検事正コラム
 
 佐久間 達哉 さ く ま たつや
   大津地方検察庁検事正
昭和31年生まれ
昭和58年検事任官
 法務省刑事局刑事課長,東京地方検察庁特別捜査部長等を経て,平成22年7月から現職
 
新年度を迎えて
 昨年7月に当庁に着任してから9か月が経ちました。
 この間,真っ向から犯人性が争われた殺人事件を含む5件の裁判員裁判において,ほぼ所期の成果を上げることができました。
 改めて,裁判員・補充裁判員の皆様や裁判員候補者として出頭された皆様の裁判への御協力に御礼申し上げます。
 また,その他の事件の捜査処理や裁判もおおむね順調に推移していると考えています。
 さて,検察は,昨年の大阪地検特捜部における一連の不祥事により,国民の信頼を大きく損ないました。
 信頼を取り戻すためには,公益の代表者であるという検察の原点に常に立ち返り,基本に忠実に日々の事件に対処していくことが何より重要であり,当庁の職員一同,そのような姿勢で信頼回復に努めていく所存です。
 幸い,当県の犯罪情勢は比較的安定していますが,それでも被害者保護のために大きく報道されないものも含め,許し難い凶悪犯罪が時に発生するなど,楽観を許さないものがあります。
 今後とも,警察を始めとする関係機関と一致協力しながら,地域の安全・安心のために努力して参りますので,御理解・御支援をお願いします。