2011年 7月 11日
球児たちの夏 高校野球香川大会が開幕
球児たちの熱い夏がやってきました。夏の高校野球香川大会が11日開幕しました。東日本大震災から4カ月、選手宣誓には被災者を元気づけたいという思いが込められていました。高松市のレクザムスタジアムで行われた開会式。強い日差しが照りつける中、今大会のスローガン、「がんばろう日本」の横断幕を先頭に去年の優勝校・英明や今年の春のセンバツに出場した香川西など参加40校の選手たちが元気よく行進しました。そして、選手宣誓は高松西の土橋祐一キャプテンが行いました。甲子園をかけた球児たちの戦いは1試合目から白熱します。英明と三本松との対戦。投打に勝る英明が5回までに6点を挙げて、試合を有利に進めますが、三本松も粘りを見せます。5点差で迎えた最終回に2本の犠牲フライで2点を返し、3点差。しかし、追い上げもここまで。8対5で英明が初戦を突破しました。香川大会は順調に進めば今月25日に決勝戦が行われます。一方、岡山大会は13日開幕します。

岡山市で強盗殺人未遂事件 男を逮捕
岡山市で金を奪おうと住宅に侵入し、包丁で女性に切り付けてケガをさせたとして、66歳の無職の男が強盗殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは岡山市北区大安寺東町の無職片山忠義容疑者(66)です。警察によりますと片山容疑者は10日午前9時50分頃、金を奪う目的で岡山市北区の住宅に客を装って侵入し、応対した82歳の女性に殺意を持って包丁で切りつけた疑いです。女性は首などに全治約2週間のケガをしました。警察では現場付近の聞き込みなどから片山容疑者を割り出し逮捕したものです。警察によりますと片山容疑者は女性の夫が家主だった借家に約10年前に入居していたということです。取り調べに対し、片山容疑者は「通帳を奪い取ってやろうと思って包丁で切りつけた」と容疑を認めているということです。

サマージャンボ宝くじ発売
1等、前後賞合わせて3億円が当たるサマージャンボ宝くじが、11日、全国一斉に発売されました。このうちJR岡山駅前の売り場では、発売を待ちわびた人たちが早速買い求めていました。今年のサマージャンボ宝くじは1等2億円が26本で、これに前後賞5000万円がついて3億円となります。また、2等の1億円も26本あり、52人の億万長者が誕生します。このほか、1万円が当たるラッキーサマー賞は52万本用意され、多くの人が当選の喜びを味わえます。サマージャンボ宝くじは今月29日まで販売され、来月9日に抽選が行われます。

ピアニスト富田珠里さん高松市観光大使に
高松市の観光大使に地元出身のピアニスト富田珠里さんが選ばれ委嘱式が行われました。観光大使に委嘱されたのは高松市香川町生まれでドイツデュッセルドルフ在住の富田珠里さんです。富田さんは去年開かれた第2回高松国際ピアノコンクールでセミファイナリストに選ばれ現在、ドイツをはじめヨーロッパ各国で活躍しています。委嘱式では高松市の大西市長が「ぜひドイツで高松市をPRして欲しい」と依頼しました。これに対し富田さんは「大変うれしい。音楽を通じてできることをして行きたい」と答えました。高松市観光大使は1996年に設けられ、富田さんを含む185人が就任しています。富田さんは今月14日に高松市で震災復興チャリティコンサートに出演します。