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衆院選候補公募、中川郁子氏が応募へ

2011年07月04日 14時44分

 自民党道11選挙区支部が実施している正支部長公募は、11日の受け付け締め切りまで1週間となった。次期衆院選の候補予定者を決める同支部初の試みで、現時点では出馬に意欲を示している故中川昭一元財務・金融相の郁子夫人(52)が約20人の推薦人のめどを付け、近く応募する方向となっている。中川郁子氏以外では、応募に向けた具体的な動きは表面化していない。

中川郁子氏

 公募は自薦で受け付け、十勝にゆかりがあり、20人以上の推薦人(十勝在住者)がいることなどが条件。6月10日から1カ月間の募集期間を設定した。選考委員会(高橋猛文委員長)を中心に小論文などの書類審査や面談を行い、「勝てる候補」を基本に選考作業を進める。今月中の正式決定を目指している。

 中川郁子氏は昭一氏の一周忌が終わった昨年12月、旧中川後援会の関係者の集まりで、次期衆院選に出馬する意欲を示し、4月の統一地方選でも自民党が公認・推薦する候補の支援活動を行っていた。

 旧中川後援会の古参支援者や女性グループが出馬を促しており、4日からは郁子氏本人が管内を回って推薦人名簿への署名集めに動いている。関係者によると19市町村から幅広く推薦人を求め、条件の20人のめどは付いているという。

 衆院選候補の公募は党道連の方針に基づく措置。道連は昨年7月の参院選道選挙区でも候補を公募し、擁立した長谷川岳氏が94万票でトップ当選していた。正支部長が空席の道内選挙区を対象に開かれた形で次期衆院選候補を選考し、有権者にアピールする狙いがある。

 公募は道11区支部が他選挙区の先駆けとなるが、同支部によると4日午前段階で応募はなく、内容照会も1件にとどまっている。党関係者の間には「出来レースと言われないよう複数候補から選びたい」との声もあり、同支部は幅広い応募を呼び掛けている。

 公募概要は党帯広支部のホームページ(http://www.tokachi-jimin.jp/)に公表している。

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