろう、どうしようか。
 ネットで調べるとELECOMから互換性のあるアダプタが発売されていて、お店に電話してみると在庫があるとのこと、お昼休みに買いに行くことにします。

 有楽町駅には新橋駅からJRを一駅乗るのが速いのですが、その「一駅乗る」のにとても抵抗があるので、浅草線で宝町まで乗って歩くことにしました。
 宝町といえば京橋、京橋といえばらーめんダイニングど・みそ@京橋(中央区京橋)と、店内を見たら満席で入口近くに二人立って待っていましたので外で待ちました。
 食べ終わったお客さんが出てきたのでお店に入ります、すぐに左手に券売機があるので見てみると、味噌味以外に醤油味とか塩味があることに気が付きました、店名からして味噌味しか無いと思っていました。
 さっそく醤油味のボタンを押して食券を買い、一番右端の席が空いたので座り、置かれているコップに自分で水を差してしばらく待ちました。
 二人の店員さんが連携良く調理して七分かかってしょうゆこってりらーめん七百五十円が出てきました、味噌味とはだいぶトッピングが違うようです。
 スープは味噌味用に合わせているので醤油ダレではちょっとズレを感じるけど、それはこの店の味噌味と比べているからであって、他の店の醤油味に比べたらかなり旨いと感じるスープです。
 そのスープに負けない浅草開化楼製麺の平打ち麺、スープがあまり熱くないので麺は長めに茹でて柔らかめの食べ応えがちょうどいい感じです。
 分厚く大きなチャーシューが一枚、ぶっといメンマにワカメ、白髪ネギがタップリに海苔、ドンブリ中央には魚粉が盛られていました。
 ドンブリを持ち上げてグイグイと食べ進め、あっという間にスープまで飲み干してしまいました、ああ、美味しかった。

 ビックカメラ有楽町店の五階のレジで店員さんに「電話した者ですが」と伝えると、ちゃんとお取り置きされていました。
 ELECOMのノートパソコン用ACアダプタ(ACDC-TB1500BK)を四千円弱で購入、会社の経費で落とすかも知れないのでポイントカードを使わずに現金決算、何でも手に入る都会で仕事をしていて良かったです。

 有楽町駅から新橋駅まで歩く途中に何軒かの老舗ラーメン屋さんがあって、とても心惹かれていました。
 その中の一軒の西安料理シーアン有楽町店@有楽町(千代田区有楽町)へ、刀削麺がウリのお店でチェーン店ですが見るからに美味しそうな店先のポスター、戸を開けて入ると一階は満席で二階に案内されましたが二階はほぼ満席でした。
 店先のメニュを見て頼むのを決めてあったのですが、メニュを渡されると「夏季限定」と書かれたパウチが一枚入っていて、三秒悩んで方針変更しました。
 十分ほど待たされてサラダ風涼麺八百八十円、小さなドンブリにぎゅうぎゅうに詰められた刀削麺の冷やしです。
 刀削麺は一番好きな麺の形なので、見つけ次第食べているのですが冷やしはあまり見かけません、タダでさえ手間がかかるのにさらに冷やすとなると大変なのでしょう。
 サッパリしたゴマだれの香りとパクチーの香りとが猛烈に迫ってきます、その下にはトマトにキュウリにパブリカに白髪ネギと野菜てんこ盛り、さらに冷やされた蒸し鶏が乗せられていて、これでこの値段は安すぎます。
 刀削麺はというと固さの残る芯と柔らかく茹でられた外側と、いい感じに冷水で締められていてとても美味しいです、思わず顔がゆるんでいたことでしょう。
 ゆっくりと味わいながら食べたのですが、気が付けば無くなってしまっていました、いやはやごちそうさまでした。

