東日本大震災から4か月がたつなか、ニューヨークの繁華街タイムズスクエアでは、広告のデザインを勉強しているアメリカの学生たちが制作した「日本に思いをはせよう」というビデオメッセージが映し出されました。
これは、広告のデザインやマーケティングなどを勉強している学生たちが、東日本大震災から4か月がたったことに合わせて制作したもので、11日、タイムズスクエアに設置されている縦・横12メートルの電光掲示板に映し出されました。30秒の作品は「ここではみんながせわしなく歩いていますが、お願いしたいことがあります」という英語で書かれたメッセージで始まります。そして、日の丸のようなデザインの太陽とともに、「立ち止まって、1分間日本に思いをはせましょう」というメッセージで締めくくられます。電光掲示板の前には、ビデオメッセージを制作した学生たちが集まっていて、「世界は被災地を忘れていないというメッセージを表現したいと思いました」とか、「最後に現れる太陽には、日本の復興を願う意味を込めました」などと話していました。このビデオメッセージは、この日一日中、1時間に2回ずつ映し出されるということです。