臨時増税 賛成と反対がきっ抗
K10041423411_1107120622_1107120624
NHKニューストップへ
※ すべての機能を利用するには、JavaScriptを有効にしてください。

臨時増税 賛成と反対がきっ抗

7月12日 5時16分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

NHKの世論調査で、政府の復興構想会議が東日本大震災の復興財源として検討するよう提言した、基幹税を中心とした臨時増税の賛否を聞いたところ、「賛成」が29%、「反対」が28%ときっ抗し、「どちらともいえない」と答えた人が全体の3分の1余りに上りました。

NHKは、今月8日から3日間、全国の20歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行い、調査対象の65%にあたる1102人から回答を得ました。まず、松本前復興担当大臣がみずからの発言の責任を取って辞任したことをどう思うか聞いたところ、▽「辞任は当然だ」が53%、▽「辞任はやむをえない」が28%、▽「辞任する必要はなかった」が12%でした。次に政府の復興構想会議が東日本大震災の復興財源として検討するよう提言した、所得税や消費税など基幹税を中心とした臨時増税の賛否を聞いたところ、▽「賛成」が29%、▽「反対」が28%ときっ抗し、▽「どちらともいえない」と答えた人が36%でした。また、菅総理大臣が退陣の条件の1つに挙げた、再生可能エネルギー買い取り法案について賛否を聞いたところ、▽「賛成」が23%、▽「反対」が21%で、▽「どちらともいえない」が47%と半数近くに上りました。さらに、低所得者などへの社会保障を拡充する一方、財源として2010年代半ばまでに消費税率を段階的に10%まで引き上げるとした、政府・与党の一体改革案に対する評価を聞いたところ、▽「大いに評価する」が5%、▽「ある程度評価する」が43%、▽「あまり評価しない」が30%、▽「まったく評価しない」が15%でした。