 夜は友達を誘ってのえびす海岸、ミクシィに店長からコメントが入ったのでいてもたってもいられない気持ちになってしまい、どうしても行かなくてはと。
 今日は店長が厨房に入ってフロアは知らない新人君で、ちょっとつまらないけど仕方ないか、大山さんはどうしたんだろうか。
 三人とも日本酒好きなのでビールを頼まずに一杯目から天青、喉口すっきりの食前酒のようでとても美味しいです。
 お通しをつまみながら日本酒を飲んでいると、最初に来たのは刺身の盛り合わせ時価、一品ずつ頼むのではなく「お任せで」と頼んでおくと板さんが適当に盛りつけてくれるのでいつもこれを頼みます。
 鯛とか平目とか生シラスとか、タコ刺身とかキビナゴとかホタテ貝柱とか、さらに白海老にツブ貝、あっという間に食べてしまいました。
 薄口しょうゆがとても美味しくて、魚の味をとても引き立ててくれます。
 二杯目は天青のにごり酒、やや甘みがありますがこれも口当たり爽やか、こんなに飲みやすい日本酒ばかりだと飲み過ぎちゃうよ。
 この日特別の焼天豆六百八十円、でっかいそら豆ですが皮は食べられません、中の実はほくほくに焼けていて日本酒しか考えられない組み合わせ、いいですなぁ。
 三杯目はどうしようかと店長に聞いたら自分が酔っぱらっていて良く聞き取れず、最後の「うか」だけ聞こえたのでそれを、純米大吟醸の雨過天青、ググッと来る飲み応えのある日本酒です。
 馬刺し赤身、今日はタンがなかったので赤身にしましたがこれはこれで美味しいです。
 続けて焼はも六百五十円、刺身しか食べたことがありませんでしたが焼きもいいですね、この店ならではかも知れませんが。
 鶏の唐揚げサラダ付きを食べたあたりからだいぶ酔いが回っていて、料理の写真を撮ってはいるけど食べた記憶がありません、まあ、いつものことですが。
 島寿司と明太子玉子、さらにもう一品くらい食べたようです、殆ど覚えていませんが。

 友達が友達を呼んだのでもう一軒行こうかとWhat The Dickens@恵比寿、すぐに店が見つかりませんでしたが何とか見つけました。
 皆を二階の奥のテーブルに座らせて、カウンターでビールを買って持っていこうとしたら、階段で転んでワイシャツに思いっ切り掛けてしまいました。
 まあ、仕方ないやとそのまま放置してポテト片手に乾杯して飲む飲む、気持ちだけ先行して結果的にギネスビール一杯だけでしたけど。

 終電を遥かに見送って、最近の定宿の恵比寿シエスタへ、一泊三千三百円でしかもポイントを貯めれば一泊サービスになるのです。
 若い頃はどんなに酔っぱらっても何とかパソコンを立ち上げて日記を書いたものですが、もう今は無理、先ずは寝ました。


27日(金) 送別会

 昨日の二次会でビールを飲ませてしまったワイシャツをどうするかとカプセルの中で横になったまま、量販店で買うことにして遅刻を覚悟するか、新宿のカプセルホテルまで買いに行って始業に間に合わせるか、他に手はないか、考えました。
 いずれにしても昨日の汚れたワイシャツは着ないわけだから、ダメ元で洗ってみるかとバスルームのはじっこで洗ってみたら、目立たないほどにまでなりました。
 ほう、脂分が無いから簡単に落ちるんだ、ワイシャツの生地もポリエステルの安物だったから染まらなかったのかな、と、良く絞って最後は身体で渇かすかとホテルを出ました。
 何かを食べなくちゃと五反田駅周辺をぐるぐる回って、結局は浅草線ホーム近くのドトールコーヒー都営五反田店にしました。
 ミラノサンドB(海老とサーモンのバジルソース)三百九十円+ブレンドコーヒー二百円−セット割引三十円=五百六十円、五百円を超える朝食は高い気がします、四百円以下、できれば三百円以下にしたいな。

