世界中で過労死が1番多い日本。命の価値とは?仕事の意味とは? 今、考え直す時ではないでしょうか。過労死はみんなの問題です。 “過労死”命名者、研究者、遺族らを迎え、意見交換しみんなで考えましょう。
「過労死」の命名者 |
◆上畑鉄之丞(ウエハタテツノジョウ)
http://www.karoushi.jp/
過労死・自死相談センター代表。杏林大学医学部衛生学教室助教授、 国立公衆衛生院疫学部成人病室長、同院次長、聖徳大学教授を経て、 2005年に過労死・自死相談センターを設立。医師として過労死・過労自死問題に取り組む。 過労死の先駆的研究者にして「過労死」の命名者でもある。著書に『過労死サバイバル』 『過労死の研究』『過労死とのたたかい』など多数。 |
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過労死に取組む弁護士 |
◆岡村親宜(オカムラチカノブ) http://karoshi.jp/index.html 弁護士。日本労働弁護団副会長、自由法曹団団員、 日本労働法学会会員、日本労働弁護団労災研究会代表、ストレス疾患労災研究会代表世話人、 過労死弁護団全国連絡会議代表幹事、東京過労死弁護団代表、働く者のいのちと 健康を守る全国センター副理事長。労災職業病問題に取り組む。著書に『過労死・過労自殺救済の 理論と実務』『激増する過労自殺』『労災補償・賠償の理論と実務』など多数。 |
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過労死を考える家族の会結成者
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◆馬淵郁子(マブチイクコ/Ikuko M.Canlas) http://www17.ocn.ne.jp/~karositk/kazokukai_001.htm 1988年、海事鑑定人だった夫のQuintin K.Canlasさんが虚血性心疾患で過労死。 1990年認定を勝取る。同年に東京過労死を考える家族の会、 1991年に全国過労死を考える家族の会を結成。 同時に全国家族の会篇で『日本は幸福か』出版。1997年、全国家族の会篇 『死ぬほど大切な仕事ってなんですか』出版。1996年労災就学等援護費不支給取消し訴訟、 東京地裁提訴。2003年当訴訟が行政処分に相当するという最高裁勝訴判決後、 次の2点を厚労省交渉により獲得:2008年就学援護費は遡及支給に改定、また通信大学生に も就学援護費支給拡大。現在も過労死認定・裁判闘争、遺家族の相談・支援活動に取組む。
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医療現場の命の問題改善の為活動 |
◆中原のり子(ナカハラノリコ) http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakahara/index.html 1999年、小児科医だった夫の中原利郎さんが勤務先病院から投身自殺。2007年労災認定されるが、 病院側の安全配慮義務違反等を東京高裁は認めず賠償責任を否定。これに対し高裁判決の見直しを求め、 2008年最高裁に上告受理申し立てを行った。日本の医療の改善、医療で働く医療従事者、 患者さんたち、働く人たちに共通する命の問題改善を訴えている。 |
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映像ディレクター |
◆土屋トカチ(ツチヤトカチ)さん http://tokachi.jugem.jp/ http://www.h5.dion.ne.jp/~tokachi/ 1971年京都府生まれ。 龍谷大学法学部卒。新聞配達員、書店員、工場工員、日雇い労働等を経て99年より映像制作を始める。 現在、映像グループ ローポジション所属。主な作品『ネオンホール/マーガレットズロース』(04年)、 『たのしき われらが楽生院』(06年)、『フツーの仕事がしたい』(08年)。 川崎市在住。昨年、リアル『蟹工船』として衝撃を与えた労働問題を扱ったドキュメンタリー映画『フツーの仕事がしたい』、 当日会場にてこの映画の一部と土屋監督のインタビューをご覧いただけます
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イタリアのジャーナリスト |
◆ピオ・デミリアイタリアの http://giappio.blogspot.com/ イタリアのテレビ局・新聞・雑誌の日本特派員。日本の社会に精通している。
労働問題についても強い関心を持ち、数多く取り上げている。
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会場
武蔵野商工会議所の市民会議室 (4階) 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-7
交通: JR中央線吉祥寺駅下車 北口 徒歩5分 TEL: 0422-22-3631(代) FAX: 0422-22-3632