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【プロ野球】

佑ワースト 4回KO

2011年7月12日 紙面から

日本ハム−楽天 4回表に連打を浴び勝ち越しを許す3失点で、悔しそうにベンチに戻る斎藤=札幌ドームで(由木直子撮影)

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◇楽天5−3日本ハム

 3勝目が遠い。中11日で先発した日本ハムの斎藤は4イニングで4失点で連敗。4月24日の楽天戦(ほっともっと神戸)以来78日ぶりとなる勝利はならなかった。

 自慢の、ゲームをつくる能力がこの日は影をひそめた。2回に併殺崩れの間に先制を許したが、3回に新外国人スケールズの来日初本塁打となる2ランで逆転。本来の斎藤なら立ち直るところだったが、続く4回にエラーも絡んで一挙に3点を失い、再逆転を許してしまった。「しっかりこっちに流れを持ってくることができなかった。5回持たなかったのは悔しい」。梨田監督も「ボールがもうひとつ動いていなかったし、立ち直るきっかけを感じなかった」と、故障のため1イニングで降板した5月8日のソフトバンク戦(札幌ドーム)を除けば最短の4回で交代を決断した。

 斎藤が「自分としては内野の間を抜ける当たりに関しては良しとしています」と話したように、4回のガルシア、嶋のヒットのようにコースに飛んだヒットも多かった。それでも、デビューから2連勝した時の神通力が薄れているのも事実。「前半の2勝は運が良くて勝ったもの。(次は)実力でつかみとっていかないといけない」と斎藤。次回は予定通り17日の西武戦(札幌ドーム)に登板する見込みだが、コマの豊富なハム投手陣だけに、結果を求められるマウンドになりそうだ。 (臼杵秀之)

 

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