 金曜日の定例会は今週は通常通りに行われて、また最近の傾向通りにお昼時間に大幅に食い込んだので、「五反田で人に会う」と言って途中で抜けました。
 急いでいったら待ち合わせ時間には何とか間に合いましたが、ずらっと並んでいるじゃないですか、一番後ろに並んだけどまだ友達はまだ来ないし。
 ミート矢澤@五反田、他のハンバーグ屋はどうなっているか知らないけど(というかハンバーグ屋はこの店しか知らない)ランチで並ぶのは当たり前なのでしょうか。
 二十人くらい並んでいて最後部に一人で並ぶと後ろにも次々とお客さんが並びます、こういう状態の時に「一人だけ先に来て番をとる」のは個人的には心が痛むけど、今回に限りやむを得ません。
 一人、また、一人と集ってきて店員さんに人数を聞かれる頃には全員が揃ってほっと一安心です。
 席に着けたのは並びはじめてから四十分後でした、近場に勤務していても定常的に訪問するのは難しいですね。
 オーダーは全員フレッシュハンバーグランチ千円で三人は目玉焼き付き、生ビールを飲んでいる人が二人にオレンジジュースの人もいました。
 サラダをつまみながら話す話す、女性三人に男性二人の組み合わせで男性二人も「男の中ではお喋りな方」だとは思いますがまるっきり歯が立ちません。
 でも話題に困って血液型や星座の話しをするとか、仕事の愚痴とか誰かの悪口とか、そういう非生産的な話しでは盛り上がらないし料理も美味しく食べられませんしね。
 座ってから十六分して次々にハンバーグランチが運ばれてきました、「中がレアですがそのままお召し上がり下さい」といつもの説明がありました。
 今日のハンバーグもこれまた旨いなぁ、鉄板への盛りつけがイマイチなのもいつも同じです、さらに食べている時も食べ終わってもお喋りは続きます。
 とても長くいたような気がしましたが店を出たのは二時半近くで一時間しか経っていませんでした。

 戻ってきて簡単に資料整理をしているうちに定時になってしまいました、ありがたいことに個別に送別会を開いてくれるようなので出掛けなければなりませんが仕事が月曜日に残ってしまいそうです、仕方ない日曜日に出てくるか。

 事務所をタクシーで出て四谷へ、鈴傳という老舗の酒屋の隣りに立ち飲みが用意されています、事前の話しを聞いた感じでは角打ちかと思っていたのですが、ちょっと違うようです。
 歴史を感じさせる立ち飲み屋で以前は「宮内庁御用達」との看板も掲げてあったとのこと、マスコミの取材も多くあって有名なお店だそうです。
 きっとこの店はもの凄く懐が深いのでしょうし、通えば通うほどにその良さが分かるのだと思いますが、立ち飲みビギナーの私には「単なる安い立ち飲みやじゃないか」程度しか分かりません、自分の不徳、浅学を強く知らされる店ですね。

 十五分ほどでビールを一本飲んで店を出て、予約してもらった大平山総本店@四谷へ向かいました、大平山蔵元のお店とのことですが、あまり聞かない名前です。
 年代を感じさせる店内はその雰囲気に勝るとも劣らない女性店員さんの接客がいい感じですね、この歳になってやっとこういうお店の良さが分かるようになってきました。
 ビールは飲んだので日本酒から、そこそこの吟醸、大吟醸が揃っていてどれにするか迷うほどです。
 秋田料理を標榜するだけあって鶏肉は全て「比内地鶏」の用です、ちなみに「比内鶏」は天然記念物に指定されているほど貴重なので食べられません。
 一品目は比内地鶏の刺身盛り合わせ七百五十円、砂肝、ささみ、レバーが奇麗に捌かれて盛りつけられていました。
 比内地鶏のぼんちりは「ぼんちりってこんなに大きかったっけ」とビックリしました、脂身たっぷりでナンコツも入っていました。
 値段を見てびびったのですが、「どうぞ」と進められたので「それじゃあ遠慮なく」と頼んだ特大岩牡蠣九百五十円、一口では食べられない大きさでとても美味しかったです。
 焼き魚ということでハタハタの三五八漬け六百八十円、なんか胸のあたりがメチャクチャふくれているから箸で割ってみたら玉子がたっぷりと出てきてビックリ、ハタハタというと細身の塩焼きしか知らないので雌は初めてでした。
 この間に日本酒を次から次へと飲んだのですが、どうも中途社員さんとは日本酒の飲み方が合いません、どちらが良いとか悪いとかの話しではなく、飲み方の問題です。
 私は「自分の酒は自分で注ぐ、(相手も)飲みたかったら自分で注いで飲め」の考え方で、お猪口に半分だけ残して「グイッと」飲み切ってから次を注ぎたい人です、可愛い女性や妙齢の女将さんにでさえ注いで欲しくなくて自分で注ぎます。
 彼は「酒は切らすな」の考え方で、一口でも減っていればドンドン注いで周り、お銚子が空になればすぐに追加を頼む飲み方です、この飲み方だとお勘定の時には日本酒が並々と注がれているお銚子が並ぶことが多い気がします。
 今まではお客さんとして一緒に飲んでいましたので私が合わせていましたが、今後、友達として一緒に飲むようになれば、飲み方が合わない人とはあんまり気が進まなくなりそうで、ちょっと残念な気持ちです。
 最後は店員さんがずっと「美味しいから食べて見て」と勧めていたガサ海老のから揚げ六百八十円、確かに旨いわ。
 今日はにっこり笑ってご馳走になりました、来月からは疎遠になってしまうかも知れませんが、頑張って下さい。

 四谷から中央線に乗れれば新宿まで一駅、余裕でロマンスカーに間に合って帰宅しました。


28日(土) 下田の紫陽花祭り

 子供達のバレーボール部の合宿が下田で夏と冬の年二回あり、よほどのことがない限り私が送り届けています、帰りは社会勉強がてら電車で帰ってきます。
 四時半に起きて五時二十分頃の学校集合です、これがなければ昨日は終電まで飲んでいました。
 早く寝るとか何とかではなく、起きようと思えば人間は起きられるのが不思議です、目覚ましが鳴る前に目が覚めているし。
 何とか身体は起きましたが身体が重いことは変わらずに眠くて仕方ありません、途中で一回休憩してしまいました。
 運転が悪かったせいもあって子供達は車酔いしてしまいました、それでもなんとか合宿会場の体育館に無事着きました。
 子供達を降ろして一息付いてふと芝生を見るとネジバナが群生しているじゃないですか、これはいったいどうしたことでしょうか。
 ハジッコの二本を根が生えている泥ごと掘り出して持ち帰ることにしました、庭に植えておけば来年また花を咲かせるかも知れません、そうしたら「ネジバナの現物を見たことがない」という友達に株分けできるかも知れないし。

 下田港まで戻って下田の紫陽花祭りに行ってみました、港にクルマを停めて渡し船で向かうルートもあるみたいですが、下田海中水族館の近くに会場である下田公園に向かう道があるらしく、カーナビを頼りにクルマを走らせました。
 駐車場代五百円位を覚悟して海中水族館の駐車場に車を停めようとすると、有料ゲートも管理人さんもいなくて無料のようです、これは助かりました。
 入口にある案内図を見ると一筆書きのルートはなさそうです、それでもぐるっと回ってこれる様に坂を登り出しました。
 登り坂の両側に沢山の紫陽花が咲いていて、さすが十万株の名に恥じないと足を進めると、登り切ったあたりの平地には数え切れないほどの紫陽花が咲いています。
 ほぉ、としばし見とれて遊歩道を進むと突然視界が開けてその左手の山肌には雪崩のように覆い被さってくる紫陽花、足が止まってしまいました。
 「これはすごい」と口走っていたと思います、今、この、目の前だけで万を超える紫陽花が咲いているのではないでしょうか、
 またしばらく動けませんでした、はっと我に返ってから夢中でカメラを向けました。
 それからも圧倒的な花、花、花、写真だけでは上手く伝えられないだろうから一分ほどの動画を何本か撮りました。

 一時間以上の間、紫陽花に包まれていました。
 山を降りて帰路に付きました、いつも立ち寄るお店のあたりがちょうど十一時頃かと思いましたが、途中、どうしても眠くなってしまって一時間ほど仮眠したのでお店に着いたのは十二時を過ぎていて駐車場は満車でした。
 吉田家伊東本店@静岡県伊東市、いつもは十一時過ぎの開店直後だから空いていたんですね、ランチタイムは外待ちするくらい混んでいるじゃないですか。
 券売機で食券を買って店員さんに渡すと人数を確認してからカウンター席を案内してくれます、味の好みは伝えませんが「カタメで」とカスタマイズしているお客さんも多く、子供用に「ラーメンのみ(トッピング無し)」を頼んでいるお客さんもいました。
 厨房を見ると店主さんは寡黙に両手を下げて若い店員さんを見守っています、目尻が似ているので息子さんかも知れません、跡継ぎですかね。
 麺茹でからスープの配合を一杯一杯が店長さんへの試験のように真剣に、そしてお客さんへの一杯は永遠に真剣勝負で、良い顔つきです。
 店長さんは盛りつけをしてお客さんに配膳していました、その二人を見守っているのは私だけではなく地のお客さんもみんなですね。
 さて、前回は塩味と味噌味を食べたので今日はラーメン七百円にしました、基本の醤油味ですね。
 スープはトンコツと醤油がちょっと離れているな、ちょっとだけだからおろしニンニクを足せばバッチリ、ほうらね。
 麺はやっぱりカタメコールをした方がよかったかも知れませんが、この平打ち麺はこれはこれで美味しいですね、ツルツルっとね。
 生キャベツがいいですねぇ、大きめのチャーシューはぱさぱさタイプなので良くスープを吸わせて食べるんです。
 ほうれん草と海苔は家系の証、並盛りではあっという間に食べ終わってしまう、前回同様にお代わりしようかとも思いましたが外待ちしているお客さんがいるから今回は見送りました。
 ごちそうさまでした、また、食べに来ます。

 さて、まだまだ二時間以上走らなければなりません。
 今までは素通りしていた熱海の街でどこか寄っていこうとケイタイで調べてみると、達人おすすめの店があったのでクルマを向けると外待ちしています、そんなに流行っているんですか。
 わんたんや@静岡県熱海市、近くのコインパーキングに停めて向かってみると並びが無くなっていました、自動ドアを入ってみると四人掛けテーブルは三つとも一杯、カウンター八席は奥の二つを除いて一杯でした。
 スタンダードのラーメンが六百円でしたので百円足して屋号にもなっているワンタンメン七百円、もうもうに湯気を上げて運ばれてきました。
 昔ながらの伝統的な醤油ベースの鶏ガラスープは食べる人をホッと落ち着かせます、家族連れで食べに来るのも頷けますね。
 やや縮れた丸い細麺はモグモグとと食べられていい感じです、私もこういう麺でラーメンを覚えたかったなぁ。
 海老にすり身を潰して入れてあるしっかりとしたワンタンは四つも五つも入っていて、これで百円増しはお得です。
 チャーシューは相当手を掛けて作ってありますね、このチャーシューをつまみにビールを飲んでみたいですよ、メンマと長ネギの輪切りは普通でした。

 さてさて、海岸沿いの観光高速道路を避けて東に登っていき、小田原を過ぎたあたりでカーナビが大渋滞を知らせたので曽我梅林の方に迂回して帰りました。
 帰ってきてからは写真の編集、数多くとってきた時はトリミング無しで雰囲気だけ伝える作戦としました。


29日(日) キャラメルボックス千秋楽

 今日は夕方に新宿で観劇なので少し早めに家を出て客先で仕事をするかと、それまでの移動時間でどこで何を食べるかをあれこれと妄想します。
 九時前には家を出て、雨が降っていたのでバスで行くかとバス停に向かうと目の前でバスは走り去ってしまいました、日曜日なので一時間に三本くらいしかないので仕方なく駅まで歩きました。
 五反田駅まで行く間に何度も、駅に着いてからもしばらくお店を検索していましたが、観劇の時間が気になるので近場のお店にすることにしました。
 日曜日に営業しているお店となるとチェーン店が多いのですが、なぜか今日まで未食だった喜多方ラーメン坂内小法師(こぼし)西五反田店@五反田(品川区西五反田)ホームページ)、五反田には喜多方ラーメン坂内が二軒あるのですがもう一軒は食べています。
 ほぼ開店と同時なのに既に二人のお客さんが入っていて三番目、五反田には日曜日出勤の会社が多いのかな。
 冷やしメニュが二つあって一つは通年のメニュなので残りの中華風冷やしラーメン七百三十円にしましたが、別に張り紙されていたメニュが「今月いっぱい」のメニュだと知ったのは事務所でホームページを見ていた時でした。
 腰のある平打ち麺の冷やしは絶品だといつも思っていて、薄めの醤油ダレとベストマッチ、上にはキュウリの細切りがタップリでさらに上に紅生姜が乗せてありました。
 周りにはメンマと柔らかく美味しいチャーシュー、以前にもう一軒の喜多方ラーメン坂内で食べた時はチャーシューが別皿でしたが、今日のは全てお皿に盛られていました。
 ここまではいいんですが、長ネギの輪切りはどうなんでしょうか、横に外しておきたいくらいですね。

 客先で仕事、一時間で終わると思ったけどトラブルと二時間はかかると構えていたら三十分で終わりました。
 その後、あれこれと残務処理をすませて事務所を出ました。

 新宿の会場に着いて見るとまだ開演時間までだいぶ余裕があります、それじゃあと近場のお店に行ってみるかと雨の中をテクテクと歩いて新宿長崎や@歌舞伎町一丁目香名屋(かなや)@新宿歌舞伎町一丁目の隣にあります。
 階段で二階に昇っていくのは店に入りにくいなぁと思って入っていくと、四人掛けテーブル二卓ともお客さんがいるし、カウンター席は一人置きに半分の四人が座っているし、意外や意外に流行っている店なのかも知れません。
 メニュは長崎チャンポンと皿うどんで、味噌味とかピリ辛とかのレパートリーがあります、他はあとはチャーハンとか麻婆豆腐とかアルコール類の置いてあるたっぷり飲めるラーメン屋なんですね。
 頼んだのは長崎チャンポン六百三十円、六分ほどで出てきました。
 この具だくさんにして炒めたチャンポンは好きなメニュの一つで、モヤシ、キャベツ、キクラゲ、ハクサイ、ニンジン、等の野菜にハム、豚肉、アサリ、練り物とホント美味しいです。
 トンコツスープはやや薄めながら全体としては問題ありません、麺がやや細麺だったのはちょっと残念、それでも飲みにくい大ぶりの柄杓でスープをだいぶ飲みました。

 さて、新宿シアターアプルでキャラメルボックスのハーフタイムシアター「ハップルベリーにさよならを」、始まります。
 たった一時間のシアターでも会場は満席で、通路に座布団を敷いて座っている当日券のお客さんも大勢いました。
 とっても考えさせられる内容で、神田川を下ると有名なつけ麺屋さんの前を通るんだよな、とか、おそらく七百人超の観客のなかでたった一人考えていました。
 劇が終わってからは東京公演千秋楽ということと、ここシアターアプルでキャラメルボックスは十八年に渡って公演したということ、そして今年いっぱいで(コマ劇場と共に)シアターアプルが閉館してしまうと言うこと、私にとっては初めてのシアターアプルでしたけどね。
 もう一方のハーフタイムシアターの役者もカーテンコールに出てきましたし、裏方で今回は参加していない役者さんも出てきたし、最後には原作者の成井さんも出てきて挨拶してくれたし。

 見終わって新宿駅に立ち寄って立ち飲みわおん@小田急線新宿駅構内で軽く一杯飲んでいくかと。
 生ビール四百円に鶏ももから揚げ三百円、から揚げは注文が入ってから揚げてくれます。
 劇場でもらったパンフレットを見ながらのんびりと三十分ほど過ごしました。

 「座れるまで一本待って帰るのも何だなぁと来た電車に飛び乗って、そういうえばずっと行こうと思っていました、とのお店をケイタイで探して定休日と営業時間を確認しました。
 麺の心@登戸(川崎市多摩区)、前回も大雨の中を来たのですがそのときは臨時休業でした、今日はちゃんと営業されています。
 ガラッと入ると目の前が厨房でその周りに十席ほどのカウンター、右手に券売機がありますが、その周りにはメニュが説明された貼り紙がたくさん貼ってあります。
 いくつか気を引くメニュもありましたが、先ずはスタンダードということで心麺六百五十円にしました、左手前から席が埋まっているので右手奥の厨房目の前の席に座りました。
 五分ほど経ってラーメンが真っ白い厚手のドンブリによそられて目の前に置かれました、プーンといい香りです。
 トンコツスープは濃厚一歩前という感じでこれはこれでありでしょう、極細麺は中々いい感じで気が向けば百五十円で替え玉してもいいかなと思います。
 直前にフライパンで温められたチャーシューは柔らかくて美味しい、細切りキクラゲと博多ネギがたっぷり振り掛けられています、さらに海苔の上にカツオ餡がかかっています。
 このカツオ餡が素敵で、スープに溶かさないで少しずつ麺に絡めて食べるのですが、とても美味しいのです。
 あっという間に食べてしまって、なんとなく他の人が食べている太麺のメニュが食べたくなって券売機に向かいました。
 券売機の周りにはメニュの説明がたくさん書いてあって麺の太さも説明されているのですが、ついついうっかりつけ麺を選んでしまい、麺は先のラーメンと同じ細麺でした。
 味噌ピリ辛つけ麺八百円、麺量は二玉で340gとの説明がありました。
 ツケダレにはネギがたっぷり掛けられていて豆板醤が少しに味噌がタップリのあっさりタイプ、麺を漬けて食べるととても美味しいです。
 麺皿には先のラーメンと同じチャーシューと海苔とカツオ餡、固ゆで玉子が半身乗せられていました。
 中々美味しいのですが、さすがに途中から味に飽きてきて、テーブルにあった酢をタレに入れてしまいました、なんとか全部食べてごちそうさまでした。

 帰りは各駅でのんびりと帰りました、ふう、日曜日に出掛けると月曜日が近いな。


30日(月) 泉岳寺の客先、最後の日

 この日が来ることを考えたことがなかったわけではありませんが、実際のその日になると何をしたらいいのか戸惑ってしまいます。
 仕事としてやり残したことはたくさんありますが、それはそれ、後はよろしくと伝えてあるので残りは食べ物屋と言うことになります。
 この地に赴任になった時に初めて行ったお店に行くのが筋ですが、今回に限り止めてつるそば@五反田に行きました。
 何人もの店員さんが働いているのですが、朝はローテーションのようで今朝の人で三人目かな、もう「ネギ多め」を覚えてもらう必要もないしね。
 冷やしも始まっていましたが、今日もきょうとでかき揚げそば四百五十円、汁も全部飲んで美味しく頂きました。

 午前中は簡単な資料作り、それが終わるとお昼なのですがあんまりお腹が空いていません。
 そうは言っても午後は長いので、最後を締めるにふさわしいラーメン屋さんということで花のもつ平@泉岳寺(港区高輪)へ行きました。
 一時を過ぎた時間なのに店内は半分くらいのお客さんがラーメンを食べていて、自分が座って待っていると次々とお客さんが入ってきました。
 最後に選んだのは坦坦つけ麺八百円、担々麺の定義とは微妙に異なるのですが、美味しければいいと言うことで。
 ツケダレには辛味味付け挽肉と刻み青ネギがたっぷり入っていて、レンゲで一口飲んだ感じでは中々いい感じです。
 しっかりと水切りされた中太麺はとても美味しいです、食べるたびに「大盛りにしておけば良かった」と思うのですが次に食べる前に必ず忘れています。
 麺皿には細切りされたチャーシューと茹で上げられたほうれん草と、そのまま食べても旨いし、ツケダレにくぐらせても上手いし。
 いやはやごちそうさまでした、泉岳寺で降りるようなことがあったら必ず寄りたいと思います。

 午後の打ち合わせが終わって戻ってくると、机の横に細長い手提げが置いてあり、「お荷物になるかとは思いますが、お世話になりましたので」と書き置きがありました。
 美味しそうな赤ワインとドライアイスと一緒に大きなチーズが入っていました、色々な現場を渡り歩いてきましたが、撤収する時に何かをもらったのは初めてです。
 赤ワイン、どんな味がするのかなぁ、家に持って帰るべきでしょうけど、友達とパッと飲んでしまうのもいいかな、と。
 さて、どこからも送別会の連絡が入らないのであちこちに連絡して「ぱっといこうぜ」となんとか約束を取り付けたら、急に「飲みに行こうか」と客先から声を掛けられました。
 よく分からないけど、定時でさっさと帰っていたら何もしないでお別れ、ってことだったような気がします、その程度のことなら断ろうかと思いましたが、まあそれも大人げないので。

 四人で出掛けたのでタクシーで乗り付けたのが渋谷道玄坂中腹にある沖縄料理 すっぽん 渋谷 ダイニングバー千里@渋谷、色々と話しは聞いていましたがちょっと分かりにくい場所にあるんですね。
 お客さんと店員さんが知り合いと言うことで色々と美味しそうな料理を勧めてくれます、というより、定番メニュ以外の「本日のおすすめ」が書かれた半紙や黒板があればそれでいいんですが。
 最初の一品が平豆、茹でてあるのか蒸してあるのか分かりませんが、ほんのりとした夏味が中々美味しいですね、ビールが進みますよ。
 沖縄料理屋だと言うことで昔取った杵柄をフルに活用して次々と頼んでいた中での最初の一品は豆腐よう、沖縄豆腐のチーズという感じで濃厚にしてじんわり来る味わいがいい感じです。
 次がすくがらす、豆腐の上にアイゴの稚魚の塩漬けを乗せた料理なのですが、沖縄本島で食べる料理と見た目だけが同じで中身は別物、かなり美味しい味付けになっています、言い方を変えれば関東風の好みに味付けてある感じです。
 土地の料理は土地の味で食べたい私にとってちょっとガッカリです、苦みも味のアンバランスも変な脂もどれもこれも「土地の味」だと思っていますので。
 海ぶどうのシーザーサラダもそうで、こんな食べ方は沖縄の人は絶対にしません、ただ、このお店に来るお客さんは誰もが沖縄料理を食べたことがあるわけじゃないので、これはこれでいいとは思います。
 島らっきょうもかなり上品です、それとも今まで私が食べていた口がひん曲がるほど辛い島らっきょうがニセモノなのでしょうか。
 ビールが終わったので久米仙を、一杯飲んだらかなりいい感じで、最終的にはロックでグビグビ五杯くらい飲んだような気がします。
 さて、沖縄料理だけではないお店なので刺身盛り合わせが出てきました、今朝、築地から仕入れたとのことで、初鰹、鯛、ハマチと飾り包丁の入ったキュウリも添えられていましたが、プラスチックの黒い四角なお皿では刺身の良さが引き立ちません。
 ゴーヤを食べたいと思って味噌味ゴーヤチャンプルー、あっさりめの白味噌に上手く合わせてありますけど、ゴーヤの味はどこへやら。
 天ぷら盛り合わせ、アスパラとかき揚げを塩で食べましたが相当いい油を使ってあげてあります、日曜定休で月曜日の一番客なので油も初めての料理だったからかも知れません。
 ラフティーは大きな器にきれいに盛りつけられていました、「豚肉のうま煮沖縄風」と言われたらああそうですかという思うほどの旨さです。
 ぐるくんのから揚げ、沖縄でのから揚げは頭から背中に掛けて開いてありますが、ここのは「あじのお造り」のような奇麗から揚げです。
 ラストはからすみ、私はずっと久米仙を飲んでいましたが、皆は菊の露の古酒版を飲んでいました、それもそれで美味しそうでした。

 荷物があるし、万が一のことを考えて新宿駅からロマンスカーで帰りました。


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